※当記事は、2023年10月6日(金)時点の公開情報に基づき執筆しています。
Crowd Credit(クラウドクレジット)は、ソーシャルレンディング会社の中でも「海外案件に特化している」という点が他と大きく異なります。
また、大手企業や有名企業が株主であり、投資家としては投資しやすい事業者だと言えるでしょう。
ここでは、Crowd Credit(クラウドクレジット)の案件の特徴や投資家にとってのメリット・デメリット、そして口コミや評判まで余すところなく解説します。
クラウドアンサー独自の評価も4つの軸に分けてお伝えします。
目次
- Crowd Credit(クラウドクレジット)の実績
- Crwd Credit(クラウドクレジット)の総評
- Crowd Credit(クラウドクレジット)の案件の特徴
- Crowd Credit(クラウドクレジット)に投資するメリット
- Crowd Credit(クラウドクレジット)に投資するデメリット
- クラウドクレジットの2023年7月~9月の案件募集実績
- Crowd Credit(クラウドクレジット)のリスクに対する対策
- Crowd Credit(クラウドクレジット)の口コミ・評判
- Crowd Credit(クラウドクレジット)がおすすめの人
- Crowd Credit(クラウドクレジット)の口座開設手順
- CROWD CREDIT(クラウドクレジット)の概要
- まとめ
Crowd Credit(クラウドクレジット)の実績
Crowd Credit(クラウドクレジット)は、2014年6月からソーシャルレンディングサイトの運営を行っています。
いずれも2023年10月6日(金)時点累計の募集実績は次のとおりです。
Crowd Credit(クラウドクレジット)の実績 |
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また、投資家がどれくらいの利回りを獲得しているかという数字も、自社サイト上で提供しています。
2020年12月末の時点で、年利の中央値は3.88パーセント、平均値は2.22パーセントとなっています。
Crwd Credit(クラウドクレジット)の総評
では、クラウドアンサー編集部が独自に行ったCrowd Credit(クラウドクレジット)の評価を、5段階で紹介します。
利回り:4
最大8.7パーセントをうたっていますが、Crowd Credit(クラウドクレジット)の平均利回りは6パーセント前後です。
低いものでは2.5パーセントもありますし、為替リスクなどで想定通りの利益にならない案件もあります。
為替が良い方向に動くことで、10パーセント以上の利回りになることもあります。
実績:5
2023年10月6日(金)現在、累計募集金額は519億6,900万円となっています。
そのため、クラウドクレジットは十分な実績を持っていると言えます。
海外現地法人も持っている点が強みです。
安全性:3
単純な安全性で見れば、途上国向けの融資が多いため低めです。
返済遅延や貸し倒れに近い状態の案件も多くあります。
ただし、リスクに対しては強く訴えかけ分散投資を投資家に行ってもらうことでカバーしてもらうという考えです。
2021年8月にはカメルーン案件で、投資金額の9割近い損失を発生させてしまったこともあり、この点には注意が必要です。
また2022年11月時点では、ウクライナ情勢の影響でロシアルーブル建てファンドで大きな損失が発生する可能性が高くなっています。
情報開示:4
海外案件の場合、融資先の名前を出しても調査できないケースが多いです。
それでも、毎月のファンド運用報告など細かい情報提示を行っています。
社長の杉山氏は前に出る機会も多く著書もあるなど、情報開示をしなくてはならないという考えを強く持っています。
総合評価:4
Crowd Credit(クラウドクレジット)は、最も独自性の強いソーシャルレンディング会社とも言えます。
クラウドクレジットではソーシャルレンディングが「貸金」である以上、貸し倒れは絶対に起こるものとして案件の運営を待っています。
そのため、貸し倒れを起こしたくないという方には向いていません。
Crowd Credit(クラウドクレジット)の杉山社長は、全案件に分散投資することを推奨しています。
分散投資行うことで投資案件の1割で貸し倒れが起きても、最終的に5パーセントから6パーセントの利益を確保できるようにしたいとしています。
そのための情報提供は惜しんでいませんし、専門職の社員も多く雇用して案件の開発に努めています。
その結果、毎年赤字を発生しているリスクもあります。
