少額の資金から不動産投資を始められる不動産投資型クラウドファンディングは、多くの投資家の支持を受けており、取り組む不動産会社も増えています。
今回紹介する「DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)」は、2022年8月に運営を開始した非常に新しい不動産投資型クラウドファンディングです。
今回は、DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)がどういった特徴を持っているのか、そのメリットなどを解説していきます。
目次
DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)とは
出典:DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)とは
まずは、DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)とはがどういった不動産投資型クラウドファンディングサイトなのか、運営会社の情報を確認しておきましょう。
不動産投資型クラウドファンディングを運営する不動産会社の立地や規模により、取り扱われるファンドの条件は異なります。
運営会社はダーウィンアセットパートナーズ株式会社
DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)とはの運営会社は、ダーウィンアセットパートナーズという不動産会社です。
株式上場は行っておらず、東京都内の中心である港区に本社を持ち、東京都内のマンション物件などの取り扱いを得意としています。
そのため、ダーウィンで取り扱える不動産ファンディングも東京都内のマンション案件が中心となっています。
会社概要
商号 | ダーウィンアセットパートナーズ株式会社 |
---|---|
所在地 | 東京都港区南青山1-1-1新青山ビル東館3階 |
設立 | 2009年9月18日 |
資本金 | 1億7,000万円 |
代表者 | 代表取締役社長 男松 祐次 |
事業案内 | 投資不動産の売買、仲介、賃貸及び管理
プロパティマネジメント アセットマネジメント 新築アパートの企画、開発、販売 |
免許 | 宅地建物取引業 東京都知事(3)第91643号
不動産特定共同事業 東京都知事 第163号 |
DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)の案件の特徴
DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)は、どのような不動産投資型クラウドファンディングのファンドを取り扱っているのでしょうか?
ここでは、利回りや運用期間、運用対象の物件などについて解説します。
特徴
- 東京都心のマンション案件が中心
- 多様な居住用物件を運用予定
- 1万円から投資可能
東京都心のマンション案件が中心
DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)の運営物件は、都内のマンションが中心です。
それは、運営会社であるダーウィンアセットパートナーズ株式会社が東京都港区に本社を構える不動産会社だからです。
コロナ禍においても、東京都内は人口の減少幅が非常に小さく、手堅い賃貸需要のあるエリアです。
空室が発生しても入居者が見つかりやすいため、不動産投資物件を運用するには向いているエリアです。
DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)では、そういった確実性の高いエリアにある不動産物件を運用しています。
多様な居住用物件を運用予定
2022年9月中旬現在、DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)の募集ファンドは1件です。
そのため、今後どういったファンドが募集されていくのかという傾向は不明です。
DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)のサイトでは、多様な居住用物件を運用予定だとしています。
そのため、中古マンションや新築マンション以外に、戸建や中古アパートも運用対象となる可能性もあります。
利回りやリスクはそれぞれの物件により異なるため、投資家が自分でリスクとリターンを調節しながら選ぶことができる可能性もあります。
1万円から投資可能
DARWIN Fundingは、1万円から投資可能です。
そのため、あまり投資用の資金が用意できない方でも投資が始めやすいでしょう。
少額ずつコツコツと貯金感覚で積み立てながら投資できるといえます。
DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)に投資するメリット
投資家の視点から見て、DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)に投資するメリットはどういったポイントでしょうか?
