※当記事は、2022年6月5日(日)時点の公開情報に基づき執筆しています。
魅力あるサービスサイトが続々と登場している不動産投資型クラウドファンディング。
2022年1月から新規案件の募集を開始するMr.FUNDMAKERも、そんな不動産投資型クラウドファンディングサイトの一つです。
投資先を選ぶには、その特徴をよく知っておきたいもの。
そこで今回は、Mr.FUNDMAKERの魅力や投資メリットなどについて解説していきます。
目次
不動産投資型クラウドファンディング「Mr.FUNDMAKER」の概要
出典:Mr.FUNDMAKER
不動産投資型クラウドファンディングサイトは、運営元の不動産会社の規模や立地によって取り扱う不動産の規模や種類が異なります。
Mr.FUNDMAKER(ミスターファンドメーカー)の運営会社である不動産会社は、どういった会社なのでしょうか?
運営会社概要
会社名 | Mr.LAND株式会社(エムアールランド株式会社) |
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(外国人向け不動産事業呼称:ミスターランド) | |
代表取締役 | 名塚 令 |
所在地 | 東京都千代田区麹町一丁目7番地2 相互半蔵門ビルディング 10階 |
設立 | 1988年9月1日 |
資本金 | 7,500万円 |
売上高 | 30億1,400万円(2021年6月期) |
社員数 | 40名 |
免許番号 | 宅地建物取引業 東京都知事(8)第55474号
不動産投資顧問業 一般-第1353号 小規模不動産特定共同事業 東京都知事(1)第10号 |
事業内容 | 売買及び仲介事業
外国人向け不動産事業 不動産に関するコンサルティング事業 不動産リノベーション事業 不動産の管理及び賃貸借事業 各種保険代理業務 不動産投資顧問業 不動産特定共同事業 |
Mr.LAND株式会社は、創業から30年以上を経過した不動産会社です。
東京を中心に、外国人向けの物件などを多数扱っています。
また、不動産売買だけではなくリノベーション事業も手掛けています。
Mr.FUNDMAKERの案件の特徴
運営会社であるMr.LAND株式会社は、創業30年以上と実績のある不動産会社です。
ここでは、Mr.FUNDMAKER(ミスターファンドメーカー)ではどのような案件が扱われるのかについて解説します。
案件の特徴
- マンションに限定しない多様な物件を扱う
- 中古物件を再生する案件を扱う
- 社歴30年以上の不動産会社が見定める高い収益性のある物件を運用する
特徴①:マンションに限定しない多様な物件を扱う
Mr.FUNDMAKERから公開されている案件は、2021年12月末時点ではまだ1号案件だけです。
その1号案件では、埼玉県戸田市にある中古アパートを運用します。
他の不動産投資型クラウドファンディングサイトをみると、マンション案件が中心ですが、Mr.FUNDMAKERはマンションのみならず、利回りを高く設定しやすいアパートも取り扱うとしています。
多様な物件を取り扱うことで、投資家に多様な案件を提供してくれる可能性があります。
特徴②:中古物件を再生する案件を扱う
Mr.FUNDMAKERで取り扱う案件は、基本的には中古物件中心です。
中古物件は新築物件や築浅物件よりも価格が安いため、利回りを高く設定しやすいメリットがあります。
一方で、空室率も高くなってしまうデメリットもあります。
しかし、Mr.FUNDMAKERで中古物件を仕入れるのは実績のある不動産会社、Mr.LAND株式会社です。
リノベーション事業も手掛けており、物件の再生にも提供があります。
このような専門的なスキルを持つ不動産会社が中古再生物件を運用することで、高い稼働率を確保し投資家に対しても利回りを提供していく方針としています。
特徴③:社歴30年以上の不動産会社が見定める高い収益性のある物件を運用する
Mr.FUNDMAKERを運営する不動産会社、Mr.LAND株式会社は創業30年以上という歴史のある不動産会社です。
不動産の取り扱い実績が豊富なスタッフも多数在籍しており、不動産のプロたちが仕入れた不動産物件を取り扱います。
投資家に対して、確かな価値のある不動産案件を提供してくれるでしょう。
Mr.FUNDMAKERの2022年3月~5月の募集実績
出典:Mr.FUNDMAKER
では、実際にMr.FUNDMAKERの案件募集実績を確認しましょう。
直近(2022年3月~5月)に募集が行われた案件を紹介します。
2022年5月の募集実績
Mr.FUNDMAKERでは、2022年5月に募集は行われませんでした。
2022年4月の募集実績
Mr.FUNDMAKERでは、2022年4月に募集は行われませんでした。
2022年3月の募集実績
Mr.FUNDMAKERでは、2022年3月に募集は行われませんでした。
Mr.FUNDMAKERのメリット
では、Mr.FUNDMAKERに投資することは、投資家視点でどういったメリットがあるでしょうか?
