※当記事は、2023年10月8日(日)時点の公開情報に基づき執筆しています。
2023年6月現在、国内だけでも40以上のサービスサイトが存在する不動産投資型クラウドファンディング。
投資先の選択肢が多いだけに、しっかりとサイトごとの特徴を知ってからどこに投資するのか決めたい方も多いでしょう。
そこでここでは、不動産投資型クラウドファンディングサイト「TOMOTAQU」の特徴について解説していきます。
目次
TOMOTAQU(トモタク)とは
出典:TOMOTAQU(トモタク)
まずは、どのような会社が不動産投資型クラウドファンディングサイト「TOMOTAQU」を運営しているのかについて紹介します。
不動産投資型クラウドファンディングサイトは不動産会社によって運営されており、運営不動産会社の規模や所在地によって取り扱う案件が異なってくるからです。
会社概要
運営会社 | 株式会社イーダブルジー E.W.G Co., Ltd. |
---|---|
設立 | 2009年8月 |
資本金 | 1億円 |
代表取締役 | 田中 克尚 |
所在地 | 〒106-0032 東京都港区六本木7-4-1 スマイリービル6F・7F |
主な事業内容 | 不動産事業(売買・仲介・賃貸管理)
不動産コンサルティング業 不動産特定共同事業 損害保険代理業 |
免許 | 不動産特定共同事業許可番号:東京都知事第133号
不動産特定共同事業の種別:第1号・2号事業 宅建業免許番号:東京都知事(2)第93945号 賃貸住宅管理業:国土交通大臣(1)第4486号 |
運営は株式会社イーダブルジー
TOMOTAQUは、株式会社イーダブルジーという不動産会社が運営しています。
株式会社イーダブルジーは、2009年設立と比較的新しい不動産会社です。
株式上場はしていません。
本社は東京都港区にあるため、TOMOTAQUで取り扱う物件も東京中心となっています。
TOMOTAQU(トモタク)の案件の特徴
続いては、TOMOTAQU(トモタク)の案件にはどういった特徴があるのかについて解説しましょう。
TOMOTAQUの案件では東京にあるマンションやアパートを扱っており、利回りは年利4.9~8パーセントとなっています。
案件の特徴
- 利回りは4.9~8%
- 運用対象は東京都内の中古マンションやアパート
利回りは4.9~8%
TOMOTAQUで扱う案件の利回りは、4.9~8パーセントです。
利回り8パーセントという数字は、他の不動産投資型クラウドファンディングサイトと比較してもかなり高い数字であり、収益性を求める人にとって見逃せないサイトだといえるでしょう。
低い利回りの案件でも4.9パーセントであり、決して低い利回りではありません。
平準化すると、TOMOTAQUの利回りはやや高めだといえます。
運用対象は東京都内の中古マンションやアパート
TOMOTAQUで運用する不動産物件は、都内にある中古マンションやアパートが中心となっています。
東京都内だと人口数は大きく変わらず、過疎化によって需要が下がったり、物件価格が急激に低下したりする恐れはないといって問題ないでしょう。
また、アパート物件はマンションよりも物件取得価格が安いため、高い利回りが設定される傾向にあります。
手堅い収益が望める中古マンション、高い利回りを狙える中古アパートと目的によって案件の使い分けができそうです。
TOMOTAQUの2023年7月~9月の募集実績
続いて、TOMOTAQUの案件募集実績を確認しましょう。
直近の2023年7月~9月に募集が行われた案件を紹介します。
2023年9月の募集実績
9月は4億円近くとかなりボリュームのある募集です。
- 募集案件数:4件
- 募集金額:4億8,690万円
No. | 案件名 | 運用期間 | 募集金額 | 利回り |
---|---|---|---|---|
1 | トモタクCF38号(長岡Ⅱ) | 12ヶ月 | 1億1,250万円 | 6.0% |
1 | トモタクCF39号(梅島Ⅱ) | 12ヶ月 | 7,650万円 | 7.0% |
2023年8月の募集実績
2023年8月は多数の募集がありました。
- 募集案件数:3件
- 募集金額:3億9,870万円
No. | 案件名 | 運用期間 | 募集金額 | 利回り |
---|---|---|---|---|
1 | トモタクCF35号(函館) | 12ヶ月 | 1億6,200万円 | 6.5% |
2023年7月の募集実績
7月も順調に募集を続けています。
- 案件数:3件
- 募集金額:2億3,310万円
No. | 案件名 | 運用期間 | 募集金額 | 利回り |
---|---|---|---|---|
1 | トモタクCF32号(八戸) | 6ヶ月 | 2,610万円 | 6.0% |
TOMOTAQU(トモタク)に投資するメリット
それでは実際に投資家視点から見て、TOMOTAQU(トモタク)に投資するメリットはどういったものが挙げられるでしょうか?
