まとまった資金が500万円できたら、「運用してもっと資産を増やしたい」と思う方もいるでしょう。
ただ、一口に「資産運用」と言ってもさまざまな方法があります。
500万円となると金額も大きいだけに、できるだけ良い運用方法を選択したいし、失敗はしたくないですよね。
そこで当記事では、次の3点について詳しく解説していきます。
- 500万円の資産運用をする前に確認しておきたいポイント3つ
- 目標利回りの決め方
- 利回り3パーセントから10パーセントでできるおすすめ資産運用3選
500万円を元手にできるだけ効率良く、資産を運用したいと考えている方はぜひ参考にしてください!
資産運用前の確認ポイント3つ
500万円の資産運用をする前に、絶対に確認しておくべきポイントが3つあります。
それは、次の3つです。
- 目標を設定する
- 生活防衛資金を確保しておく
- 運用スタンスを決めておく
この3つのプロセスがきっちりできていないと、運用しても思っているほど増えないなど、満足する結果は得られません。
せっかく500万円もの資金を運用するのなら、結果に満足できるようしっかり事前準備しておきましょう。
確認ポイント①:目標設定(何のために、いくら、いつまでの運用か)
資産運用を始めるとき、何より大切なのことが、次のような目標設定をすることです。
- 何のための資金なのか(そもそも運用する目的は何なのか確認)
- いくら必要なのか(目的達成のために運用で増やしたい資金額を確認)
- いつまでに必要なのか(目的達成のために運用できる期間を確認)
世の中には超低リスクの資産運用から超ハイリスクの資産運用まで、たくさんの運用方法が存在します。
ただ「儲かりそうだから」「簡単そうだから」という理由で運用を始めても、満足することはないでしょう。
それは、自分の希望に合わせた適切な運用をしていないからです。
資産運用で満足したいのなら、自分の希望を目標という形で明確に設定し、その目標を達成できる適切な運用方法で資産を確実に増やしましょう。
では、目標設定の具体的な方法3つお伝えしますね。
目標設定①:何のために必要か
どんな方でも、500万円を運用しようと思ったきっかけや理由があるはずです。
何のために運用するのか、そもそもの目的を明確にしましょう!
ここで言う目的とは、お金の使い道ではなく、資産運用する目的です。
ただ漠然と「500万円をもっと増やしたい」と思っている方でも、突き詰めて考えていくと、「こんなことに使いたいな」「これくらい増えたら良いな」という潜在的な思いや希望があるはずです。
たとえば、「特に目的はないけど、預貯金のまま置いておくのはもったいない。老後までに運用して少しでも増やせたら良いな」という方の場合、「老後に使えるお金を増やすこと」が目的となります。
運用で得た資金の使い道は決めていなくても、老後までにいくらか増やしたいと思っていれば、「増やしたい」という希望が目的になります。
「資産運用をするなら、預貯金利息よりは増やしたい」「できれば○年後、海外旅行に使いたい」などの小さな希望や欲求は誰でもあると思います。
そのような小さな欲求の集合体が資産運用における目的なのです。
自分の欲求や希望がかなった状態=目的を明確にしておけば、その目的が達成したときに満足できるでしょう。
500万円の運用で満足したいなら、まずは何のための運用なのか、目的を明確にしてください。
目標設定②:いくら必要か
資産運用の目標金額、つまり「いくら必要か」を明確にしましょう。
子供の教育資金であれば、
- 子どもの教育資金の足しにしたい
- 教育資金の中でも、特に大学費用に充てることができたら安心
- 大学費用は、いくらくらいあれば安心か
といった風に、資金の使い道に合わせて目標金額を考えていくことができます。
一口に「子供の教育資金」と言っても、高校入学時の費用なのか、大学入学時のまとまった入学関連費が必要なのかで必要資金額は変わります。
何に使いたいのかによって、必要資金額を算出してください。
もし、何に使いたいのか使い道を決めていない場合は、「いくらくらい増えるのが理想か」を考えましょう。
使い道は決まっていなくても、「これくらい増やしたい」「これくらい増えていたらうれしい」という希望はあると思います。
「預貯金利息より増やしたい」のなら、年率1パーセント以上の運用でも十分預貯金より増やすことができます。
「老後までに500万円が600万円に増えたら良いな」というざっくりとした金額でも大丈夫です。
まずは自身の希望をもとに、大体の目標金額を出してください。
そうすれば、どの程度の利回りでどれくらいの期間運用すべきなのかがわかるようになりますよ。
目標設定③:いつまでに必要か
何のために、いくらくらい必要なのかがわかれば、後は「いつまでに」必要なのかを考えましょう。
