CREAL(クリアル)の概要
出典:CREAL(クリアル)
CREAL(クリアル)は、東京に拠点を置く株式会社ブリッジ・シー・キャピタルが運営している不動産投資クラウドファンディングサイトです。
ブリッジ・シー・キャピタルは2011年に設立され、クリアルは2018年11月に開始。
2019年11月末時点で累計調達額20億円を突破しており、不動産クラウドファンディング運用資産残高No.1となっています。
不動産投資クラウドファンディングは、REIT(不動産投資信託)や貸付型クラウドファンディングのソーシャルレンディングとは異なり、集めた資金をもとに不動産運用を行い、運用益や売買差益が分配されます。
大型案件や立地の良い都内物件など優良物件に少額資金から投資することができ、物件の賃貸収入を毎月得ることが可能です。
ブリッジ・シー・キャピタル自体は、
- アセットマネジメント事業
- ヘルスケアファンド事業
- クラウドファンディング事業
を展開しており、300億円の不動産アセットマネジメント業務を受託しています。
ここでは、不動産投資クラウドファンディングのクリアルの特徴や評判について紹介していますので、一つひとつ確認していきましょう。
CREAL(クリアル)の案件の特徴
ここでは、CREAL(クリアル)の投資案件の主な特徴について紹介しています。
どのような特徴があるか知っておくことで、投資判断しやすくなります。
案件の特徴①:最低投資金額は1万円
不動産投資クラウドファンディングのクリアルは、最低投資金額が1万円となっています。
他のソーシャルレンディングだと最低投資金額が10万円ほどのところもありますし、別の金融商品になると1万円から投資ができるものはそれほど多くありません。
クリアルであれば、1口1万円からの少額投資ができるため、不動産投資初心者の方でも気軽に始めることができます。
1万円からなので、投資資金を貯めるための準備期間がほとんど必要ありませんし、3万円なら3つ、5万円なら5つなど、少額資金でありながら分散投資をすることが可能です。
案件の特徴②:毎月配当がある
クリアルは不動産投資に特化しており、投資した物件の賃貸収入は毎月配当されます。
他のソーシャルレンディングの中には、運用期間終了後でないと配当を得られない案件もありますが、クリアルであれば運用開始後毎月配当を受け取ることができるため、すぐに配当を使ったり再投資することが可能です。
運用の実感も湧きやすいため、投資が初めての方でも安心です。
案件の特徴③:情報量が多い
ソーシャルレンディングの場合、案件の匿名性があるため、開示されている情報が少なく投資家は不安なものです。
しかし、不動産投資クラウドファンディングのクリアルであれば、情報開示の透明性が高いため、案件の情報量が非常に豊富です。
そのため、多くの情報を確認したうえで投資すべきか判断することができます。
住所、動画、画像、事業など、投資案件の情報の詳細が公開されています。
案件の特徴④:手数料負担がほぼない
クリアル案件の特徴の一つが、投資家の手数料負担がほぼ掛からないことです。
クリアルの口座へ入金する際は手数料がかかりますが、投資や運用、管理に関しては手数料がかかりません。
余計なコスト負担がないため、最大限投資利回りを高めることが可能です。
CREAL(クリアル)の案件の良い口コミ・評判
CREAL(クリアル)の不動産案件の良い評判についても見ていきましょう。
実際にクリアルを利用している人(投資家)や検討している人がどのような点に興味を持ち、魅力を感じているのかがわかります。
良い口コミ・評判①:優待があってお得
クリアルでは、投資した物件がホテルの場合、ホテルの宿泊料が割引になる優待を受けることができます。
たとえば、ホテルアマネク浅草吾妻橋スカイに5万円以上投資している場合、アマネクが運営するホテル全物件にて宿泊料が10パーセントOFFとなる優待を受けられます。
運用期間中ずっと使えるため大変お得です。
まるで株主優待のようなメリットがあるため、投資をするのが楽しくなるという評判が多く見られます。
良い口コミ・評判②:少ないお金でも投資をスタートできる
クリアルの良い評判で多いのが、少額資金で不動産投資をスタートできることです。
最低投資金額が1万円のため、他の投資よりも手軽に始められます。
また、数万円の資金があれば、不動産の分散投資も可能です。
「投資を始めるにはある程度お金が必要」と困っていた人も、クリアルであれば気軽に投資できるため好評価のようです。
