年末になると、宝くじ売り場に大行列ができますよね。
しかし、残念ながら、「一発当てたい」と思ってこの列に並んでいる人は、お金持ちになれないでしょう!
宝くじのような「ギャンブル」は、お金を増やす方法ではありません。
もし「働かないでお金を増やしたい」と思っているなら、「投資」をするべきです。
この記事では、ギャンブルではなぜお金が減ってしまうのか、そしてお金を増やす方法としてなぜ投資がおすすめなのかについて解説していきます。
目次
「ギャンブル」「投機」「投資」の違い
最初にお伝えしておきましょう。
ギャンブルでお金を増やすことはできません!
投資なら安定してお金を増やすことができますが、投機は「ハイリスク・ローリターン」なのです。
この項目では、よく意味が混同される「ギャンブル」「投機」「投資」それぞれの意味について解説していきます。
特に、「投資もギャンブルみたいなものでしょう?」と思っている方によくチェックしてもらいたいです。
ギャンブルとは
ギャンブルの例は、次のようなものがありますよね。
- パチンコ
- パチスロ
- 競馬や競艇などの公営競技
- 宝くじ
- サッカーくじ
これらの例からもわかるように、ギャンブルはごくわずかな幸運にかける「投機」と言えます。
ギャンブルは「投資」ではなく、「投機」の取引です。
続いて、「投機」と「投資」について説明していきましょう。
投機とは
投機は、ごくわずかで不確実な当たりの可能性に資金を掛け、大きな利益を狙うことです。
基本的に、当たりの確率が高ければリターンは小さく、当たりの確率が低いほどリターンは大きくなります。
投機の場合、当たりの人が受け取れるお金は、外れた人が出したお金からまかなわれます。
つまり、参加者全員のお金は増えることなく、ある人からある人へ移るだけなのです。
このようなになっている構造のことを「ゼロサムゲーム」と呼びます。
投機はギャンブルを通してお金を奪い合うゲームなので、大金を手に入れた少数の幸運な人と、お金を失った大勢の不幸な人を生みます。
残念ながら、宝くじなどのギャンブルで当たる確率は非常に低いため、ほとんどの人はお金を失った不幸な人になってしまうんですよ!
投資とは
投資は、企業などが事業を行うためにお金を出資することです。
投資で利益が得られるのは、企業が利益を稼いで投資家に還元するからです。
投資の場合、事業という理由に裏打ちされた利益を分配するので、参加者がお金を奪い合う必要がないのです。
投資なら、投資家「全員」が利益を受け取ることができます。
このような構造を「プラスサムゲーム」と呼びます。
投機とは異なり、ある人は得をしてある人は損をするということがないのです。
他の人のお金を奪う必要はありません。
しかも、投資は投機と違って「不確実な当たる確率」に左右されません。
投資先が事業を頑張って利益を出せば良いため、運に任せるよりは確実なのです。
ギャンブルがお金を増やす方法ではない理由
そもそも、ギャンブルはお金を増やす方法ではありません。
お金を「減らす」方法と言った方が正しいです。
その理由を4つ解説していきます。
- 当たる確率が低すぎるから
- 胴元が100%儲かるようにできているから
- 手数料が高すぎるから
- 外れたら無駄な出費になるから
理由①:当たる確率が低すぎるから
ギャンブルは当たる確率が非常に低く、お金を増やしにくいです。
例えば、人気のある宝くじの勝率は約1,000万分の1(=1/10,000,000)と言われています。
後でお伝えしますが、投機に近い性質がある投資方法の「FX」や「仮想通貨」ですら、理論的な勝率は50パーセントです。
2分の1の確率で勝てるので、いかに宝くじの勝率が低いかがわかります。
当たる確率が低すぎるものにわざわざお金をつぎ込むので、ギャンブルはお金を増やすどころか減らす方法なのです。
理由②:胴元が100%儲かるようにできているから
ギャンブルは胴元が儲かるようにできているため、還元率が100パーセントを超えることはありません。
還元率とは、非常にたくさんの回数を行ったとき、平均して1回に得られる利益率のことです。
つまり、1回ギャンブルを行ったときの期待値です。
ギャンブルの還元率は、概ね次のとおりとなっています。
方法 | 還元率 |
パチンコ・パチスロ | 80% |
競馬 | 70%~80% |
競艇 | 75% |
競輪 | 75% |
宝くじ | 46% |
すべてが100パーセントを下回っています。
わかりますか?ギャンブルを何回もやると損も得もしますが、トータルでは損をしているんです。
特に、一般にも人気の宝くじは還元率が46パーセントと非常に低いです。
例えば、100万円分の宝くじを買ったとします。
外れのくじも多いですが、中には当たりのくじもあります。
それでも、合計で46万円ほどしか当たりが出ないというギャンブルなのです。
還元率が100パーセントを下回っているため、ギャンブルはお金を減らす方法なのです。
なお、還元率が100パーセントを超えるギャンブルはありません。
理由③:手数料が高すぎるから
還元率の低さは、言い換えれば手数料の高さです。
100パーセントから還元率を引いたものを「控除率」と呼び、これは手数料などで胴元に入るお金です。
胴元に入る割合を示した控除率は、次の表のとおりとなります。
方法 | 還元率 |
パチンコ・パチスロ | 20% |
競馬 | 20%~30% |
競艇 | 25% |
競輪 | 25% |
宝くじ | 54% |
宝くじは、参加者が出したお金のうち半分以上が胴元のものになることがわかります。
一番マシに見える「パチンコ」や「パチスロ」ですら、20パーセントも胴元のお金になるのです。
参加者のお金の2割以上が胴元のものになり、余ったお金を参加者が奪い合うのがギャンブルの構図です。
わかりましたよね、参加者のお金が増えるわけがないのです!