先ほどの大学費用の例であれば、子供が大学に入学する頃までに運用成果を出さなくてはいけませんよね。
大学入学時期まで10年以上運用できる期間があれば、資産運用方法の選択肢は広がります。
逆に、入学時期まであと5年しかないという状態なら、5年以内で結果を出せる運用方法しか選択できません。
使い道を決めていないけれど、老後までにある程度運用できたらという場合は、定年時期までの期間を運用に回せます。
資産運用には、短期の運用方法から長期の運用方法まで多様な種類があります。
同じ運用資金500万円でも、運用期間によって運用の選択肢は変わってきます。
どれくらい運用できるのかを考え、運用期間を決めておきましょう。
確認ポイント②:生活防衛資金の確保(預貯金額はいくらあるか)
目標設定ができたら、次は生活防衛資金の確保です。
生活防衛資金とは、万一収入が0円になったとしても、しばらく生活していくために必要な資金のことです。
病気やケガや転職・退職で収入が減ったり、ストップしたりする可能性は誰でもありますよね。
資産運用の有無に関わらず、生活防衛資金は元本保証型の預貯金で備えておくことが大切です。
もし資産総額が500万円の場合、この500万円をすべて運用に回してしまうと、万一の際に自身の生活を守れる資金が何もなくなってしまいますよね。
500万円とは別に生活防衛資金があれば、余裕を持って資産運用できます。
「自分には防衛資金が別にあるから、万一の際は大丈夫」という心の余裕があることで、リスクがある運用でもチャレンジできるでしょう。
また、資産の変動に一喜一憂して精神をすり減らすことも少なくなるのではないでしょうか。
積極的な運用で資産を増やすためにも、身を守る防衛資金を用意してから、運用を始めるようにしてください。
生活防衛資金の目安は収入の6ヶ月分ほどですが、人によって必要額は違います。
自身が安心できる必要額を考え、預貯金で用意しておきましょう
確認ポイント③:運用スタンス決定(自身の性格に合う方法は?)
資産運用の目的や防衛資金を確保したら、あとは自分の運用スタンスを決定しましょう。
運用スタンスの決定とは、自身の性格、リスク許容度、ライフスタイルや価値観などを鑑みて、どんな運用をするか決めることです。
世の中にはたくさんの資産運用方法があるので、運用スタンスを決めておかないと適切な運用方法を選べません。
多くの方は、目標金額達成のために「どの運用方法が一番稼げるか?」を考えがちです。
しかし、目標金額達成において大切なことは、「いかにストレスをためずに目標達成まで運用を続けられるか」です。
「この資産方法が儲かるから」と聞いて、自分に合うかどうかを考えずに運用すると、思わぬ点でストレスを感じることがあります。
株式投資でも、「株主優待を楽しみに続けられた」という方もいれば、「株価の変動が気になり、精神的に疲弊して合わなかった」という方もいます。
いくら儲かると言われても、ストレスを感じてしまうとどんな運用も続きません。
そして、目標金額まで到達していないのにその運用をやめてしまえば、時間もお金も無駄になってしまいます。
目標達成まで運用を続けるためには、ストレスを感じないこと、自分の性格や価値観に合った運用方法を選ぶことです。
たとえば、「面倒くさがりなので、手間がかかる運用は続かなさそう」と思うのなら、手間がかからず、極力ほったらかしできる運用方法が適していますよね。
逆に、「できるだけ確実に儲けを出したいし、運用実績を良くするためなら、相場を読んだり、分析したりするのが苦にならない」という方であれば、自分の手間や努力で運用実績に差をつけられる運用方法が合っているでしょう。
このように、自身の性格や価値観などから運用に対するスタンスをどうするか決定しておきましょう。
目標設定ができたら目標利回りを考えよう
500万円を運用する目標設定ができたら、次は目標利回りを決めましょう。
利回りとは、運用元本に対して1年あたりの収益の割合がいくらになるのかを表した、運用の指標です。
500万円を運用して何年でいくらにしたいのか、先ほど決めた目標金額と運用期間から、利回りはいくら必要か考えることが必要なのです。
利回りを計算すること自体はとても簡単です。
たとえば、「運用元本500万円を1年間運用して、1年間の利益が25万円出る運用方法」があるとします。
この場合、利回りはいくらになるかを計算してみましょう。
利回りの計算式
- (運用による利益25万円÷運用元本500万円)÷運用年数1年×100%=利回り5%
500万円で1年の利益が25万円得られる運用方法は、利回り5パーセントでした。
あなたの目標とする金額、運用できる期間にあてはめたとき、この利回りは妥当でしょうか?
