2019年4月24日(水)に行われた「maneoマーケット」と「グリーンインフラレンディング」を被告とした裁判。
以前、こちらの記事でレポートを行いました。
この記事にある通り、当日はスケジュールの確認だけで答弁などは全く行われず、第2回である2019年6月4日(火)に公判で本格的な裁判が開始されます。
しかし、第2回以降は裁判の詳細は確認することができません。
一方で、民事といえども裁判の記録は国民全員が閲覧する権利があります。
そこで、現時点で
- 事件番号:平成31年(ワ)第5894号
- 民事番号第34部:損害賠償請求
の記録がどのようになっているのかについて、東京地方裁判所へ実際に赴いて確認してきました!
裁判記録閲覧の方法
まず、東京地方裁判所へに入ります。
持ち物検査があるので、刃物などの持ち込みなどは不可能です。
また、撮影や録音も禁止されています。
民事番号第34部は、14階で取り扱いが行われているため、14階に行きます。
そうすると記録閲覧室があるので、そこで裁判記録の閲覧を申し込みます。
訴訟などに参加していない場合は閲覧のみ、裁判の当事者であれば複製が可能です。
閲覧には収入印紙150円が必要なので用意していきましょう!
地下1階の郵便局で買うことができますが、印鑑と身分証明書が必要です。
裁判に直接関係していなくても、maneoマーケットやグリーンインフラレンディングで被害を受けた当事者であることを書面で証明できれば、コピーも可能になるそうです。
さしあたり、この日は閲覧のみ行いました。
maneoマーケットの裁判記録の内容
以下、東京地方裁判所で確認した事実を記します。
マネオ代理人
- 丸山悠
- 浦山周
グリーンインフラレンディング・JCサービス代理人
- 山梨浩史
- 鈴木規央
- 磯俊浩
- 中久保代理人
- 新庄一郎
- 栗原恵三
エスクローファイナンス代理人
- 秋野卓生
- 永瀬栄一郎
これらは、いずれも被告側の弁護士です。
被告側の社員ではありませんが、記録として残しておきます。
もちろん、この人たちに無理に話を聞こうとするのは妨害になるのでやめておきましょう。
被告側の答弁ですが、
- いずれも訴えはすべて棄却する
- 裁判費用は原告負担とする
という、投資家の訴訟に対し全面的に闘う姿勢を見せています。
反省がみられず投資家に対し真摯な姿勢を見せる気配がないように受け取ることができます。
そして、どのような答弁になるのかについては、ここには全く書いてなかったのですが、
- 5月28日までに訴訟内容に対する答弁を提出する
とありました。
2019年6月4日(火)に行われる裁判は傍聴することはできませんが、この内容は追って確認していきたいと思います。
裁判は、誰でも傍聴できるものです。
気になる方は、ぜひ一度ご自分の目で確かめてみることをおすすめします。
余談ですが、閲覧は昼休憩で12:00から13:00の間は休止されます。
実際に足を運ぶ際は気をつけてください!
こちらでは、maneoマーケット社へ実際に足を運んだ際のレポートが掲載されています。
【2019年9月17日追記】
maneoが株式の約85%をNLHD社へ譲渡することが判明しました。
詳しくはこちらで解説しています。