2020年12月から、FUEL株式会社が運営するソーシャルレンディングサイト「FUELオンラインファンド」がサービスをスタートします。
FUEL株式会社が運営に携わるソーシャルレンディングサイトとしては2つ目となる、FUELオンラインファンド。
どういった特徴を持つソーシャルレンディングサイトなのか、ここではその内容を詳しくお伝えしていきます。
目次
FUELオンラインファンドとは
出典:FUELオンラインファンド
FUELオンラインファンドは、FUEL株式会社が運営するソーシャルレンディングサイトです。
まずは、運営元であるFUEL株式会社と、FUELオンラインファンドの概要を紹介しましょう。
運営会社のFUEL株式会社はCRE Fundingを運営
株式会社FUELは、東京都渋谷区に本社を構える金融関係のテクノロジーに強みを持つIT企業です。
ソーシャルレンディングサイトのプラットフォームを運営しており、2020年2月に運営が開始されたCRE Fundingは、FUEL株式会社がサイトの運営を行い、そして東証一部上場企業の不動産会社株式会社シーアールイーが案件の組成を行っています。
FUEL株式会社のシステムを利用した2つ目のソーシャルレンディング
FUEL株式会社が運営に携わるソーシャルレンディングサイトは、FUELオンラインファンドで2サイト目です。
FUEL株式会社ではソーシャルレンディングのプラットフォームを開発・運用しており、そのプラットフォームを使いソーシャルレンディングサイトの運営を行いたい企業との提携を行っていました。
今回登場したFUELオンラインファンドでは、株式会社シーアールイー以外の企業の案件の提供を行う予定となっています。
また、2020年12月1日(火)から2021年1月31日(日)まで、FUELオンラインファンドのオープンを記念した、FUELオンラインファンドとCRE Fundingの投資キャンペーンが実施されています。
キャンペーンの概要は次のようになっています。
キャンペーン①
- 対象者: 対象期間内に、新たに「FUELオンラインファンド」に会員登録し口座開設を完了した投資家
- 対象期間: 2020年12月1日(火)00時00分~2021年1月31日(日)24時00分
- プレゼント金額: 1,000円
- プレゼント方法: FUELオンラインファンド投資口座に入金
- 入金時期: 2021年3月下旬(予定)
キャンペーン②
- 対象サイト: FUELオンラインファンド、CRE Funding
- 対象期間: 2020年12月1日(火)00時00分~2021年1月31日(日)24時00分
- キャッシュバック金額: 投資金額の1.0%(上限なし)
- キャッシュバック方法: FUELオンラインファンド投資口座に入金
- 入金時期: 2021年2月下旬(予定)
投資家は1,000円のプレゼントをもらえるだけではなく、投資金額の1パーセントのキャッシュバックを得ることができる大変お得なキャンペーンだと言えます。
新規会員だけではなく既存会員の方も利用できるので、CRE Fundingの投資家の方にとっても見逃せないキャンペーンです。
FUELオンラインファンドの特徴
FUEL株式会社が運営に携わる2つ目のソーシャルレンディングサイトである「FUELオンラインファンド」。
それだけに、既存のCRE Fundingとの差別化が気になるところです。
FUELオンラインファンドならではの独自性は、どういったポイントが挙げられるでしょうか?