理由④:外れたら無駄な出費になるから
ギャンブルで当たって、使ったお金より多くのお金が戻ってくればまだ救いはありますが、そうでない人がほとんどです。
外れたら完全に無駄な出費になるため、お金が減ってしまいます。
お金を増やしたいなら、無駄な消費を避けることが基本です。
当たる確率が低すぎるギャンブルにお金を投じることは、そもそも無駄な出費と言えるでしょう!
お金を増やす方法は「ギャンブル」でなく「投資」が良い理由
お金を増やす方法は、「ギャンブル」ではなく「投資」です。
なぜなら、「投機」と「投資」の違いでも解説したように、投資は参加者がお金を奪い合う必要などなく、みんなが平等にお金を得られる仕組みだからです。
お金を増やす方法として投資をするべき理由について、解説していきましょう。
- 手数料が低いから
- 利益を出せる根拠があるから
- 不労所得になるから
理由①:手数料が低いから
投資は、ギャンブルよりも手数料が低いです。
国内の株式投資なら0.1パーセントほど、海外の株式投資でも0.45パーセントほどです。
手数料の高い投資信託でも、保有コストは3パーセントほどに収まります。
ギャンブルでは、手数料が低いパチンコやパチスロですら控除率20パーセントほどと割高であることがわかりますよね。
コストがかればかかるほど出費が増えるので、投資の方が少ない出費で済ませられます。
コストの節約はお金を減らさない方法、すなわちお金を増やす方法なので、高コストなギャンブルよりも低コストな投資を選ぶべきなのです。
理由②:利益を出せる根拠があるから
先ほどお伝えしたように、投資は根拠があって利益が生まれるものです。
ギャンブルとは異なり、運に左右されにくいのです。
例えば、企業に投資をする株式投資の場合、企業が事業によって利益を出せば、一部が投資家のものになります。
事業が成功するかどうかは運の要素もありますが、それ以上に良い製品やサービスを世の中にリリースすることが重要です。
これは社員の努力によって実現するものなので、運任せではなく根拠があるのです。
株式以外の投資方法でも、投資家が受け取る利益に根拠があることは共通しています。
ギャンブルと違って運に依存しないため、投資の方がお金を増やすのに向いているのです。
理由③:不労所得になるから
生計を立てる本業にする場合、「投資」と「ギャンブル」のどちらが良いでしょうか?
答えは明らかで、不労所得を得られる投資を選ぶことが正解です。
投資の場合、株式や投資信託を持っているだけで配当金や分配金をもらうことができます。
投資の平均的な利回りは3パーセントから5パーセントほどなので、100万円を投資すれば1年で3万円から5万円の不労所得を得られます。
1,000万円投資すれば30万円から50万円、1億円を投資すれば300万円から500万円の不労所得となります。
これだけ投資できれば、配当金や分配金で生計を立てることも可能です。
一方で、ギャンブルの場合は生計を立てるにはとにかく勝ち続けなければなりません。
投資のように「銘柄を持っているだけで不労所得が得られる」ことはありません。
お金を増やすおすすめの投資方法
これまで解説してきたように、「ギャンブル」より「投資」の方が安定してお金を増やすことができます。
では、具体的にはどういった「投資」をしたら良いのでしょうか?