水準以上の利回りかつ、高い確率で収入が得られる点が投資家にとっては魅力だといえます。
メリット
- サブリース付きで手堅い収入を見込める
- 最大利回り8%と高い収益性が期待できる
サブリース付きで手堅い収入を見込める
TOMOTAQUでは、運用する案件においてサブリースを設定しています。
サブリースとは、不動産を所有する会社が直接不動産物件を運営するのではなく、一棟ごと他社に転貸し、毎月一定の家賃を得る契約のことを指します。
サブリースで物件を運営すると、転貸時の手数料がかかるための家賃収入はやや下がりますが、その代わり空室の有無に関わらず毎月一定の収入が得られるメリットがあります。
TOMOTAQUの案件は、すべてがサブリース契約済みであり、転貸先の会社が倒産しない限りは、毎月一定の収入を入るので投資家に分配金を支払えます。
サブリース契約をしていない物件は、空室が多くなってしまうと家賃収入が下がるため、投資家に対して一定の分配金を支払得ず利回りが大きく下がることも考えられます。
TOMOTAQUの案件であれば、利回りの低下を心配せずに済みます。
最大利回り8%と高い収益性が期待できる
サブリース契約を行うと収入が安定する代わりに、手数料を支払う必要があるため、家賃収入の利回り自体は下がってしまいます。
しかし、TOMOTAQUのアパート物件は利回り8パーセントと高い水準を維持しています。
収益性の面で見ても、他の不動産投資型クラウドファンディングをリードしているのです。
高い収益性を求める方にとって、TOMOTAQUはぜひ投資を検討したいサイトの一つになってくるといえるでしょう。
TOMOTAQU(トモタク)に投資するデメリット
収益性の数字や資産形成においてメリットがあるTOMOTAQU(トモタク)。
投資を検討する価値のあるサイトですが、注意点も忘れてはいけません。
TOMOTAQUに投資する際には、どういった点に注意すれば良いでしょうか?
デメリット
- 募集金額は1,000~2,000万円と少額
- 運用期間は1~3年とやや長い
募集金額は1,000~2,000万円と少額
TOMOTAQUの案件の募集金額は、1,000万円~2,000万円ほどとそれほど大きな規模ではありません。
そのため、多額の資金を運用することが難しく、また募集が殺到すると先着に間に合わなかったり、抽選に外れて投資できなかったりすることもあります。
せっかく条件が良くても、投資できなければ利益は生まれません。
TOMOTAQUが案件を募集する際には、募集条件をしっかりチェックして、口座開設をしておくことはもちろん、確実に投資できるように準備しておく必要があるでしょう。
運用期間は1~3年とやや長い
TOMOTAQUの運用期間は、1年から3年と中長期案件が中心です。
長期案件に投資すると、案件の運用中は自由に換金することができず、現金が必要な時に現金が引き出せないデメリットが生まれます。
ただし、長期間サブリース契約による分配金が入るメリットでもあります。
投資資金を運用資金の内の半分以下に抑えるなど、手元に現金を残すような対策を取っていれば大きなデメリットにはならないでしょう。
TOMOTAQU(トモタク)の口コミ・評判
不動産投資型クラウドファンディングサイトの投資家から見て、TOMOTAQUの評判はどうなっているでしょうか?
SNSから探ってみました。
ポジティブな口コミ・評判
TOMOTAQUのポジティブな評判としては、サブリース付きの案件を提供している点が挙げられました。
サブリースが設定されているため、毎月一定の家賃収入が確保されており、投資家の分配金も大きく下がることがないという点に評価が集まっています。
ネガティブな口コミ・評判
TOMOTAQUのネガティブな口コミや評判としては、募集金額が少ない点が挙げられています。
せっかくサブリース付きで利回りも悪くないのに、募集金額が少ないためまとまった資金を運用しにくい点に不満を持つ人もいました。
今後、より大きな規模の案件が募集されていくことを期待しましょう。
TOMOTAQU(トモタク)がおすすめの人
では、TOMOTAQU(トモタク)はどのような考えを持つ個人投資家の方に向いている不動産投資型クラウドファンディングサイトでしょうか?
収益の一定性と利回りの高さを求める人におすすめできる、不動産投資型クラウドファンディングサイトといえそうです。
おすすめの人
- 高い確率で分配金を得られる案件に投資したい方
- 値下がりしにくい都内のマンションやアパートに投資したい方
高い確率で分配金を得られる案件に投資したい方
TOMOTAQUの案件の最大のメリットは、サブリース契約が結ばれており、一定の収入が確保されている点です。
そのため、転貸先の会社が急に倒産しなければ、毎月一定の家賃収入が支払われます。
投資家に対する分配金の利回りが下がることもありません。
利回り自体も悪い数字ではないため、効率の良い資産運用が可能です。
値下がりしにくい都内のマンションやアパートに投資したい方
TOMOTAQUで扱っている物件は、賃貸需要が高い東京都内のマンションやアパート物件ばかりです。
東京都内は人口密度が高いため賃貸物件の需要が高く、居住用不動産はコロナ禍でも需要は減っていないなど、急激に不動産価格が下がる恐れも低いといえます。
TOMOTAQUの案件であれば、投資家は損失が発生する可能性を小さく抑えやすいのです。
まとめ
TOMOTAQU(トモタク)は東京都内の物件を運用し、サブリース契約を結んでいるという、収益の一定星を求める投資家にとって嬉しい取り組みを行っている不動産投資型クラウドファンディングサイトです。
運用期間は1年から3年と長めですが、運用物件は東京都内で需要の高い物件ばかりであり、大きな損失が出る可能性は低いと考えられます。
資産運用が面倒で、ほったらかし投資をしたい人に非常に向いている不動産投資型クラウドファンディングサイトといえます。
不労所得を定期的に獲得したい投資家の方は、TOMOTAQUへの口座開設を検討してみてはいかがでしょうか?