資金調達は社長のツテもあるのか、有名企業から出資を得ており、倒産リスクはそう大きくはないと言えます。
評価できる点としては、大変に誠意を持って業務に取り組んでいるソーシャルレンディング会社である点です。
またクラウドクレジット運営元のクラウドクレジット株式会社は2023年1月1日から、ソーシャルレンディングサイト「バンカーズ」を運営する株式会社バンカーズホールディングスの子会社となりました。
サイトはバンカーズとクラウドクレジットは独立した状態を保ち、投資家的には大きく変わるものはありません。
独自性、可能性に期待して、分散投資先の一環として利用する価値は十分にあると言えます。
Crowd Credit(クラウドクレジット)の案件の特徴
では、Crowd Credit(クラウドクレジット)の案件の主な特徴を解説していきましょう。
案件の特徴
- 取り扱うローンの種類が豊富
- 1口1万から投資できる
- 海外成長国へ投資できる
- 表面利回り3%~12%
- 円建て・外貨建てを選択可能
- 大手や有名企業が株主
- 手数料がほとんどかからない
- 社会インパクト投資が可能
- セミナーや運用報告会が実施されている
- 最新のファンド実績が確認できる
案件の特徴①:取り扱うローンの種類が豊富
クラウドクレジットは、取り扱っているローンの種類が豊富です。
次のように、さまざまなタイプのローンに投資をすることができます。
ローンのタイプが豊富なので、自分に合ったタイプを選択することが可能です。
また、さまざまな分野への投資ができるため、分散投資もしやすくなっています。
クラウドクレジットが取り扱っているローン |
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案件の特徴②:1口1万から投資できる
他のソーシャルレンディングでは、投資する最少投資額10万円ほどである場合があります。
しかし、Crowd Credit(クラウドクレジット)の最低投資金額が「1万円」となっており、少額で投資を始めることが可能です。
「ソーシャルレンディング投資を始めたいけど、まとまったお金がない」と困っている人でも気軽に投資を始められることが魅力です。
他の金融商品と比べても少ない手持ち資金で運用をスタートできます。
収入が少ない若年層でも、海外で運用されるソーシャルレンディング案件に気軽に投資できます。
案件の特徴③:海外成長国へ投資できる
Crowd Credit(クラウドクレジット)は、ペルーやカメルーンといった新興国を中心とした海外成長国のファンドに投資することができます。
たとえば、投資できる案件として次のようなものがあります。
クラウドクレジットの海外案件の例 |
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成長著しい新興国が投資対象となるためリスクはありますが、逆に大きなリターンを期待できます。
また、社会貢献度も高い案件が揃っていることも魅力だと言えます。
案件の特徴④:表面利回り4.8%~8.7%
ソーシャルレンディング業界の平均利回りは3パーセントから8パーセント前後と言われており、他の金融商品と比べても十分高いリターンが期待できます。
しかし、Crowd Credit(クラウドクレジット)の案件は表面利回りが4.8パーセントから8,7パーセントと、さらに期待が持てる水準を実現しています。
海外の現地で実績のあるパートナーが審査・回収をおこなうため、安心感があります。
上手く運用できれば、非常に多くのリターンを得ることができ、効率良く資産を拡大させることが可能です。
案件の特徴⑤:円建て・外貨建てを選択可能
他のソーシャルレンディング会社は「円建て」のファンドが多いですが、クラウドクレジットは「円建て」と「外貨建て」を選択することができます。
外貨建てではドル建てだけでなく、「ユーロ建て」や「ルーブル建て」の案件も扱っています。
外貨建ては為替リスクがあるため、想定外の損失を負う恐れがある一方で、通常の利回り以上のリターンを得られる可能性があることが魅力です。
為替リスクの心配をしたくない人は円建てを選択できますし、より多くのリターンを狙いたい人は外貨建ての選択ができるため、幅広い投資戦略を立てることができます。
また、海外通貨建ての案件でも、為替ヘッジという、運用終了時に一定の為替相場で両替できる権利を設定している案件もあります。
多少の手数料がかかるので利回りはやや低くなりますが、為替変動リスクを避けることができます。
案件の特徴⑥:大手や有名企業が株主