主に、劣後出資割合が高いこと、またリスクが低い東京都心の物件に投資できることが挙げられます。
ここでは、DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)に投資するメリットについて解説します。
メリット
- 劣後出資割合が30%と高く手堅く収益をあげられる
- リスクが低い東京都心の居住用物件
- 少額から投資できる
劣後出資割合が30%と高く手堅く収益をあげられる
DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)では、ファンド募集に際し、30パーセントの劣後出資を行うとしています。
劣後出資とは、物件の取得の時に不動産投資型クラウドファンディングを運営する不動産会社が、どれくらいの割合で金額を出資するかを示した数字です。
たとえば、1億円のマンションを取得するときに、投資家から7,000万円を集め不動産会社が3,000万円を出資しているケースでは、劣後出資割合は30パーセントとなります。
不動産投資型クラウドファンディングでは、物件の運用終了後に売却して投資家に出資金を返済しますが、売却時に値下がりしてしまうと投資家の損失が発生する可能性があります。
しかし、劣後出資があれば、損失が発生してもまず不動産会社の出資分から計上されます。
そのため、30パーセント以上値下がりが発生しない限りは、投資家の損失が発生しません。
したがって、投資家が損失を被る可能性はかなり低くなっているのです。
リスクが低い東京都心の居住用物件
DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)の運用物件は、東京都心の居住用物件です。
コロナ禍において、東京都内のオフィスやテナントの需要は減少傾向といわれていますが、居住用物件に対してはそのような傾向は見られません。
2021年に東京都の人口は微減したものの、賃貸需要はまだまだ高いです。
そのため、空室リスクは非常に低く、投資家への分配金が減少する可能性も低いのです。
少額から投資できる
DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)では、1万円から投資できます。
そのため、収入が少ない人でも手軽に投資を始められるといえます。
最初は大金を投資するのは怖いという方でも、1万円であればリスクをコントロールしやすいでしょう。
少ない金額から投資に慣れていき、徐々に運用金額を増やしていくといった投資スタイルを取ることもできます。
DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)に投資するデメリット
DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)には数々のメリットがありますが、同時にデメリットも存在します。
まだファンドの実績が少なく、情報がそれほど公開されていないということが挙げられます。
ここでは、投資家にとって気になるデメリットについて解説していきましょう。
デメリット
- 案件数がまだ少なく提供ペースが未知数
- 今後の利回りがどうなるか未定
案件数がまだ少なく提供ペースが未知数
DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)は2022年8月にサイトを公開して以降、2022年9月中旬時点ではまだ1案件しか募集実績がありません。
募集数が少ないため、これから先どのような物件が出てくるのか、また利回りや運用期間はどのようになっていくのか分析することが難しいです。
投資できるペースも把握しにくいですが、この問題は実績を積めば徐々に解決されていくでしょう。
今後の利回りがどうなるか未定
DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)の第1号案件の利回りは年利8パーセントと非常に高い数字です。
ただし、今後の案件で同様の利回りとなるのかは、不透明となっています。
利回りの高い不動産投資型クラウドファンディングを選びたいという方は、今後の募集情報もしっかりチェックしておきましょう。
DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)の口コミ・評判
DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)は、不動産投資型クラウドファンディングの投資家からどういった評判を獲得しているのでしょうか?
SNSなどから探ってみました。
ポジティブな口コミ・評判
ポジティブな評判としては、劣後出資割合が高いので、損失が起こりにくい点が挙げられていました。
また、第1号案件の利回りが高い点も好評です。
ネガティブな口コミ・評判
ネガティブ方面の評判では、まだ1号案件しか公開されていないため、判断が難しいという声があがっていました。
募集が少ないと投資機会も少なくなるため、DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)への期待の裏返しからこういった声も上がっているのでしょう。
DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)がおすすめの人
では、DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)はどういった志向を持つ投資家の方に向いているでしょうか?
おすすめの人
- リスクを抑えて値下がりしにくい東京都心の不動産中心に資産形成したい方
- 高い劣後出資割合の案件に投資したい方
リスクを抑えて値下がりしにくい東京都心の不動産中心に資産形成したい方
DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)は、東京都心のマンションなどの物件に投資できます。
値下がりしにくく空室リスクも低いため、手堅く収益を得たい方に向いています。
高い劣後出資割合の案件に投資したい方
DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)では、劣後出資割合が30パーセントと非常に高いです。
売却時の損失が発生しにくいため、収益の手堅さを保証してくれる要素となっています。
まとめ
DARWIN Funding(ダーウィンファンディング)は、東京都心のマンション物件という需要の高い物件を運用し、さらに劣後出資割合も30パーセントと手厚いものがあります。
それだけに人気が集中することが予想され、実際に第1号案件も高い競争率となっています。
これからも利回りの高いファンドなどが登場する可能性もあるので、今のうちにDARWIN Funding(ダーウィンファンディング)に会員登録し、ぜひ情報をチェックしてみましょう。