※当記事は、、2023年10月7日(土)時点時点の公開情報に基づき執筆しています。
不動産投資型クラウドファンディングは、ソーシャルレンディングと同じような特徴を持つ投資手法として人気です。
数万円からの少額投資が可能であり、また、投資後に何らかの作業をすることもなく、配当金が毎月得られるため、手軽に不労所得を得やすい資産運用方法です。
不動産投資型クラウドファンディングサイトとして、2019年9月から「ジョイントアルファ(Jointo α)」の運用が開始されました。
ここでは、ジョイントアルファ(Jointo α)の特徴を紹介していきます。
不動産投資型クラウドファンディングの投資を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- ジョイントアルファ(Jointo α)の概要
- ジョイントアルファ(Jointo α)の実績
- ジョイントアルファ(Jointo α)の総評
- ジョイントアルファ(Jointo α)の案件の特徴
- ジョイントアルファ(Jointo α)の2023年7~9月の募集実績
- ジョイントアルファ(Jointo α)のメリット
- ジョイントアルファ(Jointo α)のデメリット
- ジョイントアルファ(Jointo α)のリスク対策
- ジョイントアルファ(Jointo α)のポジティブな口コミ・評判
- ジョイントアルファ(Jointo α)のネガティブな口コミ・評判
- ジョイントアルファ(Jointo α)がおすすめの人
- ジョイントアルファ(Jointo α)の口座開設手順
- まとめ
ジョイントアルファ(Jointo α)の概要
まずは、ジョイントアルファ(Jointo α)の運営元の概要をお伝えしておきましょう。
ジョイントアルファ(Jointo α)は、東証一部上場企業の穴吹(あなぶき)興産が運営しています。
穴吹興産の会社概要は次のとおりです。
会社名 | 穴吹興産株式会社 |
---|---|
登録番号 | 不動産特定共同事業香川県知事許可第1号 |
設立年月日 | 昭和39年5月25日 |
本店所在地 | 〒760-0028香川県高松市鍛冶屋町7-12 |
電話番号 | 0120-773-880 |
URL | https://www.anabuki.ne.jp/ |
資本金 | 755百万円 |
代表者 | 代表取締役 穴吹忠嗣 |
事業内容 | 宅地建物取引業免許国土交通大臣免許(9)第3300号
特定建設業許可香川県知事許可(特26)第5547号 一級建築士事務所登録香川県知事登録第1847号 一般不動産投資顧問業登録国土交通大臣登録一般-第378号 第二種金融商品取引業登録四国財務局長登録(金商) 第12号指定紛争解決機関 |
上場証券取引所 | 東証一部(証券コード:8928) |
2019年6月期 | 売上高996億円 |
穴吹興産は東証一部の上場企業であり、創業は1964年で50年以上も続く会社です。
2020年6月期の売上は996億円を突破しています。
不動産投資型クラウドファンディングを運営する企業はいくつかありますが、その中でも特に大きいと言えます。
CREAL(クリアル)やFANTAS fundingなどの新興企業、ベンチャー企業が目立つ不動産投資型クラウドファンディングサイトとしては、珍しく歴史のある企業が運営するサービスだと言えます。
ジョイントアルファ(Jointo α)の実績
画像引用元:ジョイントアルファ(Jointo α)
ジョイントアルファ(Jointo α)の実績は公表されていませんが、これまでに募集された案件の一覧から募集金額を合計すると、9億5,730万円の資金調達に成功したことがわかります。(2023年8月5日(土)時点)。
2019年から始まった新しいサービスですが、すでに億単位の資金調達に成功しており、順調な不動産投資型クラウドファンディングのサービスであると言えます。
2023年8月5日(土)時点では案件の貸し倒れが起きたこともなく、元本割れは一度も発生していません。
今後も貸し倒れが起きないかどうかはジョイントアルファ(Jointo α)の運営次第ですが、期待が持てるサービスだと考えられます。
ジョイントアルファ(Jointo α)の総評
続いて、ジョイントアルファ(Jointo α)の評価を5段階で表してみましょう。
利回り:4
利回りは3パーセント前後の案件が中心で、稀に6パーセント程度の高利回りの案件が登場します。
