新規サービスサイトが続々と増えている不動産投資型クラウドファンディング。
2021年7月には、GATES FUNDINGという新規の不動産投資型クラウドファンディングサイトがサービスを開始しました。
ここでは、利回りが非常に高い案件が特徴的なGATES FUNDINGについて詳しく解説していきます。
目次
GATES FUNDINGとは
出典:GATES FUNDING
GATES FUNDINGは、株式会社GATESが運営する不動産投資型クラウドファンディングです。
まずは、運営会社である株式会社GATESがどのような不動産会社なのか確認してみましょう。
運営は株式会社GATES
株式会社GATESは、物件の仕入れから販売までを自社で行う不動産会社です。
豊富な物件仕入れ力と、他社からの仕入れマージンが発生しないことによる低価格が強みである不動産会社です。
不動産投資型クラウドファンディングサイトの運営においても、自社で仕入れから販売までを行っているという強みを生かしています。
会社概要
社名 | GATES 株式会社 |
---|---|
代表者 | 関野 雄志 |
資本金 | 1億円 |
本社 | 東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー34階 |
事業内容 | 不動産投資ワンストップサービス
不動産投資クラウドファンディング 有料職業紹介サービス |
免許 | 宅地建物取引業 東京都知事(2)第95011号
小規模不動産特定共同事業登録番号:東京都知事 第6号 |
年商 | 95億円(2019年度実績) |
GATES FUNDINGの案件の特徴
では、GATES FUNDINGの案件の特徴を見ていきましょう。
大きな特徴としては、利回り20パーセントと非常に高い収益性を持つこと、そして東京都心のマンションを扱っていることが挙げられます。
案件の特徴
- 利回りが高め
- 運用対象は東京都内の中古マンション
利回りが高め
GATES FUNDINGの第1号案件は、20パーセントという非常に高い利回りです。
他の不動産投資型クラウドファンディングの案件の利回りは年利3パーセントから5パーセントが中心であり、年利10パーセントを超える案件を扱っているサイトはごくわずかです。
GATES FUNDINGではまだ第1号案件しか公開されていないため、今後も同様の利回りが提供されていくかどうかはわかりません。
しかし、現時点では非常に高い利回りの案件を提供する力を持つ不動産投資型クラウドファンディングサイトだといえます。
運用対象は東京都内の中古マンション
不動産の高利回り物件といえば、一般的には地方の格安物件が多いです。
そういった物件は利回りが高い代わりに入居率が低く、家賃収入を得ることが難しいことが多いです。
しかし、GATES FUNDINGで扱っている不動産物件は東京都内の築浅中古マンションです。
東京都心は人口も増加しており、資産価値は下がりにくくなっています。
また、立地が良いことから入居率も高い数字を期待できます。
不動産投資型クラウドファンディングは、運用終了後に運用不動産を売却するため、資産価値が低い物件は想定より安い値段でしか売れないリスクがありますが、GATES FUNDINGの物件であればそういったリスクは低いといえるでしょう。
GATES FUNDINGに投資するメリット
投資家の視点で、GATES FUNDINGに投資するメリットはどういったポイントが挙げられるでしょうか?