Crowd Credit(クラウドクレジット)には、多くの大手企業や有名企業が出資しています。
ソーシャルレンディングの運営元がいかに信頼できるかは、投資をするうえで非常に重要なことです。
クラウドクレジットに出資している主な企業は次のとおりです。
このように、多くの有名企業がクラウドクレジットに出資しています。
出資を受けている企業 |
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積極的に財務基盤の強化を図っており、2020年12月にもエッジ・ラボ株式会社、インベストメントLab株式会社の2社から合わせて1億5千万円の出資を受けています。
案件の特徴⑦:手数料がほとんどかからない
Crowd Credit(クラウドクレジット)では、預託金口座へ入金する際は振込手数料が必要となります。
しかし、次の手数料は無料です。
無料に設定されている手数料 |
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また、Crowd Credit(クラウドクレジット)から償還された資金や配当金を自分の銀行口座に振り込むときの、出金手数料も月1回までは無料です。
しかし、2回目の出金からは770円の出金手数料がかかるため、Crowd Credit(クラウドクレジット)から銀行口座にお金を移すのは月1回にしておきましょう。
案件の特徴⑧:社会インパクト投資が可能
「社会インパクト投資」とは、教育問題や貧困層支援などの社会的課題の解決に取り組んでいる企業などに投資をして、経済的・社会的リターンを得る投資方法のことです。
Crowd Credit(クラウドクレジット)は、利益を追求しながらも社会的問題を解決できる案件がそろっているため、社会貢献度の高い投資を実現できます。
案件の特徴⑨:セミナーや運用報告会が実施されている
Crowd Credit(クラウドクレジット)では、セミナーや運用報告会を実施しており、各ファンドの運用状況などを説明してくれます。
投資家は無料で参加でき、さまざまな疑問ことを直接聞くことが可能です。
セミナーは頻繁に実施されており、運用報告会は年1回開催されています。
またクラウドクレジット単独のセミナーだけではなく、積極的な取引や運用で歯上の流れにとらわれずに高い利回りを目指す「アクティブ投資」の運用会社を集めたセミナーなども実施しています。
いろいろな会社とつながりを持ち、新しい投資の形をリードしていこうという意欲的な活動を行っているのです。
案件の特徴⑩:最新のファンド実績が確認できる
Crowd Credit(クラウドクレジット)は、サイト内でいつでも最新のファンド実績を確認できるようになっています。
確認できる主な項目は次のとおりです。
多くの人が気になる元本割れ件数や平均利回りもチェックできるなど、投資の際に判断材料となる情報が掲載されています。
サイト内で確認できるファンド情報 |
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Crowd Credit(クラウドクレジット)に投資するメリット
続いては、Crowd Credit(クラウドクレジット)に投資するメリットについてお伝えしていきましょう。
大きく次の8つに分けられるでしょう。
メリット
- 多くのリターンが期待できる
- 少ないお金でソーシャルレンディング投資をスタートできる
- 社会貢献ができる
- ローンの種類が豊富なので選べる
- 大手が出資している
- 個人で新興国に投資できる
- 予定利回りを上回った案件がある
- ファンドパッケージ機能が便利
メリット①:多くのリターンが期待できる
高利回り案件が多いことは、Crowd Credit(クラウドクレジット)の魅力の一つです。
クラウドクレジットの評判を見ていると、たくさんのリターンが期待できることに対してポジティブな意見が多く見られます。
今後の成長が期待できる新興国での事業を投資対象としており、リスクがある反面、高い利回りを実現可能です。
利回りが高ければ、効率良く資産を増やすことができます。
案件によってはソーシャルレンディング業者の平均よりも高い利回りで運用できるため、投資家からも熱視線が注がれています。
メリット②:少額でソーシャルレンディング投資をスタートできる
他のソーシャルレンディングや金融商品は、投資するのにまとまったお金が必要になることも多いです。
しかし、Crowd Credit(クラウドクレジット)では「1万円」から投資ができるため、気軽に投資をスタートできます。
2万円以上用意できれば、海外を中心とした分散投資が可能です。