ここでは、おすすめしたい9種類の投資方法を紹介していきましょう。
- 個人向け国債
- おつり投資
- ポイント投資
- 投資信託
- ETF(上場投資信託)
- 株式投資
- ソーシャルレンディング
- FX
- 仮想通貨
おすすめ投資方法①:個人向け国債
国債とは国が発行している債券のことで、個人投資家が国にお金を貸し、見返りとして利息を得られるという仕組みです。
満期が来れば、貸したお金が戻ってきます。
個人向け国債の利回りは、1パーセント弱です。
決して利回りが高いとまでは言えませんが、銀行預金よりは高利回りです。
個人向け国債のメリットは、安全に運用できることです。
債券を発行しているのが国(日本)なので、基本的には破綻するリスクはないと考えられます。
一方、デメリットは、利回りが1パーセント弱と低いことです。
個人向け国債よりも高い利回りが期待できる投資法はたくさんあるため、ある程度のリスクを取れる方は他の投資方法が向いているかもしれません。
個人向け国債がおすすめなのは、とにかく低リスクで運用したい人です。
ギャンブル好きな人には少ないかもしれませんが、元本割れが怖い人は国債で運用することをおすすめします。
おすすめ投資方法②:おつり投資
おつり投資とは、電子マネーで買い物をしたときの端数を自動的に投資するサービスです。
おつりを使う投資なので1円から投資することができ、貯金感覚で始められます。
おつり投資のメリットは、手軽にできることです。
買い物の端数を自動的に投資してくれるサービスなので、投資の習慣が身についていない人でも投資を続けられます。
しかも、散財する癖のある人ほどお金が貯まる仕組みです。
デメリットとしては、大きな金額を投資しにくいことです。
おつりを利用した投資なので投資額が小さくなりがちで、利益も小さくなりやすいです。
おつり投資は少額で始められるサービスなので、試してみてはいかがでしょうか?
電子マネーで買い物をする人なら、誰でも有効活用できるはずです!
おすすめ投資方法③:ポイント投資
ポイント投資とは、買い物やクレジットカードの利用で貯まるポイントを使って、投資商品を購入する投資方法です。
ポイント投資のメリットは、お金を使わずに投資商品を買えることです。
ポイントと現金の併用もできるので、通常の買い物と同じように、現金を節約することができます。
デメリットは、ポイントを貯めることを目的としてしまい、散財しやすくなってしまうことです。
消費を増やしたらお金が減って本末転倒なので、ポイントのためにお金を使うのはやめましょう!
ポイント投資も万人におすすめな投資方法です。
現代の日本でポイントを貯めていない人はいないと思いますので、全員におすすめです。
おすすめ投資方法④:投資信託
投資信託は、資産運用を投資のプロにお任せできる商品です。
株式や債券などおおまかな投資先は自分で決める必要がありますが、具体的な銘柄選びは投資のプロに任せることができます。
投資信託のメリットは、投資家の手間がかからないことです。
運用のプロに任せられるので銘柄分析に労力をかけなくて済みますし、投資の勉強をしなくてもプロ並みの成果を期待できます。
プロに任せるため、失敗しにくい(損失を出しにくい)ことも特徴です。
デメリットは利回りがあまり高くはないことです。
投資のプロに運用を任せるというメリットの裏返しである「手数料」が運用益から差し引かれてしまうためです。
投資信託は、投資の初心者におすすめな方法です。
プロに任せてしまうので、自分で銘柄を発掘するおもしろさはありませんが、手堅く失敗しにくい投資ができます。
おすすめ投資方法⑤:ETF(上場投資信託)
ETF(イーティーエフ)は「上場投資信託」のことで、投資信託の一種です。
証券取引所で売買できるという特徴があり、株式のように時々刻々と価格が変動します。
ETFのメリットは、投資信託と同様でプロに運用を任せられることです。
それに加え、投資信託よりも利回りが高いこともメリットとして挙げられます。
投資信託よりも手数料が低いので、投資家がもらえる利益が高いのです。
デメリットは、証券取引所が開いている時間に自分で売買しなければならないことです。
自分でタイミングを見極めて売買する必要があり手間がかかるため、投資信託よりは難しい投資方法です。
とはいえ、ギャンブルが好きな方は自力で売買するETFの方がおもしろいと感じるかもしれません。
良いタイミングでエントリーできればETFを安く買うことができ、利益を大きくしやすいので、売買に楽しみを見出せるでしょう。
おすすめ投資方法⑥:株式投資
株式投資は、投資家が株式を買うことでお金を企業に出資する投資です。
企業はそのお金で事業を行って利益を出し、投資家に「配当」という形で利益の一部を還元します。