利回りの計算がわからない場合は、先ほど目標設定の際に定めた目標金額、運用期間をもとに、必要利回りを計算できるツールを使いましょう。
モーニングスター社の提供しているシミュレーションツールがわかりやすいですよ。
- 「資産形成のための利回り計算」ツール(モーニングスター社のホームページより)
利回り計算ツールを使って、「500万円を10年間で700万円にするには、いくらの利回りが必要か」を計算しました。
※この計算ツールは複利運用がベースです(複利運用については後述します)。
この場合、「3.5パーセント」の利回りが必要という計算結果が出ました。
必要利回りがわかれば、その利回りが得られる運用方法を選択するだけです。
まずは、上記の計算ツールで自分に必要な利回りはどれくらいかを確認してみましょう。
運用期間が短いわりに目標金額が大きい、元々目標金額が大きすぎる場合は、10パーセント以上などの高い利回りを設定しなければ目標達成できなくなってしまいます。
高い利回りを目指すことも良いですが、高利回りの運用にはそれなりのリスクがあるので注意しましょう。
利回りが高い運用方法のリスクとは
10パーセント以上などの高利回り運用は、運用時のリスクも高くなります。
ここで言うリスクとは、「危険」という意味ではありません。
資産運用や投資におけるリスクとは、「収益(リターン)の振れ幅」という意味です。
利回りが高い=収益が大きい運用方法は、それだけ資産価値が上がったり下がったりする運用をしているということなのです。
画像引用:「リスクの比較」(投資信託協会ホームページより)
運用において、リスク(収益の振れ幅)とリターン(収益)は表裏一体です。
上の図の有価証券Aのように、リスクを抑えた運用は資産変動が少ないぶん、得られるリターンも低めになります。
しかし、有価証券Bのようにリスク(収益の振れ幅)を承知したうえで積極的な運用をすると、それに応じて得られるリターンも大きくなります。
利回りが高い運用=リスク(資産の振れ幅)が高い運用は資産価値の変動が激しいため、1年など短期間の運用では資産が大きく下落する可能性があるので、損失の可能性もふまえて運用をするようにしてください。
「リスクが気になるけど、この目標金額は達成したい」なら、運用期間を長くしましょう。
運用に時間をかければ、リスクも利回りも抑えて目標達成できますよ。
運用は「複利運用」で行おう
先ほどご紹介した利回り計算ツールは、「複利運用」が基本になっています。
実は、資産運用はこの複利運用をするかしないかで、5年後、10年後の運用結果が大きく変わってくるので気をつけてください。
複利運用とは、運用で得た収益を運用元本に加えることで、収益が収益を生み出してどんどん資産がふくらんでいく運用方法のことです。
たとえば、500万円を元手に10年間資産運用していったとき、毎年25万円の収益が出るとします。
この25万円を一切使わず、運用元本に追加すれば、2年目からは500万円+収益25万円=525万円を元手に運用ができますよね。
そのまま毎年25万円の収益を元本に追加していくと、3年目には運用元本は550万円、5年目には運用元本は625万円になります。
しかし、運用で得た収益25万円を元本に含めずに運用していると、3年経っても5年経っても、運用元本は500万円です。
運用元本が違えば、10年後の運用成果も全然違ってきますよ。
500万円を利回り5%で運用した場合
1年後の資産 | 10年後の資産 | |
複利運用した場合 | 525万円 |
約814万円※ |
複利運用しない場合 (単利運用と言う) |
525万円 | 750万円 |
※複利運用の試算結果は概算値です。
500万円を利回り5パーセントからで運用した場合、複利運用すれば運用資産は約814万円ですが、複利運用しなければ資産は750万円です。
10年で約64万円もの費用差になりました。