よって、ジョイントアルファ(Jointo α)の利回りは業界内で標準レベルかやや高めと言えます。
実績:4
これまでのところ、貸し倒れや遅延といった問題は起きておらず、実績に問題はないでしょう。
ただし、新しいサービスで評価できるほどの実績が溜まっていないため、最高評価ではなく4としました。
安全性:5
後ほど「リスク対策」の項目で詳しく解説しますが、ジョイントアルファ(Jointo α)は投資家の元本割れリスクを低くするため、優先出資・劣後出資の仕組みを採用しています。
元本割れのリスクが無いわけではありませんが、一般的なソーシャルレンディングや不動産投資型クラウドファンディングよりも元本割れのリスクが低いと考えられます。
信用度:5
ジョイントアルファ(Jointo α)は、年間の売上高が900億円を超える大企業が運営している不動産投資型クラウドファンディングであり、ずさんな運営はされにくいと判断でき、信用度は高いです。
情報開示:5
ファンドごとの情報開示も申し分なく、投資判断に役立つ情報が網羅されています。
総合評価:4
投資に必要な情報が公開されており、利回りも並みか高めなので、高く評価できる不動産投資型クラウドファンディングのサービスです。
ただ、新しいサービスでありまだ実績を正しく評価できる段階には来ていないため、総合評価は4としました。
最高の5ではありませんが、好感が持てるサービスであり、非常に期待できます。
ジョイントアルファ(Jointo α)の案件の特徴
不動産投資型クラウドファンディングへの投資を検討する際には、そのサイトがどのような特徴を持った案件を募集しているのか、確認しておきたいところです。
ここでは、ジョイントアルファ(Jointo α)の案件の特徴について紹介しましょう。
案件の特徴
- 投資できる不動産物件の種類が多彩
- 東証一部上場企業が運営している
- 日本全国の不動産物件に投資できる
案件の特徴①:東証一部上場企業が運営している
ジョイントアルファ(Jointo α)の運営元は、香川県高松市に本社を構える東証一部上場企業の穴吹興産です。
穴吹興産は、年間の売上高が900億円を超える大企業です。
ソーシャルレンディングサイトの最大手と呼ばれていたmaneoマーケットでも、年間の売上高は32億円でした。
売上を比較するだけでも、規模がいかに大きいかがわかると思います。
穴吹興産の主な事業はマンションの開発や売買であり、不動産投資型クラウドファンディングは新規事業の一つにすぎません。
「不動産投資型クラウドファンディングがすぐに黒字に転換しなくても、企業が簡単に倒産することはないだろう」という安心と信頼は絶大な支持につながります。
また、東証一部上場企業ならではのコンプライアンスの高さにも注目したいところです。
新興企業が中心のソーシャルレンディング・不動産投資型クラウドファンディングサイトの中では、異彩を放つほどに強固なバックボーンを有しています。
案件の特徴②:日本全国の不動産物件に投資できる
ジョイントアルファ(Jointo α)は、東証一部上場企業の穴吹興産が運営しているサイトです。
そのため、掲載される案件は全国各地の不動産物件となっており、日本国内で投資先の分散が可能です。
不動産投資型クラウドファンディングのリスクの一つに、物件の値下がりに伴うリスクがあります。
例えば、京都の案件に集中して投資したような場合、京都エリアの地価が全体的に値下がりした場合、大きなリスクを負う可能性があります。
しかし、ジョイントアルファ(Jointo α)の不動産案件は、東京・大阪・高松・福岡など、日本各地にあります。
よって、各地に分散して投資することができ、大きな損失を避けることが可能になります。
案件の特徴③:投資できる不動産物件の種類が多彩
ジョイントアルファ(Jointo α)の案件は、物件の立地だけではなく種類も多様です。
ジョイントアルファ(Jointo α)の案件は、区分マンションや一棟マンション、海外からの観光客向けのゲストハウスを運用の中心に据えています。
区分マンションの運用では利益は確実に上がりますが、利回りはやや低めです。
対して、観光客向けのシェアハウスなどでは収入は安定しないものの、満室時には非常に高い利回りを期待できます。
このように、立地だけではなく投資対象の不動産の種類も分散することでリスクに対抗できるのです。
ジョイントアルファ(Jointo α)の2023年7~9月の募集実績
ジョイントアルファ(Jointo α)の直近3ヶ月(2023年7月~9月)の募集実績はどの程度でしょうか?