初めてソーシャルレンディング投資をする人も、1万円からであればそれほど抵抗を感じることなく投資できるでしょう。
メリット③:社会貢献ができる
Crowd Credit(クラウドクレジット)は、他のソーシャルレンディングにはあまりない社会インパクト投資が醍醐味です。
「社会インパクト投資」では、利益を追求しながら新興国の教育や福祉などの発展にも貢献することができます。
リターンを獲得しながらも社会貢献ができるため、多くの投資家から好評価を得ています。
メリット④:ローンの種類が豊富なので選べる
Crowd Credit(クラウドクレジット)のメリットとして、ローンの種類が豊富なことがあります。
- 個人向けローンや中小企業向けローン
- 再生可能エネルギー事業者向けローン
- 不動産担保ローン
など、他にも多くのローンタイプがそろっており、投資家は自分に合った種類から選択が可能です。
ソーシャルレンディング会社によっては、不動産案件のみなど種類が限定的なことも多いですが、クラウドクレジットであればさまざまなタイプから選ぶことができます。
メリット⑤:大手が出資している
Crowd Credit(クラウドクレジット)は、大手企業や有名企業が出資していることで安心感があります。
伊藤忠商事やマネックスベンチャーズ、ソニーフィナンシャルベンチャーズ、LINE Ventures、第一生命、三菱UFJキャピタルなど、大手企業や有名企業から出資を受けています。
特に、これからソーシャルレンディングを始める人にとっては、運営会社の信頼性がどれだけ高いかは非常に大事なポイントです。
メリット⑥:個人で新興国に投資できる
Crowd Credit(クラウドクレジット)では、個人で新興国に投資することができます。
他の金融商品やソーシャルレンディングでは、国内にしか投資ができなかったり、海外投資といっても主要国だけだったりするケースがほとんどです。
しかし、Crowd Credit(クラウドクレジット)であれば、アフリカや東南アジアなどの新興国に個人で投資ができます。
そのため、投資先の国を分散することができ、分散投資の手段として利用することができます。
海外に投資できるソーシャルレンディングサイトはいくつかありますが、アフリカや南米に投資できるソーシャルレンディングサイトはクラウドクレジットだけです。
唯一無二のメリットを持っています。
メリット⑦:予定利回りを上回った案件がある
Crowd Credit(クラウドクレジット)では、予定利回りよりも多くのリターンを得た案件があります。
予定よりも大幅に高利回りとなった理由は「為替差益」です。
例えば、次のような成績を出しており、予定利回りの2倍以上の収益率を実現しています。
カメルーン中小企業支援プロジェクト3号
- 予定利回り:13.2%
- 実際の利回り:28.3%
毎回、このような案件が出るわけではありませんが、海外案件中心であるクラウドクレジットの魅力一つだと言えるでしょう。
メリット⑧:ファンドパッケージ機能が便利
Crowd Credit(クラウドクレジット)では、2020年2月から「ファンドパッケージ」という投資機能を搭載しました。
これは、複数の国で運用されるファンドを合成したファンドです。
そのため、一つのファンドに投資するだけで、さまざまなファンドに分散投資できるのです。
ローリスク型、ミドルリスク型など多様なファンドパッケージを提供しており、「分散投資したいけど面倒だな」と考える投資家でも、手軽に分散投資できるため利用しています。
このように、Crowd Credit(クラウドクレジット)では、常に投資家のことを考えた機能開発を行っています。
Crowd Credit(クラウドクレジット)に投資するデメリット
Crowd Credit(クラウドクレジット)に投資することは、もちろんメリットばかりではありません。
デメリットもしっかりと把握しておきましょう。
デメリット
- 延滞が発生している
- 運営元の業績がやや不安
- 投資期間が長め
- 途中解約はできない
- 為替変動の影響を受けやすい
- 預かり期間が設けられている
デメリット①:元本割れや延滞が発生している
Crowd Credit(クラウドクレジット)は、新興国中心で利回りが高い案件が多いため、「返済延滞」や「元本割れ」リスクも高いことを認識しておきましょう。
クラウドクレジットのサイト内に記載されているこれまでのファンド実績を見てみると、元本割れが74件発生しています(2021年9月現在)。