中古再生物件が中心ということで、高い利回りを得られる点が大きな魅力となってきそうです。
メリット
- 第1号案件は利回り8%と高い
- 劣後出資割合が20~30%と手厚い
- 1万円からの投資が可能
メリット①:第1号案件は利回り8%と高い
Mr.FUNDMAKERの第1号案件の利回りは、年利8パーセントです。
他の不動産投資型クラウドファンディングサイトは年利4パーセントから5パーセントのものが多く、それらと比べるとかなり高い数字といえるでしょう。
そのため、少ない金額でも資金を効率よく運用することができ、多くの分配益を得ることも可能です。
メリット②:劣後出資割合が20~30%と手厚い
不動産投資型クラウドファンディングは、不動産会社が取得運用した物件を運用後に売却し、投資家に出資元本を返済します。
そのため、購入した物件が購入時の価格より下がってしまうと、投資家には損失が発生する可能性があります。
そこで、そのような事態が起こらないように、不動産会社は不動産の取得資金を自社で出資する劣後出資分、投資家から集めたお金の優先出資分に分別して管理運用することが一般的です。
不動産会社が出資する劣後出資資金の割合が高ければ、不動産価格が値下がりしたとしても、投資家の資産の損失が起こる可能性は低いです。
Mr.FUNDMAKERでは、案件における劣後出資割合を20~30%としています。
運用する不動産が20~30%値下がりしても、その数字以内であれば投資家の資産の損益が発生しないようになっています。
メリット③:1万円からの投資が可能
Mr.FUNDMAKERでは、1万円からの投資が可能です。
そのため、投資を始めたいけれど多くの資金を運用できない人や、一つの案件に多額のお金を投入するのはリスクが高いので、できるだけ色々な案件に少しずつお金を投資したいという人でも投資しやすくなっています。
若くて貯金のそれほどない人や収入があまり高くない人でも、不動産投資型クラウドファンディング投資を始めて、分配金を受け取ることができます。
Mr.FUNDMAKERのデメリット
1万円からの投資が可能であり、かつ高利回りというメリットの大きなMr.FUNDMAKER(ミスターファンドメーカー)。
ただ、投資する前には不動産投資型クラウドファンディングならではのデメリットも知っておく必要があるでしょう。
Mr.FUNDMAKERの主なデメリットは、多額の資金を運用しにくい点となっています。
デメリット
- 小規模不動産特定共同事業による運営なので募集は小規模
- 運用途中での解約ができない
デメリット①:小規模不動産特定共同事業による運営なので募集は小規模
不動産投資型クラウドファンディングは、運用する不動産物件の規模により事業者登録の種類が分かれています。
Mr.FUNDMAKERは、小規模不動産特定共同事業として登録を行っています。
その場合、一つの不動産会社が投資家から集められる金額は上限1億円と定められています。
これは、1案件につき1億円ということではなく、不動産会社が全体で募集できる金額が1億円となっています。
また、個人で投資できる上限金額も100万円と定めてられているため、多額の資金は運用できません。
利回りは高いですが、運用できる金額は限られているので毎月数万円以上の分配が欲しいという方にはやや使いにくいかもしれません。
多額の資金を運用したい場合は、Mr.FUNDMAKERと他の不動産投資型クラウドファンディングサイトで同時に資金運用していくと良いでしょう。
デメリット②:運用途中での解約ができない
Mr.FUNDMAKERでは、案件への投資後の途中解約は不可能です。
そのため、急に資金が必要となった時に引き出せずに困る可能性があります。
投資する際には、生活費まで投資に回さないようにしましょう。
生活資金と投資用の資金をしっかり分けて運用していくのであれば、運用途中で解約できない点は大きなデメリットにはなりません。
Mr.FUNDMAKERのリスク対策
Mr.FUNDMAKER(ミスターファンドメーカー)では、投資家の資産保全対策を行っています。
劣後出資割合を十分に取り、また経験豊富なスタッフが物件を選定しているという点です。
その内容について詳しくお伝えしましょう。
リスク対策
- 劣後出資割合を十分にとっている
- 経験豊富なスタッフが厳選する不動産物件を扱っている
リスク対策①:劣後出資割合を十分にとっている
Mr.FUNDMAKERでは、劣後出資割合を20~30パーセントに設定しています。
Mr.FUNDMAKERの1号案件は、運用期間が6ヶ月とそれほど長い期間ではありません。
その期間中に不動産がこれほど大きく値下がりすることは考えにくいので、20~30パーセントの劣後出資があれば、投資家の資産損失の可能性はかなり低くなるといえます。
リスク対策②:経験豊富なスタッフが厳選する不動産物件を扱っている
Mr.FUNDMAKERを運営する不動産会社、Mr.LAND株式会社は30年以上の歴史のある不動産会社です。
不動産の取引経験も仕入れ経験も豊富であり、さまざまな不動産を運用してきたベテランスタッフが多数在籍しています。
また、リノベーション事業も手掛けていることから、物件再生も得意としています。
確かな実績のあるスタッフが確かな資産となる物件を仕入れるという点も、リスク対策の一つです。
Mr.FUNDMAKERの口コミ・評判
Mr.FUNDMAKER(ミスターファンドメーカー)は、不動産投資型クラウドファンディングサイト投資家からどういった評判なのでしょうか?