振り返って確認してみましょう。
2023年9月の募集実績
ジョイントアルファ(Jointo α)では2023年9月の募集はありませんでした。
2023年8月の募集実績
ジョイントアルファ(Jointo α)では2023年8月の募集はありませんでした。
2023年7月の募集実績
ジョイントアルファ(Jointo α)では2023年7月の募集はありませんでした。
ジョイントアルファ(Jointo α)のメリット
ジョイントアルファ(Jointo α)のメリットを4つ解説していきます。
不動産の情報がわかりやすく、短期の案件が中心という点など、4点が主なメリットとして挙げられます。
メリット
- 不動産の情報がわかりやすい
- 1年以内の案件が多い
- さまざまなエリアの不動産に投資できる
- 穴吹興産の自社開発物件なので物件の信頼性が高い
メリット①:不動産の情報がわかりやすい
ジョイントアルファ(Jointo α)は、投資先となる不動産について詳しく情報を公開しています。
他社の不動産投資型クラウドファンディングの場合、借り手の情報をあまり公開しないことがあり、投資先の不動産がよく分からないといったケースもあります。
しかし、ジョイントアルファ(Jointo α)は自社が運営する不動産の資金調達のためにクラウドファンディングを使っている背景もあり、詳しい情報が公開されています。
どのような不動産なのか分からずに投資するのは不安な方も、ジョイントアルファ(Jointo α)なら納得して投資を申し込めるでしょう。
メリット②:1年以内の案件が多い
これまで募集された案件の運用期間は6ヶ月か12ヶ月で、すべて1年以内の短めの案件でした。
不動産投資型クラウドファンディングは原則として途中で解約できないため、短期の案件が充実しているのは大きなメリットです。
数年間にわたって資金が拘束されるサービスだと、運用期間中にお金が必要になった場合、資金を引き出せずに困ってしまう可能性があります。
ジョイントアルファ(Jointo α)は短期の案件が中心なので、どうしても途中で解約したくなる可能性は、長期の案件に比べたら低いでしょう。
半年から1年待てば資金が返済されるので、途中でお金を引き出したくなる場合でも、何とか待てるケースが多いのではないでしょうか。
メリット③:さまざまなエリアの不動産に投資できる
ジョイントアルファ(Jointo α)で取り扱っている不動産物件の所在地を見ると、北海道から九州まで、まさに日本全国津々浦々に広がっています。
他の不動産投資型クラウドファンディングサイトでは、東京都心、また大阪など商業地に物件が集中する傾向があります。
しかし、ジョイントアルファ(Jointo α)の運営元は東証一部上場企業の不動産会社、穴吹興産であるため、日本全国の不動産物件を取り扱うことができます。
ジョイントアルファ(Jointo α)ではさまざまなエリアに建つマンション物件や商業物件などに投資できます。
エリアの分散や物件の種類の分散をすることが可能であり、リスク分散を行うことができます。
東京都心だけに投資対象を集中させるのはリスクがあるという考える方は、ジョイントアルファ(Jointo α)を利用すると良いでしょう。
メリット④:穴吹興産の自社開発物件なので物件の信頼性が高い
ジョイントアルファ(Jointo α)で運営する不動産物件は、穴吹興産が自社で開発した物件が運用の中心対となっています。
中古物件を購入し、運用する不動産投資型クラウドファンディング案件の場合、物件を不動産会社が自社で施工したわけではないので、瑕疵が潜んでいる可能性があり品質も一定ではありません。
しかし、ジョイントアルファ(Jointo α)で取り扱う物件の大半は、穴吹興産が施工・開発した物件ばかりなので、物件の正確な情報を把握しています。
様々な施工実績を持つ穴吹興産だけに、その物件の性能・品質には高い信頼を置くことができます。
不動産投資型クラウドファンディングという投資は、運用対象となる不動産に問題があると、思った通りの収益が得られない可能性が高くなってしまいます。