投資家に対する利益の配当状況を見ると、マイナスが見込まれる割合が9.6%となっており、ある程度のリスクを想定しておく必要があります(2021年1月15日時点)。
デメリット②:運営元の業績がやや不安
Crowd Credit(クラウドクレジット)の2019年12月期の連結決算は、3億8,900万円の赤字でした。
投資家は自ら資産を投じるため、運営会社が信頼できるかどうかは重要なポイントです。
そのため、運営会社の業績はチェックした方が良いでしょう。
ただし、2019年12月期の赤字が3億2,900万円でしたので、業績は改善されつつあります。
デメリット③:投資期間が長め
Crowd Credit(クラウドクレジット)は、投資期間が比較的長いという特徴があります。
他のソーシャルレンディング会社の場合、運用期間は6ヶ月未満といったように短期間の案件もあります。
一方で、クラウドクレジットの場合、運用期間は13ヶ月から24ヶ月ほどと、基本的に長期案件が多めです。
デメリット④:途中解約はできない
Crowd Credit(クラウドクレジット)に限ったことではありませんが、ソーシャルレンディング投資では「途中解約」ができません。
そのため、運用期間が終わるまでは、投資資金が戻ってくることはありません。
特に、クラウドクレジットは先ほどお伝えしたように運用期間が比較的長いため、注意する必要があるでしょう。
余裕資金を使って投資をしないと、運用期間中にお金が必要になった場合に困る可能性があります。
デメリット⑤:為替変動の影響を受けやすい
Crowd Credit(クラウドクレジット)は、新興国中心のため海外案件中心です。
そのため、為替変動リスクには十分に気をつけなければなりません。
案件自体の運用益が出ていたとしても、為替変動によって利益が減ってしまうことがあります。
Crowd Credit(クラウドクレジット)では、「外貨建て」と「円建て」を選択できますが、外貨建てを選ぶ場合は十分なリスク管理が必要です。
デメリット⑥:預かり期間が設けられている
Crowd Credit(クラウドクレジット)では、2018年12月から預かり期間が設定されています。
そのため、次の基準を満たしていない場合は残高が出金されてしまうため注意が必要です。
残高が出金される基準 |
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これらを満たしていない場合は、毎月第12営業日に強制払い戻しが確定・実行されます。
対象者には事前にメール通知がありますが、Crowd Credit(クラウドクレジット)で運用する場合には気をつけなければなりません。
クラウドクレジットの2023年7月~9月の案件募集実績
先ほど紹介したように、クラウドクレジット(CrowdCredit)の案件は海外案件専門です。
直近の2023年7月~9月に募集が行われた案件を紹介しましょう。
2023年9月の募集実績
Crowd Credit(クラウドクレジット)で2023年9月に募集が行われた案件は以下のとおりです。
- 募集案件数:8件
- 募集金額:3億9,000万円
海外情勢の不安定さも合ってか募集金額が少なめです。
No. | 案件名 | 運用期間 | 募集金額 | 利回り |
---|---|---|---|---|
1 | 【円建て】ポーランド個人向け金融事業者ファンド14号 | 13ヶ月 | 5,000万円 | 7.5% |
2 | 【ペルーソル建て】ペルー女性事業主向け協同組合支援ファンド29号 | 13ヶ月 | 3,000万円 | 7.6% |
3 | 【円建て】バルカン地域オンライン金融事業者ファンド52号 | 13ヶ月 | 4,000万円 | 6.5% |
4 | 【ユーロ建て】東欧金融事業者支援ファンド172号 | 13ヶ月 | 7,500万円 | 9.3% |
5 | 【ユーロ建て】欧州不動産担保ローンファンド2号 | 19ヶ月 | 3,000万円 | 5~9.0% |
2023年8月の募集実績
Crowd Credit(クラウドクレジット)で2023年8月に募集が行われた案件は以下のとおりです。
- 募集案件数:8件
- 募集金額:4億3,000万円
先月届いていどの募集の月でした。
No. | 案件名 | 運用期間 | 募集金額 | 利回り |
---|---|---|---|---|
1 | 【円建て】ポーランド個人向け金融事業者ファンド13号 | 13ヶ月 | 5,000万円 | 7.6% |
2 | 【円建て】バルカン地域オンライン金融事業者ファンド51号 | 13ヶ月 | 4,000万円 | 6.4% |
