※当記事は、、2023年10月7日(土)時点の公開情報に基づき執筆しています。
2020年12月に、新規ソーシャルレンディング「バンカーズ(Bankers)」が公式サイトを開設しました。
バンカーズ(Bankers)がどういった特徴を持っているソーシャルレンディングサイトなのか、その内容を解説していきましょう。
目次
バンカーズ(Bankers)の実績
画像引用元:バンカーズ(Bankers)
バンカーズ(Bankers)は、2020年12月に第1回案件の募集を行なっています。
そのため実績は、、2023年10月7日(土)時点で累計募集回数が201回、累計募集金額は約287億円となっています。
バンカーズ(Bankers)の総評
ソーシャルレンディングサイトとしてのバンカーズ(Bankers)は、投資家から見てどのような評価を与えられるでしょうか?
4つの観点でバンカーズ(Bankers)を評価してみましょう。
利回り:3
運用状況によって変わりますが、バンカーズ(Bankers)の利回りは年利で3パーセントから4パーセントです。
他のソーシャルレンディングサイトと比較すると、例えばSBIソーシャルレンディングは年利5パーセントから6パーセント、クラウドバンクは累計平均が年利7パーセントと、バンカーズ(Bankers)よりもやや高めです。
ソーシャルレンディング投資に収益性を求める人にとっては、やや低めだと言えるかもしれません。
実績:5
バンカーズ(Bankers)は2020年12月から募集を開始し着実に実績を積み重ねています。
また、会社としてのバンカーズ(Bankers)はしっかりとした実績があります。
バンカーズ(Bankers)の運営元である株式会社バンカーズ(Bankers)は、1974年から金融業を手がけており、47年に渡る会社運営の実績があります。
これまでの会社運営の実績をソーシャルレンディング業という新規事業でどのように活かすのかが注目されます。
2021年後半からは、一月あたりの募集金額が数億円になるなど、徐々に実績を積み重ねています。
またバンカーズでは旧SBIソーシャルレンディングの事業継承を行っています。
2022年5月から豊富な実績を持つSBIソーシャルレンディングの事業継承を行ったことで、ノウハウの蓄積や融資先の開拓が行われることが期待されます。
さらに2023年1月1日には、海外専門ソーシャルレンディングを運営するクラウドクレジット株式会社を子会社化しています。
安全性:5
バンカーズ(Bankers)の第1号案件は不動産取得物件の運用案件であり、取得不動産が担保に設定されています。
そのため、資産保全性は一定のものがあると言えます。
また、第1号案件では商業手形に対し融資を行う案件も組み合わされています。
当該案件も返済が行われなかった場合は、バンカーズ(Bankers)が手形を換金する権利を持っているため、一定の資産保全性が確保されています。
これらを鑑みるに、投資家の資産に対する保全対策は注目するべきものがあるでしょう。
情報開示:4
バンカーズ(Bankers)の案件を見ると、情報開示においては会員限定で融資先の企業名が公開されています。
そのため、ソーシャルレンディングサイトの中では、情報開示性は水準以上と言えるでしょう。
融資先のことをしっかり調べてから投資したいという方には、バンカーズ(Bankers)はおすすめできます。
総合評価:5
バンカーズ(Bankers)は2020年12月にソーシャルレンディングサイトの運営を開始し高い者ですが実績は着実に積み重ねています。
商業手形ファンドなど新しいファンドの取り組みを行っており、これから先のソーシャルレンディング事業は、発展が期待できます。
そして募集実績1,700億円以上の実績があるSBIソーシャルレンディングの事業継承を行うことで、日本のソーシャルレンディング業界でも屈指の存在感を発揮する可能性もあります。
旧SBIソーシャルレンディングやクラウドクレジットの事業をグループ内に収めるなど、その躍進は目覚ましいものがあります。
今後の活動に注目が集まるソーシャルレンディングサイトです。
ソーシャルレンディングサイト「バンカーズ(Bankers)」とは
では、ソーシャルレンディングサイト「バンカーズ(Bankers)」の運営会社情報を確認しましょう。
運営会社
バンカーズ(Bankers)の運営会社は、株式会社バンカーズ(Bankers)です。
1974年創業の貸金業者「泰平物産株式会社」を前身としています。
会社名 | 株式会社バンカーズ(Bankers) |
---|---|
設立 | 昭和49年8月 |
資本金 | 5,800万円 |
株主 | 株式会社バンカーズ(Bankers)・ホールディング |
代表者 | 代表取締役 澁谷 剛 |
営業種目 | 1.金融商品取引法に規定する第二種金融商品取引業
2.商業手形割引 3.手形担保融資 4.商工信用融資 5.不動産担保融資 6.サービス業務(取引先信用調査/経営コンサルティング |
所在地 | 本社:〒102-0083 東京都千代田区麹町2-12-1 VORT半蔵門8F |
登録/加入協会 | 第二種金融商品取引業:関東財務局長(金商)第3216号
貸金業:関東財務局長(13)第00077号 一般社団法人 第二種金融商品取引業協会 日本貸金業協会 : 協会員番号 002411号 貸金業法 指定信用情報機関:株式会社日本信用情報機構 |
2019年に、現在の「株式会社バンカーズ(Bankers)」に社名が変更されました。
2020年10月に第二種金融商品取引業登録を行ったことで、ソーシャルレンディングサイトの運用が可能になり、2020年12月に、ソーシャルレンディングサイトバンカーズ(Bankers)を開設したのです。
バンカーズ(Bankers)の案件の特徴
続いては、ソーシャルレンディングサイトとしての、バンカーズ(Bankers)の特徴はどのようなものでしょうか?