- 複数の融資先を扱う
- 最低投資金額は1万円
- 日本商業開発株式会社(東証一部)と業務提携を実施
特徴①:複数の融資先を扱う
CRE Fundingは、株式会社シーアールイーの案件を専門に扱うソーシャルレンディングサイトです。
一方で、FUELオンラインファンドは同じく不動産案件を融資対象としながらも、複数の融資先を扱うとしています。
CRE Fundingでは基本的に倉庫など物流不動産が投資対象となっていましたが、FUELオンラインファンドは多様な不動産、多様な会社に投資できる可能性があります。
特徴②:最低投資金額は1万円
FUELオンラインファンドの最低投資金額は、1万円からです。
そのため、収入や貯蓄が少ない方や、いきなり大金を投資に回すのはリスクを感じる方でも投資を始めやすくなっています。
特徴③:日本商業開発株式会社(東証一部)と業務提携を実施
2020年12月現在公開されている案件の情報では、FUELオンラインファンドの第1号案件は、日本商業開発株式会社という東証一部上場の不動産会社の子会社への融資案件です。
FUELオンラインファンドでは、基本的に融資先は上場企業、もしくはそれに準ずる企業への融資に限定するとしています。
融資先の企業の名称が明らかにされており、かつ社会的な知名度のある融資先であるため、返済においては一定の信用が担保されていると言えるでしょう。
また、担保や保証はありませんが、返済においてはリコースローンが設定されています。
そのため、融資を受けたた企業は、無制限に返済の責任を負います。
この点も、投資家にとっては心強いポイントでしょう。
FUELオンラインファンドに投資するメリット
投資家の視点で見て、FUELオンラインファンドを利用するメリットにはどういったものが挙げられるでしょうか。
主に運営会社、そして融資先の信用性が高い点がポイントになってきそうです。
- ソーシャルレンディング運営実績があり信用性が高い
- 多様な会社に分散投資できる
- 上場企業へ融資できる
メリット①:ソーシャルレンディング運営実績があり信用性が高い
FUEL株式会社には、CRE Fundingというソーシャルレンディングサイトの運営実績があります。
運営実績はまだ1年に満たないものの、投資家からの人気も高く貸し倒れや返済遅延が発生したという事例もありません。
ソーシャルレンディングサイト運営元の業務遂行能力面において、一定の信用性がおけます。
メリット②:多様な会社に分散投資できる
CRE Fundingの投資対象は物流不動産専門でしたが、FUELオンラインファンドでは、今後続々と融資先の会社が増える予定となっています。
色々な不動産や色々な会社に投資してリスクを分散したい方にとっては、FUELオンラインファンドを利用する価値は十分にあるでしょう。
メリット③上場企業へ融資できる
FUELオンラインファンドの融資先は、株式上場企業、もしくはそれに準ずる企業とされています。
ソーシャルレンディングでは融資先の会社の破産が発生しまうと、投資家が損失を被る可能性が高くなります。
しかし、融資先が上場企業であれば、一定の資本力があるので中小企業と比べて破産が起こるリスクは小さくなります。
そのため、リスクの低い投資先を探している方向けと言えるでしょう。
FUELオンラインファンドのデメリット
ソーシャルレンディングの投資先を選ぶときには、メリットだけではなくデメリットも十分に知っておく必要があります。
デメリットを知っておけば、投資先から生まれるリスクを避けて、資産保全性の高い案件を見ぬけるからです。
では、FUELオンラインファンドには、どういったデメリットがあるでしょうか?
まだ案件が1件しか公開されていないため、案件上のデメリットを判断するのは難しいです。
公開済みの第1号案件を見るに、FUELオンラインファンドのデメリットは、利回りが低い点だと言えそうです。
想定利回りは年利2.5パーセントであり、他のソーシャルレンディングサイトと比較すると低い数字です。
そのため、収益性を第一に求める投資家の方にとってはメリットが小さく、デメリットに思う点かもしれません。
ただし、利回りの水準はCRE Fundingと同程度です。
また、投資家への利回りが低いということは、融資先への貸付金利も低いとと考えられます。
2021年1月末までのキャンペーンを利用すれば、利回りをアップさせることができ、資産保全性を第一に考えるとあれば、この想定利回りも決して低すぎるというわけではありません。
きちんとリスク対策が行われた上で、年利2.5パーセントを確保できるのであれば、決してデメリットとは言えないでしょう。
FUELオンラインファンドが取っているリスク対策
FUELオンラインファンドでは、投資家の資産を守り着実に利益を出すためにどのようなリスク対策を行っているでしょうか?