3 | 【ユーロ建て】東欧金融事業者支援ファンド171号 | 13ヶ月 | 7,500万円 | 9.4% |
4 | 【米ドル建て】南部メキシコマイクロファイナンス支援ファンド21号 | 13ヶ月 | 3,000万円 | 5.8% |
5 | 【円建て】東欧金融事業者支援ファンド125号 | 13ヶ月 | 7,500万円 | 8.4% |
2023年7月の募集実績
Crowd Credit(クラウドクレジット)で2023年7月に募集が行われた案件は以下のとおりです。
- 募集案件数:6件
- 募集金額:2億6,300万円
やや少なめの募集です。
No. | 案件名 | 運用期間 | 募集金額 | 利回り |
---|---|---|---|---|
1 | 【円建て】ポーランド個人向け金融事業者ファンド12号 | 13ヶ月 | 5,000万円 | 7.5% |
2 | 【円建て】バルカン地域オンライン金融事業者ファンド50号 | 13ヶ月 | 4,000万円 | 6.5% |
3 | 【メキシコペソ建て】メキシコ中小企業金融事業者ファンド18号 | 13ヶ月 | 6,000万円 | 9.4% |
4 | 【ペルーソル建て】ペルー女性事業主向け協同組合支援ファンド28号 | 13ヶ月 | 1,300万円 | 7.8% |
5 | 【ユーロ建て】東欧金融事業者支援ファンド170号 | 19ヶ月 | 7,500万円 | 9.3% |
Crowd Credit(クラウドクレジット)のリスクに対する対策
Crowd Credit(クラウドクレジット)では海外の中小企業に融資を行うため、各社が倒産するリスクや為替変動リスクがあります。
Crowd Credit(クラウドクレジット)がこれらに対して保証を行っている様子はないため、リスクが発言したら投資家のお金は元本割れしてしまうと考えられます。
とはいえ、リスクを背負うのはソーシャルレンディングのみならず投資では当たり前のことです。
もし保証付きの案件が良いなら、他のソーシャルレンディング業者を選ぶか、元本保証の銀行預金で運用するべきだと言えるでしょう。
Crowd Credit(クラウドクレジット)の口コミ・評判
Crowd Credit(クラウドクレジット)に投資ししている投資家たちの口コミや評判にはどういったものがあるのか気になる方も多いことでしょう。
投資家の生の声を聞くことで、公式ホームページには書いていない長所と短所を知ることができます。
ポジティブな口コミ・評判
Crowd Credit(クラウドクレジット)に対するポジティブな口コミとしては、「高い利回りが期待できる」という意見が多いです。
確かに、2021年8月時点で販売中のファンドは表面利回りが6.6パーセントから12.1パーセントで高い水準となっています。
一般的な株式投資が3パーセントから7パーセントほどの利回りであるため、クラウドクレジットの案件は高利回りであることがわかります。
なぜ利回りが高いのかと言うと、海外に投資する案件を扱っているからです。
また、ブログやセミナーで積極的に情報発信しているところに好感があるという意見も多く見られました。
Crowd Credit(クラウドクレジット)はソーシャルレンディングとはどんな投資方法なのか、同社はどのような会社なのか、ブログやセミナーを通じて情報発信しています。
定期的な無料セミナーに加え、コロナ禍のためかオンラインセミナーも開催され、投資家への情報提供を惜しまない様子は好感が持てます。
ネガティブな口コミ・評判
一方、Crowd Credit(クラウドクレジット)のネガティブな口コミとしては、返済遅延や元本割れのリスクが比較的高いという声がありました。
確かに最終損益がマイナスになって元本割れした案件もあり、ハイリスク・ハイリターンなソーシャルレンディングと言えるでしょう。
投資家側でリスクをコントロールするためには、一つの案件に申し込む金額を少なくし、複数の案件に申し込む分散投資することがおすすめです。
例えば、予算が10万円なら1つの案件に10万円を投資するのではなく、10個の案件に1万円ずつ投資するといった方法です。
また、Crowd Credit(クラウドクレジット)以外のソーシャルレンディングサイトでも投資をしているという人もいます。
複数のサイトを使うことでさらなる分散投資が期待できます。
Crowd Credit(クラウドクレジット)がおすすめの人
Crowd Credit(クラウドクレジット)がおすすめなのは、次の3つの特徴に一つでも当てはまる人です。
自分も当てはまると感じた方は、クラウドクレジットでソーシャルレンディングを始めてみてはいかがでしょうか?