ソーシャルレンディング初心者でも、投資を始めやすいソーシャルレンディングサイトだと言えそうです。
バンカーズ(Bankers)の特徴
- 利回りは2%~4%
- 最低投資金額は1万円
- 多様な実績を持つメンバーが所属している
- 第1号ファンドは不動産事業者への融資と商業手形割引の複合案件
- SBIソーシャルレンディングの事業を継承している
特徴①:利回りは2%~6%
バンカーズ(Bankers)の案件の利回りは、2パーセント中盤から6パーセントとなっています。
他のソーシャルレンディングサイトとは大きく変わらない水準です。
特徴②:最低投資金額は1万円
バンカーズ(Bankers)では、1万円からの投資が可能です。
他のソーシャルレンディングサイトと同様に、少額からの投資が可能です。
それほど収入が多くない方、また貯金が多くない方でも、気軽にソーシャルレンディング投資を始めることができます。
特徴③:多様な実績を持つメンバーが所属している
株式会社バンカーズ(Bankers)には、銀行、証券、ノンバンク、IT業界での経験を有するメンバーが参画しています。
豊富な経験を持つ人材が多数在籍しているため、バンカーズ(Bankers)の業務遂行能力は高いものが期待できます。
特徴④:第1号ファンドは不動産事業者への融資と商業手形割引の複合案件
バンカーズ(Bankers)の第1号ファンドは、主に不動産コンサルティング業務を行う事業者への融資が2,000万円、株式会社バンカーズ(Bankers)の商業手形割引200万円を組み合わせたファンドです。
融資先の事業者は、株式会社バンカーズ(Bankers)と創業以来の取引がある会社であり、一定の信頼が置ける企業です。
また、商業手形割引事業も、バンカーズ(Bankers)が創業以来取り組んできた事業であり、豊富な審査・分析ノウハウを蓄積しています。
第1号ファンドということもあり、手堅い融資先、融資内容になっています。
特徴⑤:旧SBIソーシャルレンディングの事業を継承している
旧SBIソーシャルレンディング株式会社(現:株式会社バンカーズ統合準備室)と株式会社バンカーズが2022年4月4日に合併公告を提示しました。
そして2022年5月9日が合併効力発生日となっており、SBIソーシャルレンディングの事業継承はスタートしています。
バンカーズは募集実績1700億円を超えるSBIソーシャルレンディングの事業を承し、ソーシャルレンディング業界の中で更なる規模の拡大の実現を目指すとしています。
バンカーズを通じて旧SBIソーシャルレンディングの融資先への投資や新規の投資先の開拓が期待されます。
バンカーズ(Bankers)の2023年7月~9月の募集実績
では、直近のバンカーズ(Bankers)の募集実績を確認していきましょう。
募集実績を知ることで、これから先どのような案件、どの程度の規模の案件が募集されるのか、ある程度予測できます。
バンカーズ(Bankers)の2023年9月の募集実績
バンカーズ(Bankers)の2023年9月の募集実績は、次のとおりです。
- 募集案件数:18件
- 募集金額:39億7,493万円
クラウドバンクに近い規模の募集を行っています。
No. | 案件名 | 運用期間 | 募集金額 | 利回り |
---|---|---|---|---|
1 | 【円建て】インドネシア デジタル金融サービス事業支援ファンド第1-4号 | 12ヶ月 | 5億円 | 6.15% |
2 | 【円建て】インドネシア デジタル金融サービス事業支援ファンド第1-3号 | 9ヶ月 | 5億円 | 6.0% |
3 | クレジットカード決済事業支援ファンド第1-12号 | 12ヶ月 | 1億円 | 4.2% |
4 | クレジットカード決済事業支援ファンド第1-11号 | 12ヶ月 | 1億円 | 4.2% |
バンカーズ(Bankers)の2023年8月の募集実績
バンカーズ(Bankers)の2023年8月の募集実績は、次のとおりです。
- 募集案件数:13件
- 募集金額:17億5,609万円
多様な種類のファンドを募集しています。
No. | 案件名 | 運用期間 | 募集金額 | 利回り |
---|---|---|---|---|
1 | クレジットカード決済事業支援ファンド第1-8号 | 12ヶ月 | 1億円 | 4.2% |