SNSなどからその声を拾ってみました。
ポジティブな口コミ評判
Mr.FUNDMAKERを評価する声としては、高い利回りを提供してくれる会社という点があがっています。
不動産投資型クラウドファンディングでもマンション案件だけではなく、中古アパートなど利回り高い案件に投資することでリスクとリターンのバランスを取っていきたい投資家にとって、Mr.FUNDMAKERはポートフォリオの一つに加える価値があるという意見が見られました。
ネガティブな口コミや評判
ネガティブな口コミや評判としては、小規模不動産特定共同事業登録による運用であるため、多額の資金が運用できない点が挙げられています。
資金が豊富な投資家にとっては、この点はやや物足りなく感じ悪いのかもしれません。
一方、この点も一度に運用する金額が1万円から100万円という方には、デメリットにならないでしょう。
Mr.FUNDMAKERがおすすめの人
Mr.FUNDMAKER(ミスターファンドメーカー)は、どういった志向の不動産投資型クラウドファンディング投資家に向いているサービスでしょうか?
主に少額投資を始めたいという投資初心者の方、そして高利回り案件に投資したいというベテラン投資家の方の両方に向いているといえます。
まずは少額から不動産投資型クラウドファンディング投資を始めたい人
Mr.FUNDMAKERは、1万円から不動産投資型クラウドファンディング投資が始められます。
投資に興味はあり不労所得が欲しいけれど、多額の資金を運用するのは怖いという方は、まず1万円から投資できるMr.FUNDMAKERで投資してみてはいかがでしょうか?
劣後出資割合も高めなので、出資金の損失が起こる可能性も低くなっています。
Mr.FUNDMAKERならば、ローリスクで不動産投資型クラウドファンディング投資を始められるのです。
高利回り案件を中心に投資したい人
Mr.FUNDMAKERでは、利回り8パーセントと他の不動産投資型クラウドファンディングサイトより収益性の高い案件を扱っています。
効率良く資金を運用できる高利回り案件を狙っていきたいのであれば、Mr.FUNDMAKERに投資してみると良いでしょう。
「Mr.FUNDMAKER」の口座開設手順
ここまで読んできて、実際にMr.FUNDMAKER(ミスターファンドメーカー)に口座を開設したいと思った方もいることでしょう。
そこで、実際の画面を見ながらMr.FUNDMAKERの口座開設手順を解説します。
PCでの新規会員登録
まずは、パソコンでMr.FUNDMAKERの公式サイトにアクセスします。
トップページ上下それぞれに「新規会員登録」ボタンがあるのでそちらをクリックすると、口座開設申請画面へ遷移します。
スマホでの新規会員登録
出典:Mr.FUNDMAKER
スマートフォンでも口座開設は可能です。
スマートフォンでMr.FUNDMAKERの公式サイトにアクセスし、画面上部と下部にある「新規会員登録」ボタンをクリックすると口座開設申請画面に遷移します。
仮会員登録
まずは、仮会員登録を行うために、メールアドレスやパスワードを設定します。
連絡先を記入すると、そちらにMr.FUNDMAKERからメールが送られてきます。
本会員登録
Mr.FUNDMAKERから送られてきたメールに記載されたURLをクリックすると、口座開設用情報入力画面が開きます。
そこで、個人情報や投資経験を入力し、免許証などの本人確認書類をアップロードします。
本人確認には、下記のうちいずれか2点が必要です。
その情報に基づいて、Mr.FUNDMAKERが投資家の適正審査を行います。
本人確認書類 |
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住所確認
投資家の適正審査を通過すれば、Mr.FUNDMAKERから自宅に住所確認用のハガキが送付されます。
そのハガキを受け取り、記載されたコードをマイページに入力すると口座開設の手続きが完了します。
その後は入金や案件情報を確認できるようになるので、Mr.FUNDMAKERのホームページをこまめにチェックするようにしましょう。
まとめ
Mr.FUNDMAKER(ミスターファンドメーカー)は小規模不動産特定共同事業登録であり、多額の資金運用はできません。
一方、取り扱う案件は中古物件の再生物件が中心であり、利回りが8パーセント以上と高い魅力があります。
多額の資金を投資に回す余裕はないけれど、少しの資金でも効率良く運用してできるだけ大きな収益を上げていきたいという方にとって、Mr.FUNDMAKERは使いやすい不動産投資型クラウドファンディングサイトだといえるでしょう。
募集金額が小さいため、今後は投資の競争率が高くなる可能性があります。
今のうちにぜひ口座開設して、Mr.FUNDMAKERのことをよく研究し、案件が募集されたらすぐに投資できるようにしておきましょう。
Mr.FUNDMAKERは口座開設費や口座維持手数料、また出金手数料も無料です。
とにかくコストがかからないので、投資家登録でのデメリットはまったくありません。
この機会に口座開設を検討してみると良いでしょう。
下の「サービスサイト」から無料で口座開設できますよ。