クラウドクレジットをおすすめできる人
- 海外に投資をしたい人
- ソーシャルレンディング初心者
- SBIグループのユーザー
おすすめ①:海外に投資をしたい人
Crowd Credit(クラウドクレジット)は、海外に投資ができるソーシャルレンディングなので、海外投資をしたい人におすすめです。
国内に投資先が集中している人は、分散投資のために海外への投資を考えてみてはいかがでしょうか?
国内のソーシャルレンディングや株式だけに投資先が集中していると、日本のリスクから逃れることができません。
例えば、大きな地震や洪水によって企業が倒産したり、インフラが壊れて経済全体が落ち込んだりするリスクです。
海外にも投資をしておけば、個別の国のリスクが薄まるため、低リスクの運用をすることができます。
だからと言って海外のハイリスク案件に投資をするとリスクを下げることにはつながらない可能性があるため、案件は厳選する必要があります。
ただ、世界に分散投資することでリスクを下げられるので、Crowd Credit(クラウドクレジット)を試してみてはいかがでしょうか?
おすすめ②:ソーシャルレンディング初心者
Crowd Credit(クラウドクレジット)の投資案件には、1万円から申し込むことができます。
ソーシャルレンディングをやったことがないものの、興味がある人にとっては、1万円という比較的小さな金額から始められるのは魅力的ではないでしょうか?
また、株式などの商品に比べて少額で投資ができるため、投資そのものの初心者にもおすすめです。
1万円ならそこまで大金ではないので、お試し感覚で始めてみることができます。
おすすめ③:SBIグループのユーザー
Crowd Credit(クラウドクレジット)に新規登録して投資を始めると、投資額に応じたSBIポイントがもらえるキャンペーンが開催されています。
SBIポイントは、大手金融グループ「SBIグループ」の共通ポイントで、「住信SBIネット銀行」や「SBI証券」を利用している人が使えます。
SBIのサービスで使えることに加え、「Tポイント」や「nanacoポイント」など、他社のポイントに交換することも可能です。
基本的には1ポイント=1円の価値があるポイントなので、貯めている方もいると思います。
Crowd Credit(クラウドクレジット)でソーシャルレンディングを始めればポイントももらえるため、SBIユーザーの方は新規登録して始めてみてはいかがでしょうか?