2 | 不動産担保ローン事業支援ファンド第2-29号 | 6ヶ月 | 1億円 | 3.34% |
3 | エステティックサロン向け決済事業支援ファンド第1-9号 | 12ヶ月 | 1億円 | 4.00% |
4 | クレジットカード決済事業支援ファンド第1-7号 | 12ヶ月 | 1億円 | 4.2% |
バンカーズ(Bankers)の2023年7月の募集実績
バンカーズ(Bankers)の2023年7月の募集実績は、次のとおりです。
- 募集案件数:16件
- 募集金額:27億8,701万円
かなりの大ボリューム募集を継続して行っています。
No. | 案件名 | 運用期間 | 募集金額 | 利回り |
---|---|---|---|---|
1 | フリーランス事業支援ファンド第1-5号 | 12ヶ月 | 3億8,124万円 | 5.33% |
2 | 不動産担保ローン事業支援ファンド第2-28号 | 6ヶ月 | 2,648万円 | 3.34% |
3 | クレジットカード決済事業支援ファンド第1-3号 | 12ヶ月 | 2億円 | 4.2% |
バンカーズ(Bankers)に投資するメリット
投資家の目線で、バンカーズ(Bankers)に投資するメリットには、どのようなものが挙げられるでしょうか?
リスクを抑えた投資を行いたい方にメリットがあると言えるでしょう。
メリット
- 短期運用案件に投資できる
- 1万円という少額から投資できる
メリット①:短期運用案件に投資できる
バンカーズ(Bankers)の第1号ファンドの運用期間は、6ヶ月という短期運用案件です。
新型コロナウイルスの流行下では経済の先行きが不透明であり、長期運用案件は大きなリスクが発生すると感じる方もいるでしょう。
バンカーズ(Bankers)であれば、長期間資金を拘束されることもなく、リスクを抑えた投資が可能となっています。
メリット②:1万円という少額から投資できる
バンカーズ(Bankers)は、1万円の少額から投資が可能です。
ソーシャルレンディング投資をこれから始めてみたい思うけれど、「まとまったお金を用意するだけの余裕がない」「一気にたくさんのお金を用意するのはリスクが高い」と感じる方でも投資しやすいでしょう。
少しずつ投資する資金を増やし、経験を積みながら投資の拡大を狙っていきましょう。
バンカーズ(Bankers)のデメリット
続いては、ソーシャルレンディングサイトとしての、バンカーズ(Bankers)のデメリットを見ていきましょう。
投資家にとってメリットに感じられない点とはどのようなところでしょうか?
デメリット
- 利回りはやや低め
- 募集金額が小規模
デメリット①:利回りはやや低め
パンカーズの利回りは、2パーセントから4パーセント台です。
極端に利回りが低いわけではありませんが、他のソーシャルレンディングサイトには、想定利回りが7パーセントから10パーセントのファンドもあります。
利回りの高さを第一に求める方にとっては、バンカーズ(Bankers)の利回りは物足りない数字に映るかもしれません。
ただし、利回りの高いファンドは貸付金利が高くなるため、どうしても返済リスクも高くなってしまいます。
バンカーズ(Bankers)の第1号案件は年利6パーセントでの融資となっており、比較的低い金利です。
利回りを低く設定することで、リスクヘッジをしているとも考えられるでしょう。
デメリット②:募集金額が小規模
バンカーズ(Bankers)の第1号案件の募集金額は、2,200万円です。
第1号案件ということもあり、それほど大きな規模の案件ではありません。
まとまった金額を投資して、毎月数万円以上の配当を得たい方にとって、この数字は小さいと感じることもあるでしょう。
ただし、これから先も小規模な募集というわけではありません。
ソーシャルレンディング事業が軌道に乗れば、募集金額が大きくなる可能性も十分あります。
2021年4月には5,500万円の案件を募集しています。
バンカーズ(Bankers)が取っているリスク対策
ソーシャルレンディング投資をするときには、運営会社がどのようなリスク対策を行っているのかを見ることも重要です。
バンカーズ(Bankers)が行っているリスク対策には、どういったものがあるでしょうか?