穴吹興産が自社で開発した物件であれば、そのような品質の低い物件である可能性は、非常に低いと言えるでしょう。
ジョイントアルファ(Jointo α)のデメリット
メリットがある一方で、ジョイントアルファ(Jointo α)にはデメリットとして押さえておきたいこともあります。
デメリットを2つ確認していきましょう。
デメリット
- 最低投資額が10万円
- 案件の数が多くない
- 投資が先着制である
デメリット①:最低投資額が10万円
ジョイントアルファ(Jointo α)の案件は、最低投資額が10万円です。
他のソーシャルレンディングや不動産投資型クラウドファンディングのサービスでは、最低投資額が1万円や2万円であることも多いため、比べるとジョイントアルファは高額な資金が必要になるように思えます。
1万円など少額で投資を始めたい方には使いにくいサービスだと考えられます。
デメリット②:案件の数が多くない
ジョイントアルファ(Jointo α)は今のところ案件の数が少なめで、募集が行われない月もあります。
大手ソーシャルレンディング等と違って、大量の案件の中から投資先を選べるタイプではありません。
そのぶん、厳選された案件が掲載されているのですが、案件の数が少ないためジョイントアルファ(Jointo α)だけで資産運用することは難しいでしょう。
他の投資を並行しており、ジョイントアルファで魅力的な案件が出てきたときだけ投資をしたい方にはおすすめできます。
デメリット③:投資が先着制である
ジョイントアルファ(Jointo α)に投資をするときは、募集開始時刻後に早く募集を申し込んだ人から優先的に投資の権利が与えられる、いわゆる先着投資制度が導入されています。
そのため、早く投資することができれば確実に投資できますが、少しでも募集開始時間に遅れてしまうと投資できないというケースが目立ちます。
仕事が忙しく、ジョイントアルファの案件の募集時間に、ちょうどパソコンやスマートフォンで操作することができない人は、なかなか投資できないかもしれません。
抽選制度が導入されれば、募集開始時刻に間に合わずとも投資できる可能性が出てきますが、現在ジョイントアルファは先着制度しか導入していません。
時間に融通が利き、タイミングよくパソコンやスマートフォンを操作できる人が有利に投資できる制度となっています。
募集自体は夜間に行われることが多いため、仕事が終わったサラリーマンが投資できるように配慮されているのですが、仕事が夜の人や、仕事が長時間に及ぶ人は投資できるタイミングが限られてしまいます。
ジョイントアルファ(Jointo α)のリスク対策
ジョイントアルファ(Jointo α)は他のソーシャルレンディングや不動産投資型クラウドファンディングと同様で、元本保証ではありません。
しかし、ジョイントアルファ(Jointo α)では、投資家が損をするリスクを下げるため、優先出資・劣後出資の仕組みを採用しています。
ジョイントアルファ(Jointo α)のファンドでは、一般の投資家による出資だけでなく、穴吹興産株式会社の劣後出資も行われています。
言い換えると、借り手の企業が借りたお金の一部を返済できなくなった場合、一般の投資家への返済が優先され、穴吹興産株式会社への返済は後回しになります。
すなわち、企業が一部のお金を返済できなくなっても、その割合が一定より小さければ、一般の投資家には全額が返済される仕組みとなっています。
「一定の割合」についてはファンドごとに異なるので、投資を申し込む前に確認しておきましょう。
劣後出資割合の高い案件では、割合が30パーセントという案件もあります。
これは仮に不動産を売却し、購入時より30パーセント値下がりが起きても、投資家に損失が発生しません。
大変手厚い資産保全対策が行われている案件です。
劣後出資の割合は、ファンド詳細ページか、投資申請画面に掲載されている「契約成立前書面」で確認することができます。
また投資したお金は投資家の出資分と、穴吹興産が出資する分と、きちんと分別管理されています。