Crowd Credit(クラウドクレジット)の口座開設手順
クラウドクレジット(CrowdCredit)では、以下の3つのステップで口座を開設できます。詳しく見ていきましょう。
クラウドクレジットの口座開設手順
- メールアドレスの登録
- 個人情報、銀行口座の登録
- 本人確認
ステップ①:メールアドレスの登録
初めに、Crowd Credit(クラウドクレジット)の公式ホームページから「新規登録」をクリックします。
登録は無料ででき、メールアドレスや希望のID、パスワードなどを入力すれば完了します。
ステップ②:個人情報、銀行口座の登録
次に、氏名や住所、生年月日といった個人情報、会社名や勤続年数、銀行口座の情報を入力します。
また、投資家としての適性を簡単に確認するため、投資方針や年収、これまでの投資経験などを入力します。
年収が非常に少ない場合や、ギャンブル的な投資をしそうな回答の場合は、審査に落ちてしまう可能性がありますが、質問には正直に答えましょう。
ここまで終わると、登録したメールアドレスにメールが送られてきます。
リンク先をクリックしてアカウントを有効にしましょう。
ステップ③:本人確認
数日から1週間以内に、登録した住所に「お客様コード通知はがき」が郵送されてきます。
はがきを受け取ったら、お客様コードをマイページで入力します。
ここまでできたら、Crowd Credit(クラウドクレジット)で投資ができるようになります。
1週間以上経ってもはがきが届かない場合は、住所の入力を間違えたなどの可能性が考えられます。
自分で確認しつつ、わからないことがあればクラウドクレジットに問い合わせしましょう。
なお、口座はこちらから無料で開設できますよ。
CROWD CREDIT(クラウドクレジット)の概要
最後に、Crowd Credit(クラウドクレジット)の概要を紹介しましょう。
クラウドクレジットは、東京に拠点を置く「クラウドクレジット株式会社」が運営しています。
2013年1月設立で、2022年4月4日(月)時点の累計募集金額は427億6,406万円です。
社名 | クラウドクレジット株式会社 |
---|---|
事業内容 | 金融業(第二種金商品取引業者:関東財務局長(金商)第2809号) |
設立 | 2013年1月 |
代表取締役 | 杉山 智行 |
本社所在地 | 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町1-8-1 茅場町一丁目平和ビル802 |
また、子会社がペルーやエストニア、メキシコ、提携会社も世界中に広がっており、さまざまな地域・事業に投資することが可能です。
記事内でも紹介したように、個人向けローンや中小事業者向けローン、ノンバンク向けローン、不動産担保ローンなど、他にもさまざまなタイプのローンに分散投資ができます。
そして、少額資金で海外成長国へ投資ができ、高いリターンを期待できることが魅力のソーシャルレンディング会社です。
まとめ
Crowd Credit(クラウドクレジット)は、海外専門案件を取り扱うソーシャルレンディングサイトとして、日本国内のソーシャルレンディングサイトの中でも唯一無二の存在感を放っています。
投資家にとって、資産を運用する国を分散できることはもちろん、多種多様な国と事業に投資できるのでリスクを分散することも可能です。
分散投資はいろいろな国や事業のことを調べたり、資産を分けたりしないといけないため面倒だという人には、「ファンドパッケージ」という手軽に分散投資ができる案件も取り扱っています。
投資初心者の方でも、気軽に分散投資に取り組みやすいシステムづくりを行っているのです。
一方で、海外案件は日本国内の案件よりリスクが高いと考える方も多いかもしれません。
実際に、Crowd Credit(クラウドクレジット)でも資金の償還が遅れる返済遅延や案件満額が返済されない案件も発生しており、1割近い割合で損失が発生しています。
この数字は、日本国内で運用されるソーシャルレンディング案件よりも高い確率です。
ただし、サイト上でデータとして提示しているように、Crowd Credit(クラウドクレジット)に投資している投資家の獲得利回りは、中央値で年利4パーセント弱、平均値で年利2パーセント弱です。
資産の運用先としては、決して悪い選択肢ではありません。
海外の案件に投資することで、海外の経済市況や各国の経済の様子に目を向けることは、自分自身の見識を深めることにもつながります。
コロナ禍で経済の先行きが見えない中、日本円でのみ資産を運用するのは、ある意味ではリスクが高いとも言えます。
Crowd Credit(クラウドクレジット)でもハイリスク・ハイリターン案件からローリスク・ローリターン案件まで、さまざまな案件を提供しています。
リスクを避けたい人は、利回りが低めのローリスク案件を選び、海外案件ならではの高い利回りを求める方は、ハイリターン案件に投資してみるのも良いでしょう。
Crowd Credit(クラウドクレジット)は、まさに投資家にさまざまな選択肢を与えてくれるソーシャルレンディングサイトです。
ある程度ソーシャルレンディング投資に慣れてきた方は、Crowd Credit(クラウドクレジット)を利用して分散投資に努めてみてはいかがでしょうか?
下の「サービスサイト」から口座開設は無料でできますよ。