まだ公開情報は少ないですが、現在公開されている情報で判断すると、融資先の企業を上場企業に限定している点こそが、FUELオンラインファンドが取り組むリスク対策だと言えるでしょう。
FUELオンラインファンドでは、上場企業が名前を公開して融資を受けます。
つまり、返済できなかった上場企業は、返済不履行という悪評が立ってしまうリスクにつながってきます。
そのため、上場企業は返済不履行という評判が立たないように、なんとしてでもFUELオンラインファンドへの返済を行うのです。
FUELオンラインファンドの案件であれば、配当がしっかりと行われ案件運用終了後には投資元本がきちんと戻ってくる可能性が高いでしょう。
ただ、案件の融資条件や担保や保証、ローンの形態は個別に異なります。
投資前にはきちんと条件を確認しておきましょう。
FUELオンラインファンドがおすすめの人
FUELオンラインファンドは、どういった志向を持つ投資家の方にお勧めできるソーシャルレンディングサイトでしょうか。
堅実志向の投資家の方に向いている、ソーシャルレンディングサイトだと言えそうです。
- 無理なく着実に資産を増やしたい方
- さまざまな会社に分散投資したい方
- 不動産案件に投資したい方
無理なく着実に資産を増やしたい方
FUELオンラインファンドの第1号案件の利回りは、年利2.5パーセントと決して高い数字ではありません。
しかし、東証一部上場企業子会社への融資案件であり、返済及び配当が行われる可能性は、中小企業への融資案件よりも高いと考えられます。
まとまった資金を用意することができて、かつ着実に利回り2.5パーセントでも着実に資産を増やせるのであれば問題ないと考えられる方向きです。
さまざまな会社に分散投資したい方
FUELオンラインファンドを利用すれば、将来的には多様な会社への融資ができるようになります。
ソーシャルレンディング投資において、しっかりと分散投資をしていきたい方にとってはFUELオンラインファンドは利用価値の高いサイトになるでしょう。
不動産案件に投資したい方
FUELオンラインファンドの案件は、他のソーシャルレンディングサイトでも人気のある不動産案件を専門としています。
コロナ禍でも日本の不動産は大きな価格下落もなく、海外からも投資対象として人気を読んでいます。
不況下でも運用益が出やすい不動産に投資したい方は、FUELオンラインファンドに口座開設すると良いでしょう。
FUELオンラインファンドの口座開設手順
ここまでFUELオンラインファンドオンラインファンドのことを知り、口座を開設してみたいと考える方もいるでしょう。
そこで、実際の画面を交えながら、FUELオンラインファンドの口座開設手順を解説しましょう。
パソコンの場合
出典:FUELオンラインファンド
まず、FUELオンラインファンドのトップページにアクセスします。
「無料で会員登録する」というボタンがあるので、それをクリックします。
そうするとメールアドレスの登録画面に遷移します。
スマートフォンの場合
出典:FUELオンラインファンドスマートフォン用公式サイト
スマートフォンでも同様です
スマートフォン用のサイトのトップ画面に「無料で会員登録する」ボタンがあるので、クリックしましょう。
パソコンと同じようにメールアドレス登録画面に遷移します。
個人情報の入力と本人確認情報のアップロード
メールアドレスを登録すると、そのアドレス宛に確認メールが送られてきます。
確認メールに記載のURLをクリックします。クリック先のURLでは、次の作業が必要です。
- 氏名や住所といった個人情報、また出金用の金融機関を入力する
- 本人確認用に免許証や保険証などの画像をアップロードする
- マイナンバー確認のための資料画像をアップロードする
そして、FUELオンラインファンドが本人確認を実施します。
ハガキの送付後の確認コード入力
FUELオンラインファンドによる情報の確認が終了したら、登録の住所に転送不要の簡易書留郵便で「ウェルカムレター」が発送されます。
ウェルカムレターを受け取った時点で、口座開設が完了し、投資できるようになります。
まとめ:総評
FUELオンラインファンドは、FUEL株式会社が運営する2つ目のソーシャルレンディングサイトです。
既存のプラットフォームを利用しているため、運用面での不安もなく、既存サイトであるCRE Fundingも、ソーシャルレンディング投資家から高い人気を獲得しています。
それだけに、FUELオンラインファンドでもCRE Fundingと同様に、投資家が着実に利益を獲得できるソーシャルレンディングサイトとして人気が高まっていきそうです。
案件情報はまだ1件だけでありこれからの公開になりますが、すでに実績があるだけに、その内容にも期待が持てそうです。
2021年1月31日(日)まで、2つのキャンペーンを実施中であり、
- 1,000円のプレゼント
- 投資金額1パーセントのキャッシュバック
の2つの金銭的メリットを享受できます。
この2つのキャンペーンを利用して、高い資産保全性と高利回りの両方をFUELオンラインファンドで確保していきましょう。
口座開設はこちらのURLから行うことができますよ。