主なメリットはその収益性の高さ、そして任意で自由にキャンセルできる点となっています。
メリット
- 第1号案件は年利20%と利回りが高い
- 運用中でも途中解約ができる
第1号案件は年利20%と利回りが高い
先ほどもお伝えしたように、GATSE FUNDINGの第1号案件の年利はなんと20パーセントです。
これは、ソーシャルレンディングと比較しても非常に高い数字です。
インカムゲインを目的とした投資で、これだけの利回りの投資手法はめったにありません。
不動産投資型クラウドファンディングに投資したいけれど、それほど投資に回せる資金がないという方でも、少ない資金でまとまった配当を得ることができます。
運用中でも途中解約ができる
GATES FUNDINGでは、案件運用中でも投資家の意思で自由にキャンセルできます。
案件の運用中に急に現金が必要となったり、不動産市況が悪化しそうなのですぐに解約したいというときにすぐに手元に現金を戻せたりします。
特に、不動産市況の悪化時に自由に解約できる点は、資産減少リスクの回避において大きなメリットになります。
GATES FUNDINGに投資するデメリット
収益面のメリットがあり、リスク管理面でもメリットが大きなGATES FUNDING。
一方で、投資である以上デメリットも知っておきたいものです。
GATES FUNDINGにおいては、不動産投資型クラウドファンディングサイトとして実績が少ない点や、抽選方式の採用で必ずしも投資したいときに投資できるとは限らない点がデメリットになるといえます。
デメリット
- 抽選方式なので確実に投資できるとは限らない
- 第2号案件以降の利回りは低下する可能性が高い
抽選方式なので確実に投資できるとは限らない
GATES FUNDINGは、案件の募集に関して抽選方式を採用しています。
利回り20パーセントという案件は魅力的なだけに、多くの投資家がGATES FUNDINGに投資することは想像に難くありません。
その結果、抽選倍率が3倍、4倍となってしまうと、投資したくてもなかなか投資できないことも多いです。
実際、第1号案件の抽選倍率は345パーセントでした。
せっかくの高利回りでも、投資できなければ意味はありません。
確実に配当金がほしいという方には、抽選制度はデメリットだといえます。
第2号案件以降の利回りは低下する可能性が高い
GATES FUNDINGは、2021年7月30日(金)時点では第1号案件の情報しか発表していません。
そのため、今後の案件ではどの程度の利回りになるのか、また募集ペースや金額も未知数です。
ただし、この点に関しては今後の案件の募集頻度が高く、利回りも大きく低下しない場合にはデメリットにはなりません。
GATES FUNDINGの口コミ・評判
新興の不動産投資型クラウドファンディングサイトであるGATES FUNDING。
これまで数々の不動産投資型クラウドファンディングに投資してきた投資家は、このGATES FUNDINGをどう見ているでしょうか?
SNSなどからGATES FUNDINGの口コミや評判を探ってみました。
ポジティブな口コミ・評判
GATES FUNDINGのポジティブ点としては、利回りの高さが評価されていました。
不動産投資型クラウドファンディングの一般的な利回りは4パーセント程度なので、利回り20パーセントとなるとその5倍の収益性です。
さらに、投資家が自由なタイミングでキャンセルできる点も、リスク管理面で高評価でした。
ネガティブな口コミ・評判
ネガティブな評判としては、これほどの高利回りをどうやって提供しているのかいぶかしむ声が聞かれました。
また、高利回りすぎると、抽選倍率が高いため投資できないと諦める人の声も聞かれます。
GATES FUNDINGには、積極的に案件を提供しこういった声を一蹴して欲しいものです。
GATES FUNDINGがおすすめの人
では、GATES FUNDINGは、どういったタイプの投資家に方におすすめできるでしょうか?
収益性とリスク管理のしやすさを両立させたサイトを求めている方にこそ、おすすめしたいサイトといえます。
おすすめしたい人
- 高収益を期待できる案件に投資したい方
- キャンセル可能ができるサイトに投資したい方
高収益を期待できる案件に投資したい方
GATES FUNDINGの最大の特徴は、利回り20パーセントという非常に高い収益性です。
効率良く資金を運営し、わずかな資金でも定期的にまとまった配当金が欲しいという方にとっては、最適な不動産投資型クラウドファンディングサイトといえます。
キャンセル可能ができるサイトに投資したい方
不動産投資型クラウドファンディング投資家の中には、あまりにも高利回りの案件は危険だと考える方もいます。
しかし、GATES FUNDINGは自由に運用中でも解約できるため、もし案件の運用状況が悪そうだというときには、自分の意思でキャンセルできます。
リスクをコントロールしながら、様々な投資手法で自己資金を投資してきたいという方にとって、GATES FUNDINGは便利な投資先だといえるでしょう。
まとめ
GATES FUNDINGは収益性が高く、運用中でもキャンセル可能でリスクコントロールしやすいという2つの大きな特徴を持っています。
投資は一般的に「高リターン=高リスク」といわれます。
しかし、GATES FUNDINGでは自社で直接仕入れた物件を扱うことで、仕入れマージンをカットし高い収益性を実現しています。
そのため、高利回りだからといって必ずしもリスクが高いということでもないのです。
まだ案件の募集実績が少ないため、今後どう行った条件の案件が募集されていくのかはわかりません。
しかし、第1号案件に近い条件の案件が続々と募集されていくのであれば、投資家にとっては非常に投資する価値のあるサイトになることは間違いありません。
第2号案件が登場した際にスムーズに投資できるよう、今のうちにGATES FUNDINGで口座を開設しておくと良いでしょう。
もちろん、口座開設手数料や維持手数料は無料です。