ジョイントアルファ(Jointo α)のポジティブな口コミ・評判
続いては、ジョイントアルファ(Jointo α)のインターネット上での評判について紹介しましょう。
まずは、口コミや評判などから、ジョイントアルファ(Jointo α)のどのような点が評価されているのかについて見ていきましょう。
ポジティブな口コミ・評判
- 「穴吹興産」の運営という安心感がある
- 不動産が30%まで値下がりしても損失を負わない
- 情報が豊富に公開されている
- 多様なエリアの高品質マンションに投資できる
ポジティブな口コミ・評判①:「穴吹興産」の運営という安心感がある
投資家がもっとも魅力を感じているのは、東証一部上場企業の穴吹興産が運営している点です。
東証一部上場企業であるだけに、簡単に倒産することがなく、また違法な行為したり、投資家に損失を与えたりすることが考えにくいと見る投資家が多いようです。
ソーシャルレンディング業界の中でも、東証一部上場企業を親会社に持つ「SBIソーシャルレンディング」、東証JASDAQに上場している「ロードスターキャピタル」は、投資家に不利益をもたらしたことがありません。
運営元が上場企業であるため、信頼を寄せる投資家の評判は非常に良好です。
ポジティブな口コミ・評判②:不動産が30%まで値下がりしても損失を負わない
ジョイントアルファ(Jointo α)では、不動産の価格が30パーセント下がったとしても、投資家は損失を負いません。
不動産特定共同事業法にのっとって不動産物件を購入する場合、まずは投資家が「優先出資」として募集金額のうちの一定額を出資します。
そして、投資家から集めた資金以外に運営元の不動産会社が、残りの資金を「劣後出資」するケースが目立ちます。
ジョイントアルファ(Jointo α)では、募集金額の70パーセントを投資家が優先出資し、残りの30パーセントをジョイントアルファが劣後出資します。
そのため、不動産の価格が30パーセント下がったとしても、投資家が損失を負うことはありません。
もちろん、他の不動産投資型クラウドファンディングサイトもまた、類似したシステムを導入しています。
ただ、劣後出資の割合は、次のとおりです。
- CREAL(クリアル):10%
- FANTAS funding:20%
ジョイントアルファ(Jointo α)の劣後出資の割合が大きいかは一目瞭然でしょう。
投資した不動産が下落しても、一定の範囲までは損失が発生しないことから、投資家のリスクはかなり低いと考えられます。
ゆえに、投資家から絶大な支持を集めているのです。
ポジティブな口コミ・評判③:情報が豊富に公開されている
ジョイントアルファ(Jointo α)は、案件を募集する際に、物件に関する詳細な情報を公開します。
物件の所在地や詳細、築年数や施工会社だけではなく、物件を運営して得られる収益のシミュレーションの結果までも掲載しています。
もちろん、数字のすべてを鵜吞みにすることは投資家としてはとても危険です。
しかし、判明している所在地や築年数などから、想定される利回りが妥当であるかどうかの判断はすることができるでしょう。
ポジティブな口コミ・評判④:多様なエリアの高品質マンションに投資できる
ジョイントアルファ(Jointo α)が扱うマンション物件は、穴吹興産が建てた高品質なマンションばかりです。
その立地は北海道から四国、九州など日本全国の多様なエリアに及んでいます。
不動産物件に投資する場合、投資先エリアを分散することがリスク対策として非常に有効です。
仮に、1エリアに投資対象を集中してしまうと、地震が起こった時に自分が投資している物件がすべて影響を受け、大きな損失が発生する可能性があります。
穴吹興産は、日本中に開発・運用物件を持つ大手不動産会社です。
そのため、多様な場所にあるマンションをジョイントアルファ(Jointo α)でも提供できるのです。
自社施工の物件ばかりですから、一定の品質が担保されていると言えます。
立地リスクを避けて、一定の収入を毎月得たいと考える投資家の人たちはジョイントアルファを信頼しているようです。