良い口コミ・評判③:他のソーシャルレンディングよりも透明性が高い
ソーシャルレンディングへ投資している人たちからすれば、クリアルは開示している情報が多いため、透明性が高い点に良い印象を持っているようです。
ソーシャルレンディングの場合は匿名となっているため、案件の開示される情報が限られます。
少ない情報の中で投資判断をしなければならず、初心者にはハードルが高いものです。
しかし、クリアルの場合は透明性が高く、たくさんの情報を確認できるため、安心して投資判断することができます。
少額資金で投資ができ、かつ情報開示も多いため良い評価が目立ちます。
良い口コミ・評判④:毎月配当があるので安心
クリアルの評判を見ていると、毎月配当があることに対して好評価な意見が多いです。
運用期間終了後に一括で配当が出るソーシャルレンディングもありますが、クリアルは毎月に分けて配当されます。
運用が上手くいけば、毎月十分な配当を得ることが可能です。
良い口コミ・評判⑤:不動産投資のノウハウを持っている
クリアルを運用するブリッジ・シー・キャピタルは不動産投資のプロであり、300億円規模の不動産ファンドを運用しています。
豊富な経験・実績があるため、多くのノウハウも持ち合わせている企業です。
これらのノウハウを活かして厳選した案件を取り扱っているため、安心して投資することができます。
良い口コミ・評判⑥:10%までのリスクはクリアルが負ってくれる
クリアルの不動産案件は、価格下落の10パーセントまで劣後出資しているクリアルが負うことになっています。
不動産売却時の価格下落リスクを軽減することができます。
CREAL(クリアル)の案件の悪い口コミ・評判
CREAL(クリアル)の良い評判だけでなく、悪い評判についても見ていきましょう。
どちらの評判も把握をしておくことで、自分に合った投資選びがしやすくなります。
悪い口コミ・評判①:まだ実績が少ない
クリアルは不動産投資クラウドファンディングとして、他にはない魅力やメリットが多数ありますが、まだ実績が少ない状況です。
サービスを2018年11月にスタートしたばかりで、2019年11月でようやく1年経過したところです。
そのため、「魅力は感じるが、実績が少ないので不安」と感じている投資家は少なくないようです。
悪い口コミ・評判②:途中解約ができない
クリアルに限ったことではありませんが、不動産投資クラウドファンディングやソーシャルレンディングは運用期間中に解約することができません。
途中解約ができないため、特に長期案件に投資する際は十分に気をつけましょう。
投資は余裕資金でおこなうものです。
悪い口コミ・評判③:不動産市場の影響を受けやすい
クリアルは不動産に特化したクラウドファンディングなので、不動産市場の景気の影響を受けやすいです。
不動産市況が落ち込めば全体的に利回りが低下してしまいますし、不動産業界の景気が良くなれば利回りはさらに高くなる可能性があります。
不動産市況の影響を受けやすいということで、不安視する人も多いようです。
悪い口コミ・評判④:利回りはあまり高くない
不動産投資クラウドファンディングのクリアルの利回りは4パーセントから5パーセントほどです。
ソーシャルレンディングの業界平均利回りが7パーセントから8パーセントのため、やや低めです。
ただし、キャッシュバックキャンペーンなどを積極的に展開しており、その場合利回りが+1パーセントされることがあります。
CREAL(クリアル)の総評
最後に、CREAL(クリアル)の評価を5段階で表してみましょう。
利回り:3
最大5パーセントほどと、利回りはあまり高くありません。
実績:4
クリアルというサイトの運用実績はまだまだですが、ブリッジシーキャピタルの運営実績は十分なものがあります。
安全性:5
会社の規模も一定のものがあり、10パーセントまでの価格下落リスクは投資家が負うことはありません。
情報開示:5
投資先の不動産や事業まで特定することが可能です。
これ以上ないというほどの情報開示です。
総合評価:4
情報開示の量については言うことがありません。
きちんと投資家が自分でリスクを判断するための十分な材料が揃っています。
利回りはやや物足りないものの、安全面を考えれば適当な数字です。
そのため、今人気の不動産投資クラウドファンディングの1社になっています。
投資したいときにすぐ投資できるよう、早めの口座開設を行っておきましょう。