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アップルバンクの概要
出典:アップルバンク
アップルバンクは、東京に拠点を構える株式会社アップルバンクが手掛けるソーシャルレンディングサービスです。
株式会社アップルバンクの資本金は9,800万円で、2016年11月に創立されました。
アップルバンクがサービスを開始したのは2017年4月からですが、2019年現在では既に成立ローン総額24億4,947万円、登録ユーザー数3,600人超、分配金総額23億8,063万円の規模まで拡大しています(2019年7月末時点)。
特徴的なファンドを提供しており、いずれも利回りが高く2万円から投資することができるなど、多くの魅力があるサービスです。
ここでは、アップルバンクの主な特徴や評判について見ていきましょう。
アップルバンクの案件の特徴
案件の特徴を知っておくことで、他のソーシャルレンディングとの比較がしやすくなります。
そして、特徴を活かした投資をすることが可能になります。
まずは、アップルバンクの主な特徴について紹介していきます。
案件の特徴①:主に3つの事業案件を取り扱っている
アップルバンクでは、主に次の3つの事業案件を取り扱っています。
- 給料前払いシステム事業
- 担保付不動産ビジネス事業
- 不動産デベロップメント事業
給料前払いシステム事業は、企業の人材確保や離職率低下の課題を解決できるシステムであり、低リスクで成長分野であることが特徴です。
担保付不動産ビジネス事業は不動産評価の範囲で行い、不動産デベロップメント事業はプロが厳選した案件が揃っており、少額投資で始められる不動産開発事業です。
案件の特徴②:利回りが高い
ソーシャルレンディング業界の利回りの平均は7パーセント前後だと言われています。
しかし、アップルバンクの平均利回りは8パーセントから10パーセント前後となっており、ソーシャルレンディング業界内で見ても高い水準です。
株式投資といった一般的な投資の場合、2パーセントから3パーセント前後の利回りが多い中で、8パーセントから10パーセントという高利回りは投資家にとって大変に魅力的です。
案件の特徴③:全件不動産担保が付いている
担保なしの案件があるソーシャルレンディング会社もある中で、アップルバンクの不動産案件はすべてに不動産担保が付いています。
そのため、仮に投資金の借り手が債務不履行になった場合であっても、資金の未回収を防ぐことが可能です。
一部案件だけに担保が付いているのではなく、すべての案件に担保が付いているため、安心して投資することができます。
案件の特徴④:最低投資額は2万円
ソーシャルレンディング会社の中には、最低投資額が5万円や10万円以上といったものがあります。
こういった会社の場合、気軽に投資をするのにはややハードルが高いでしょう。
しかし、アップルバンクの場合は最低投資額が2万円となっているため、まとまった資金がなくても気軽に投資できます。
10万円の資金があれば、5つの案件に分散して投資することも可能です。
案件の特徴⑤:運用期間は短いものが多い
アップルバンクが募集するファンドは、運用期間が2ヶ月から6ヶ月といった短めのものが中心です。
運用期間が長くなるほどリスクは高くなりますが、運用期間が短いの案件が多いため初心者でも安心して投資を始めることができます。
アップルバンクの案件の良い口コミ・評判
実際にアップルバンクで投資をした人たちが、どのような点に魅力を感じているのか知ることはとても大事です。
ここでは、案件に対する良い評判について紹介していますので、一つひとつ確認していきましょう。
良い口コミ・評判①:個性的な案件に投資できる
アップルバンクには、給料前払いシステム事業といった他のソーシャルレンディングでは取り扱っていないような個性的な案件が揃っています。
高いリターンが期待でき返還実績も高いうえに独自性もあるため、良い評判が目立ちます。
良い口コミ・評判②:返還実績が多く安心
アップルバンクでは、これまで968件もの貸付をおこない、デフォルト(債務不履行)発生はゼロ件です。
ソーシャルレンディングによっては、デフォルトが多く発生しているケースもありますが、アップルバンクは現時点(2019年7月時点)ではゼロ件であるため、安心して投資ができます。
良い口コミ・評判③:担保付きで安心
アップルバンクの評判には、全件担保付きなので安心できるという内容が多いです。
担保付き案件が少ないソーシャルレンディングもある中で、全件担保付きは大きなメリットです。
デフォルト発生がソーシャルレンディングの問題になっている昨今、アップルバンクであれば万が一の場合も最悪の事態を免れることができます。
アップルバンクの案件の悪い口コミ・評判
アップルバンクの良い口コミや評判だけでなく、悪い評判についても見ていきましょう。
どちらの評判も知っておくことで、ソーシャルレンディング業者選びがやりやすくなります。
悪い口コミ・評判①:実績が浅い
返還実績も高く多くの投資家が利用しているアップルバンクですが、大手ソーシャルレンディング事業者に比べてまだ実績が浅いです。
サービスを開始してから2年ほどしか経っておらず、成立ローン総額は約24億円、登録ユーザー数3,600人超と、大手ソーシャルレンディング会社と比べると実績が低めです。
様子を見ながら、徐々に投資対象にするべきかを検討していくと良いでしょう。
アップルバンクの総評
アップルバンクの評価を5段階で表してみましょう。
利回り:4
8パーセント以上の案件が多く、利回りは平均よりも高いです。
実績:3
運用実績が20億円超と、規模や実績はこれからです。
安全性:3
maneoファミリー共通ですが、投資先の情報は開示されていません。
給与前借りシステムも、いつまで供給できるかが不明です。
情報開示:3
目立った情報開示が行われていませんし、情報開示の発表は2019年7月現在ない状況です。
総合評価:3
案件事態の条件は良いものの、maneoファミリーであることがやや不安材料です。
maneoの動向に左右される可能性があるため、少額からの投資をおすすめします。
そのためにも、口座を開設しておくと良いでしょう。