リスク対策
- 投資家出資金の分別管理を実施している
- 監査部門の独立性を保っている
リスク対策①:投資家出資金の分別管理を実施している
バンカーズ(Bankers)は、投資家から集めた出資金の分別管理を実施しています。
そのため、投資家の資金は適切に運用され、適宜投資家に配当されます。
ただし、仮にバンカーズ(Bankers)が破産した時には投資家の資金も破産管財人の管理下に一度置かれます。
リスク対策②:監査部門の独立性を保っている
株式会社バンカーズ(Bankers)には、さまざまな部門のプロフェッショナルが在籍しています。
そして、監査部門の人員が、他の業務との独立性を保つように人員配置を行っています。
事業推進部門から独立したコンプライアンス室、および内部監査室による社内牽制が機能する組織構成されているように、コンプライアンス室と内部監査室の役職員は事業部門を兼務していません。
これは、社内の力関係において監査部門が営業部門より弱い場合、適切なチェック体制が機能せず投資家に不利益を与えるような案件の募集が行われてしまう可能性もあるからです。
つまり、人員の独立性を保つことで、社内コンプライアンス体制を整備しています。
バンカーズ(Bankers)のポジティブな口コミ・評判
投資先を検討するときには、ソーシャルレンディング投資家の生の声も知っておきたいもの。
特に投資をこれから始めるという方は、先輩投資家の評価や口コミを見ることが、投資先を選ぶ際の参考にもなるでしょう。
そこで、SNSなどからバンカーズ(Bankers)の評判の中でもポジティブな評判をチェックしてみましょう。
傾向としては、バンカーズ(Bankers)を運営する会社を評価する声が目立っています。
ポジティブな口コミ・評判
- 老舗の金融会社が運営している
- 大規模な案件組成が期待できる
ポジティブな口コミ・評判①:老舗の金融会社が運営している
バンカーズ(Bankers)の運営元である株式会社バンカーズ(Bankers)は、1974年の創業の貸金会社である泰平物産株式会社です。
バンカーズ(Bankers)に社名を変更したのは2019年ですが、泰平物産株式会社創業から考えると、47年の会社の運営実績があります。
ソーシャルレンディングは新規事業ですが、それまで培ってきたノウハウを十分に活かした取り組みを見せています。
例えば、第1号案件の融資先は泰平物産株式会社から付き合いのある会社であり、返済実績が確かな融資先です。
案件の組成においても、従来の主流事業であった商業手形を元にした融資事業となっています。
自分たちの得意な融資先と、ソーシャルレンディングという新しい形態の金融事業の二つを組み合わせた、バンカーズ(Bankers)ならではの特徴あるソーシャルレンディング案件を組成している点を評価する声が投資家から聞かれます。
ポジティブな口コミ・評判②:大規模な案件組成が期待できる
バンカーズ(Bankers)は、これまで40年以上金融業に携わってきた経験があり、融資事業に関するノウハウを十分に有しています。
また、金融や不動産などの分野に特化した専門スタッフが多数在籍しています。
ソーシャルレンディング事業に対して、意気込みを感じられる陣容です。
数多くのスタッフを在籍させているということは、その人員の維持のためには大きな利益を目指さなければいけません。
つまり、バンカーズ(Bankers)は本気でソーシャルレンディング事業に取り組み、年間数十億円以上の案件を投資家に提供していくことが予測されます。
積極的な案件組成を行い投資家にとって資金を投入する価値のある、魅力的なファンドの組成が期待されます。
バンカーズ(Bankers)のネガティブな口コミ・評判
先輩投資家の意見を聞く時には、魅力的・ポジティブな評判だけではなく、リスク面について語るようなネガティブな意見にも耳を傾ける必要があるでしょう。
バンカーズ(Bankers)のネガティブな評判をSNSで確認してみると、ソーシャルレンディングサイトとしての特徴がよく見えてこないという意見が散見されました。
ネガティブな口コミ・評判
- 利回りが物足りない
- 差別化のポイントが見えにくい
ネガティブな口コミ・評判①:利回りが物足りない
バンカーズ(Bankers)の年利3パーセントから4パーセントという利回りは、収益性を求める投資家にとってあまり魅力的に見えらないようです。
不動産投資クラウドファンディングも、バンカーズ(Bankers)と同程度の利回りです。
しかし、不動産投資型クラウドファンディングは情報の透明性が高く、かつ実物不動産担保の存在が明らかになっています。
そのため、同じ利回りであれば、不動産投資型クラウドファンディングの方が、リスクが小さいと考える人もいるようです。