ジョイントアルファ(Jointo α)のネガティブな口コミ・評判
東証一部上場企業が運営することもあり、評判が良いジョイントアルファ(Jointo α)ですが、もちろんすべてが良いわけではありません。
口コミなどから投資家が気にしている点をまとめてみました。
ネガティブな口コミ
- 利回りがやや低め
- 募集金額があまり大きくない
- 最低投資金額が高く上限金額がある
ネガティブな口コミ・評判①:利回りがやや低め
ジョイントアルファ(Jointo α)の案件の利回りは、3.8パーセントから5パーセントほどです。
ソーシャルレンディングと比べた場合、やや低めの数字だと言えるでしょう。
他の不動産投資型クラウドファンディングでは、想定される利回りが4パーセントから6パーセントと、ジョイントアルファ(Jointo α)と比べてやや高めです。
東証一部上場企業であることの安心感、公開済み情報の透明性などの諸要因は好感されているのですが、そのぶん収益性に関してはそれほど高い数値はあまり期待できません。
ネガティブな口コミ・評判②:募集金額があまり大きくない
ジョイントアルファ(Jointo α)の1案件あたりの募集金額は、2,000万円から5,000万円前後とやや少額です。
大手の不動産会社が運営しているわりには、募集の規模は小さい方だと言えます。
そのため、もっと多くの資金を投資したい投資家、積極的に投資の機会を提供して欲しいと考える投資家にとっては、やや不満が残るかもしれません。
ただし2021年に入ってからは、ホテル案件で1億2,500万円の募集を予定している案件も登場しています。
募集件数、募集金額ともに徐々に増加傾向にあるので、今から口座を作っておけば投資できる機会が大きく増える可能性もあります。
ネガティブな口コミ・評判③:最低投資金額が高く上限金額がある
ジョイントアルファ(Jointo α)の最低限度の投資額は10万円と決められています。
また、1人当たりの投資金額に制限を設けており、最大で500万円です。
案件によっては最大100万円のものもあります。
他の不動産投資型クラウドファンディングやソーシャルレンディングサイトでは、最低投資額が1万円から2万円、Funds(ファンズ)に至っては1円です。
他社と比べ、ジョイントアルファ(Jointo α)はまとまったお金を用意しなければならないため、収入の高くない方は投資の機会に恵まれないかもしれません。
逆に、資金を多めに用意できる人は、1案件あたりの投資可能額が100万円から500万円であることに対して物足りなさを感じてしまうかもしれません。
ジョイントアルファ(Jointo α)がおすすめの人
ジョイントアルファ(Jointo α)について、メリットやデメリットなどの特徴を解説してきました。
以上の情報を踏まえて、ジョイントアルファ(Jointo α)はどのような人におすすめなのかを解説していきましょう。
おすすめの人
- 他の投資と並行したい人
- 少額で不動産投資をしたい人
- さまざまなエリアで不動産投資を行いたい人
おすすめ①:他の投資と並行したい人
ジョイントアルファ(Jointo α)は、他にも投資を行っており、並行して投資したい人におすすめです。
上述したように案件の数が少ないので、ジョイントアルファ(Jointo α)だけで投資をしようとしても、なかなか良い案件に巡り合えず、投資を始められない可能性があります。
他のソーシャルレンディングなどで投資をすれば利益が出るかもしれないのに、ジョイントアルファ(Jointo α)にこだわって案件が出てくるのを待つのは資金効率が悪いです。
そのため、大手のソーシャルレンディングなどで投資をしつつ、ジョイントアルファ(Jointo α)を並行するのがおすすめです。
ジョイントアルファ(Jointo α)で良い案件が出てきたら、投資を始めるのが良いでしょう。
おすすめ②:少額で不動産投資をしたい人
不動産投資をするには、マンションやアパートを購入する必要があるため、数千万円の資金が必要になります。