もし運用期間が15年、20年など長期になれば、複利運用による費用差はさらに大きくなります。
ただ、複利運用が絶対的に良いというわけではありません。
中には、運用で得た収益を配当金などの形で定期的に受け取り、気長に運用したい方もいるでしょう。
500万円を元手に不労所得を受け取りたいなどの希望がある場合は、単利運用でも大丈夫です。
ただ、運用の成果を早く出したい、できる限り大きく儲けたい目的がある場合は、複利運用を効果的に使う方がおすすめですよ。
500万円の資産運用のおすすめプラン3選
運用目標や利回り設定ができたら、500万円の資産運用を始めましょう。
500万円の資産運用するときにおすすめのプランは次の3つです。
- 短期投資に適した「投資型・貸付型クラウドファンディング」
- 中長期投資に適した「ロボ・アドバイザー」
- 長期投資に適した「投資信託」
どの運用方法でも、利回り3パーセント~10パーセントまで、預貯金より高い利益を期待できます。
ご自身の目標設定内容や希望する利回りから、適切な運用プランを選択してください。
おすすめ①:【利回り3~10%】5年以内の短期運用「投資型・貸付型クラウドファンディング」
- 利回り:プロジェクトにより異なるが3~10%の案件が多い
- 特徴:資金調達の一種である「クラウドファンディング」の仕組みを活かした投資
投資型・融資型クラウドファンディングは、別名ソーシャルレンディングと呼ばれます。
ソーシャルレンディングでは、資金調達を希望する企業や個人が実施する特定のプロジェクトに対して、投資家は資金を投資したり貸し付けしたりします。
そして、その投資や貸付の対価として、投資家は一定のリターンを金銭で得られるという仕組みです。
プロジェクト期間は半年~2年程度など短期間のものが多く、プロジェクトごとに得られる期待利回りがあらかじめ公開されているため、短期間で一定のリターンを得られることが魅力です。
プロジェクトに投資・貸付したあとは、特別な手間は必要なく、資金が返ってくるのを待つだけなので、手軽に始めることができます。
たた、短期間で手軽に利益が得られる一方、プロジェクト期間中は資金を引き出しできないという制限があります。
また、株式や投資信託のように資産が変動することはありませんが、プロジェクトの実施会社が返済不能状態になれば、貸し倒れの可能性があります。
おすすめ②:【利回り3~5%】10年以上の中長期運用「ロボ・アドバイザー」
- 利回り:投資家のリスク許容度により異なるがETF(上場投資信託)を用いた運用が多いため、3~5%ほどになると予想される
- 特徴:投資家の属性や価値観などから診断したリスク許容度で適切な運用方法を判断し、その運用方法を完全自動で行ってくれるサービス
ロボ・アドバイザーは、「ロボ」という名前が指すように、各運用会社が用意したAI(人工知能)に搭載されたアルゴリズムをもとに、資産運用が自動化されます。
ロボットが資産運用を冷静に行ってくれ、運用の手間が一切かからないのが魅力です。
仕事や育児・家事など忙しい方向けのサービスで、手間のかからなさは一番と言えるでしょう。
ただし、便利な一方で運用に要する手数料が1パーセントからかかってくるため、手数料率は高めです。
資金の出し入れはいつでもできますが、短期間の運用ではすぐに成果が出ず、短期間でやめると資産がマイナスになる可能性もあります。
リスクを抑えるためにも、10年以上など中長期の運用がおすすめです。
ロボ・アドバイザー会社によって資産運用を提供するAIは異なりますが、ほとんどの会社ではETF(上場投資信託)を運用対象に、全世界分散投資をすることが特徴です。
おすすめ③:【利回り3~6%】15年以上の長期運用「投資信託」
- 利回り:投資信託により異なるが、長期投資の場合は3~6%ほどになると予想される。
- 特徴:プロが運用する株式や債券、不動産などの資産が含まれたファンド(=投資信託)を購入して運用する方法