ネガティブな口コミ・評判②:差別化のポイントが見えにくい
バンカーズ(Bankers)は、2020年12月にソーシャルレンディングサイトに進出したばかりです。
運営歴が短いだけに、既存のソーシャルレンディングサイトとの差別化のポイントが見えにくいという声も聞かれます。
例えば、「利回りが高い」「短期運用案件中心」「投資家優待特典がついている」などあれば、投資家にとって差別化のポイントもわかりやすく魅力的に映るでしょう。
しかし、バンカーズ(Bankers)にはまだ「ウリ」となる点が見えにくいとの声が聞かれます。
もちろん、バンカーズ(Bankers)は商業手形割引を使った案件組成など、独自の融資スキームを構築していますが、差別化のポイントとしてはまだ訴求力が弱いようです。
ただし、運営を始めたばかりのソーシャルレンディングサイトですから、これから新しいサービスの登場や、差別化につながる施策を実施する可能性もあります。
この点については現段階の情報だけで判断するのではなく、今後の動向をよく注視していくべきでしょう。
バンカーズ(Bankers)がおすすめの人
では、バンカーズ(Bankers)はどういった人におすすめできるソーシャルレンディングサイトでしょうか?
実績重視して、投資先のソーシャルレンディングサイトを選びたい人向けだと言えそうです。
おすすめしたい人
- 運営実績のあるサイトに投資したい人
- 分散投資先を探している人
運営実績のあるサイトに投資したい人
バンカーズ(Bankers)の前身企業は、1974年創業という実績ある貸金業を中心に営んでいる会社です。
45年以上の会社運営の実績があり、在籍メンバーも金融や証券のプロフェッショナルばかりです。
投資家に不利益を招く行為を働いたり、コンプライアンスを無視した業務を行ったりする可能性が低いソーシャルレンディングサイトだと言えるでしょう。
分散投資先を探している人
新規のソーシャルレンディングサイトだけに、バンカーズ(Bankers)は分散投資先として利用する価値が十分にありそうです。
ソーシャルレンディング投資で継続した利益を獲得していくためには、少しでも多くのサイトに分散しリスクを抑えることが重要です。
日本のソーシャルレンディングサイトは15サイト前後しかないため、新規のソーシャルレンディングサイトも積極的に利用し、分散投資に役立てていきましょう。
バンカーズ(Bankers)の口座開設手順
ここまで読んで、バンカーズ(Bankers)の口座開設に興味を持った方もいるかもしれません。
そこで、画面を見ながらバンカーズ(Bankers)の口座開設手順を確認していきましょう。
パソコンの場合
まず、トップ画面の会員登録をクリックします。
そうすると、仮登録用の入力画面に遷移します。
スマホの場合
スマートフォンの場合も同様です。
トップ画面の会員登録をクリックすると、仮登録用の入力画面に遷移します。
まず、メールアドレスやパスワードなどを設定します。
その後、登録したメールアドレスに本登録用のアドレスが送られてくるので、クリックしましょう。
個人情報の入力と本人確認情報のアップロード
本登録用の画面に移ったら、勤務先や住所電話番号などの個人情報を入力していきます。
その後は本人確認書類のアップロードを行います。
次の書類を用意しておきましょう。
本人確認書類(次のうち2点) |
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また、銀行口座情報をもアップロードする必要があります。
次のものをあらかじめ用意しておきましょう。
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ハガキの送付後の確認コード入力
個人情報、本人確認情報、そして金融機関の情報を入力した後は自宅にハガキが送付されてきます。
ハガキに記載されているQRコードを読み込めば、住所確認用の画面に遷移します。
そこにハガキに記載されているナンバーを入力すれば、住所確認が終了します。
その後、投資にあたってはマイナンバーの入力も必要です。
会員登録が完了すれば、実際に投資できるようになります。
まとめ
バンカーズ(Bankers)は、ソーシャルレンディングサイトとしての「ウリ」の点は、未知数な部分もあります。
しかし、会社としての営業実績は確かなものがあり、さまざまな分野のプロフェッショナルが在籍しているだけに、信用性は高いソーシャルレンディングサイトと言えるでしょう。
これからバンカーズ(Bankers)が提供する案件は、投資家に対してどのような訴求力を持った内容になるのかを注目して見ていきたいところです。
なお、口座開設は下の「サービスサイト」から無料で行うことができますよ。