必要資金が大きすぎて不動産投資を諦めている方には、ジョイントアルファ(Jointo α)がおすすめです。
ジョイントアルファ(Jointo α)では、クラウドファンディングを通じて間接的に不動産投資をすることができるからです。
10万円と少額で不動産投資を試すことができます。
おすすめ③:さまざまなエリアで不動産投資を行いたい人
ジョイントアルファ(Jointo α)が他の不動産投資型クラウドファンディングサイトと異なる大きな特徴の一つに、日本全国の不動産物件を取り扱っている点が挙げられます。
これは運営元の穴吹興産が東証一部上昇企業であり、日本全国に拠点を持つ不動産会社だからこそ、実現できたポイントだと行けます。
東京だけに投資対象を集中させるリスクは高いだろう、大阪だけに投資先を集中させると地価下落リスクに巻き込まれる可能性がある。
そう考える方は、北海道から九州・四国まで様々な投資対象に投資できる、ジョイントアルファ(Jointo α)に投資してみると良いでしょう。
ジョイントアルファ(Jointo α)の口座開設手順
最後に、ジョイントアルファ(Jointo α)の口座開設の手順を解説していきます。
魅力的な案件が登場してから口座開設を申し込んでも間に合わない可能性があるので、今のうちに口座を開設しておきましょう。
ステップ①:会員登録
始めに、ジョイントアルファ(Jointo α)のサイトの「無料会員登録はこちら」をクリックし、規約への同意とメールアドレスとパスワードの入力を行います。
仮登録が完了するので、登録したメールアドレス宛に届く本登録のメールを開封し、リンクをクリックしましょう。
リンク先で氏名や住所などの本人の情報の登録を行います。
本人確認書類のアップロードも必要になるので、マイナンバーカードや運転免許証などの画像をスマホで撮影し、アップロードします。
ステップ②:はがきの受け取り
登録内容に基づいてジョイントアルファ(Jointo α)側で審査が行われます。
審査に通ると、住所確認のためにはがきが郵送されてきます。
審査に通らなかった場合、入力ミスがあったか、年収・金融資産などの投資家適合性で落とされた可能性があります。
少し期間を空けて、質問に適切に答え、再度申請を行いましょう。
ステップ③:本人確認コードの入力
はがきには「本人確認コード」が記載されています。
はがきの案内に従って、ジョイントアルファ(Jointo α)のマイページで本人確認コードを入力すれば、会員本登録が完了します。
ジョイントアルファ(Jointo α)の口座に入金すれば、投資を始められる状態になります。
まとめ
ジョイントアルファ(Jointo α)は、東証一部上場企業の穴吹興産が運営する不動産投資型クラウドファンディングサイトとして、投資家から多くの信頼を得ています。
サービスの運用が始まって2年以上が経過し、着実に投資家を集めることに成功しています。
情報の公開も多岐に渡るため、安全かつ安心できる資産運用を目指す方には、非常に向いた不動産投資型クラウドファンディングサイトだと言えるでしょう。
一方で、収益性や投資の機会については、物足りなさを感じる投資家もいる様子です。
事業が軌道に乗れば、ジョイントアルファ(Jointo α)は案件数に加えて1案件あたりの募集金額を増やしていくものと思われます。
2021年に入ってからは募集件数も着実に増加傾向にあります。
東証一部上場企業が運営する不動産投資型クラウドファンディングサイトとしての本領を発揮するのは、これからとも言えるでしょう。
不動産投資型クラウドファンディングは運営対象の不動産物件の情報がしっかりと投資家に提供されるため、物件の実物を目視で確認してから投資することもできます。
資金の運営を他人に任せる以上、運営対象は前もって確認しておきたいという、慎重志向の投資家の方にこそ、ジョイントアルファ(Jointo α)はおすすめできるでしょう。
投資の機会を逸しないためにも、まずは投資家としてジョイントアルファ(Jointo α)に登録してみてはいかがでしょうか?
下の「サービスサイト」から無料で口座開設することができますよ。