投資信託はファンドの種類が非常に豊富なのことが特徴で、国内外含め、世界中のさまざまな資産に幅広く投資できます。
ファンドの資産価値が上昇したときに売買差益が得られる他、ファンドによっては、毎月、半年など定期的に分配金が得られることもあります。
また、プロがファンドの中身の銘柄を選定してくれるため、プロの運用成果を簡単に享受できる点が魅力です。
ロボ・アドバイザーと同様に短期間では成果が出ない可能性が高く、短期間の解約では資産がマイナスになることもあります。
リスクを抑えるため、長期の運用で利益を確実に積み上げていくようにしましょう。
500万円を運用する場合は、一括でファンドを購入するより、500万円を複数回に分けてファンドを購入するのがおすすめです。
ファンドの購入機会を分散させることで、時間分散効果が効いてリスクを抑えやすくなりますよ。
初心者におすすめはソーシャルレンディング
500万円の運用方法3選の中でも、特に初心者の方におすすめしたいのは投資型・貸付型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)です。
ソーシャルレンディングが初心者向けの理由は、大きく分けて次の4つです。
- 運用期間の短さ(半年~2年)
- 予定利回りがわかっている
- 運用中何もすることがない
- 運用資金が大きいとリスク分散しやすい
ロボ・アドバイザーや投資信託は、株やETFなどの買い付けで資産価値を育てていく仕組みなので、資産が育つまで時間がかかります。
しかし、ソーシャルレンディングは資産を育てる投資ではないので、市場が成長するのを待つ期間は必要ありません。
半年から2年以内の短期運用で、あらかじめ得られる予想利回りもわかっています。
貸し倒れリスクもありますが、500万円も運用資金があれば運用先を複数に分散させることができるので、リスク対策も可能です。
つまり、運用を始めてから利益を得るまでの期間が短く、資金があることでリスク対策もしやすいのです。
初心者が資産運用を継続するためには、運用による成功体験を積み重ねていくことが大切です。
そのため、初心者は利益を手にしやすいソーシャルレンディングで運用の成果を味わってから、他の運用方法にもチャレンジしていくのがおすすめですよ。
▼ソーシャルレンディングについて詳しくはこちらをご覧ください▼
まとめ
500万円というまとまった資金を運用する場合、どのような運用方法が良いか悩みますよね。
今まで貯めた500万円を有効に活用するためにも、ご紹介したポイントを参考に運用を始めてみてください。
当記事の大切なポイントを改めてまとめると、次3つが重要です。
- 運用前にしておくべきことは3つ
∟①目標設定(何のために、いくら、いつまでに必要なのかを明確にする)ことが大切
∟②生活防衛資金の確保
∟③運用スタンスの決定 - 目標金額達成のために必要な利回りを知っておく
∟高すぎる利回りはリスクも高くなるので要注意
∟効率的にリターンを大きくしたいなら複利運用しよう
∟運用期間を長くすれば利回りを低くしても目標金額達成できる - 500万円を運用するおすすめの方法は3つ
∟①短期運用なら「ソーシャルレンディング」
∟②中長期運用なら「ロボ・アドバイザー」
∟③長期運用なら「投資信託」 - 初心者には「投資型・融資型クラウドファンディング」がおすすめ
∟①短期運用で利益を早く手にして、運用の成功体験を積み重ねよう
自身の目標金額や運用期間、必要利回りがはっきりしていれば、後は運用会社や商品を決めるだけです。
ただ、どの運用方法でも、運用商品を提供する会社や商品などで期待できる利回りやリスクが変わってくるので気をつけてください。
まずは目標を明確にして、最適な運用方法を選択してくださいね。
そして、最後にご紹介したように、投資初心者の方であればソーシャルレンディングがおすすめです。
まずは、投資の仕組みや概要をしっかりと把握してみましょう。