2019年は、初頭からほぼ全ての案件が返済遅延となっていたクラウドリース。
そのクラウドリースから、初めて返済遅延案件の一部が投資家に返金されました。
どの案件で返済が行われ、どれほどの金額が返済されたのかについて確認していきましょう。
返済のあった案件は4件
返済があった案件はクラウドリースのホームページから確認できます。
これら4案件です。
それぞれの返済金額を引用してお伝えします。
SF社案件
以下のファンドにつきまして、8月9日付で上記回収金1億5,832万1,915円の分配を行います。
■ローンID
4222、4232、4256、4260、4276、4278、4284、4286、4290、4312
■ファンドID
2250、2251、2252、2253、2254、2255、2256、2257、2258、2259
■ファンド名
不動産担保付きプレミアムローンファンド【第7弾】第1次募集~第10次募集
■案件名
【事業者M社向け第160弾】事業性ローンへの投資(12ヵ月物)第1次募集~第10次募集
■募集金額
150,000,000円
1億5,000万円の融資案件で、1億5,000万円以上の資金を回収することに成功しています。
満額回収されました。
MB社案件
事業者MBから事業者Mへ20,000,000円の返済がなされました。
これにより、当社も事業者Mから同額を回収いたしました。
■ファンド名
短期スペシャルローンファンド【第7弾】1号~5号
■案件名
【事業者M社向け第201弾】事業性ローンへの投資(3ヵ月物)第1次募集~第5次募集
■ファンドID
2953、2955~2958
■貸付実行日
2018年10月19日
■融資金額
50,000,000円
こちらは5,000万円の融資金額のうち2,000万円の回収を行っています。
MC社案件
事業者Fより32,362,000円を回収いたしました。
■ローンID
4682、4684、4686、4688、4690、4692、4698
■ファンドID
2465、2466、2467、2468、2469、2470、2471
■ファンド名
登録ユーザー数5000人突破記念ローンファンド【第5弾】1号~7号
■案件名
【事業者F社向け第156弾】事業性割賦販売ローンへの投資(6ヵ月物~12ヵ月物)
■募集金額
70,000,000円
7,000万円の案件のうち、3,200万円ほどを回収しています。
TD社案件
事業者Fは事業者TDから12,000,000円を回収し、当社も事業者Fから同額を回収いたしました。
■ファンド名
サマーキャンペーンローンファンド10号 4ヵ月運用~12ヵ月運用
■案件名
【事業者F社向け第171弾】事業性割賦販売ローンへの投資(4ヵ月物~12ヵ月物)
■ファンドID
2741、2754、2755、2756、2757、2758、2759、2760、2761
■貸付実行日
2018年8月31日
■融資金額
36,000,000円
こちらは3,600万円のうち、1,200万円を回収しています。
返済された金額は返済遅延金の約4%
今回クラウドリースが投資家に返済を行った金額は、合計で2億1,400万円です。
ただし、クラウドリースがこれまで返済遅延を起こした総額は50億円以上です。
全体のうち、今回返済された金額は4%ほどです。
まだ全案件で回収を行うまでには時間を要するでしょう。
まとめ
クラウドリースは今回初めて投資家への返済を行いました。返済に関して進展が見られたことは投資家にとって喜ばしいことです。
担保不動産の売却が進めば、一定の金額が投資家に返済されていきます。
今後のクラウドリースの回収活動にも注目していきます。