株式投資のメリットは、配当金の他に「株主優待」をもらえることです。
一部の企業では株主優待の制度を導入しており、企業の自社製品や割引券などをもらえます。
株主優待を上手に活用すれば日常生活での支出を減らせるので、投資とともに節約もできるのです。
株式投資のデメリットは、証券取引所が開いている時間しか取引ができないことであり、ETFと同じです。
しかも、株式は東証一部上場銘柄だけで2,000以上もあるので、銘柄選びも大変です。
ですが、ギャンブルが好きな方は2,000以上の銘柄から掘り出し物を探す過程も楽しめるかもしれません。
東証二部やマザーズ、JASDAQ(ジャスダック)といった中小企業やベンチャー企業の市場も含めると、銘柄数は膨大です。
銘柄分析をして、この中から値上がりしそうな株式を見つけるのこともおもしろいかもしれません。
おすすめ投資方法⑦:ソーシャルレンディング
ソーシャルレンディングとは、「お金を借りたい企業(借り手)」と「お金を貸したい人(投資家)」をインターネット上で結びつけるサービスです。
クラウドファンディングの一種であり、「貸付型クラウドファンディング」とも呼ばれます。
ソーシャルレンディングのメリットは、利回りが非常に高いことです。
5パーセントから10パーセントもの利回りを期待することができるため、これまでに紹介してきた投資方法の中で最も高利回りです。
最近人気が高まってきており、希望の案件に申し込めないケースがあることがソーシャルレンディングのデメリットです。
需要が供給を大きく上回っているため、先着や抽選での申し込みで外れてしまい、投資できないことがあるのです。
ソーシャルレンディングがおすすめなのは、放置した状態で高い利回りを追求したい人です。
効率良くお金を増やせるので、挑戦してみてはいかがでしょうか?
おすすめ投資方法⑧:FX
FXは、為替相場の値動きを利用して利益を上げる投資方法です。
例えば、1ドルが100円のときに100ドルを1万円で買っておき、1ドルが105円に値上がりした場合は、100ドルを売って1万0,500円を手に入れるといった仕組みで利益を出します。
FXは投資ですが、投機に似た性質があります。
初心者には難しい取引なのであまりおすすめできませんが、ギャンブル好きな方なら楽しく腕を磨けるかもしれないので、あえて紹介しています。
FXのメリットは、平日なら基本的にいつでも取引できることです。
日中は忙しいサラリーマンの方でも、夜にFXをやって副業として稼いでいる方もいます。
デメリットは、難易度が高いことです。
FXで稼ぐには「安く買って高く売る」必要がありますが、必ず成功するとは限らず、読みが外れて損をすることもあります。
FXがおすすめできるのは取引する時間がある人で、かつ自分で売買するのが好きな人です。
安く買って高く売るためには相場の分析が不可欠ですが、予想が当たるかどうかは運の要素もあります。
運を必要とするところがギャンブルと似ているので、ギャンブル好きの方には向いているかもしれません。
おすすめ投資方法⑨:仮想通貨
仮想通貨の取引は、FXと似た投資方法です。
円と仮想通貨、または仮想通貨同士の価格が時々刻々と動くため、その価格変動を利用して儲ける投資方法です。
仮想通貨のメリットは、土日も含めていつでも取引できることです。
平日は忙しくて投資ができない人も、副業感覚で土日にトレードすることが可能です。
デメリットは、トレードスキルに加えて運に左右される相場のため、投資に失敗するリスクが高いことです。
「安く買って高く売る」ための分析力が必要なのです。
仮想通貨が向いているのも、FXと同様に自分で売買するのが好きな人です。
安く買って高く売るためにはチャートの分析だけでなく予想が当たる運も必要なので、ギャンブルに似た特徴があるのです。
ギャンブル好きな方は、楽しみながら仮想通貨トレードの腕前を磨けるかもしれません。
投資を始めるときに注意したいこともある
これまでお金を増やす方法として「投資」をおすすめしてきましたが、始める前に知っておいてもらいたいことがあります。
特に、次の3つのポイントには注意して投資を始めましょう。
- 元本割れのリスク
- 売買には手数料がかかる
- 投資先を集中させない
注意点①:元本割れのリスク
投資には元本割れのリスクがあります。
投資信託や株式を買っても、必ず値上がりするとは限りません。
値下がりして損をしてしまうリスクがあるのです。
例えば、100万円分の株式を買ったとしても、株価が下がって1年後に90万円分に減ってしまう可能性があります。
とはいえ、逆に株価が上がって110万円に増える可能性もあるため、「リスクを取ってリターンを得る」のが投資と言えます。
ギャンブルが好きな方は、持っている資金のすべてを投資に注ぎ込みたくなってしまうかもしれません。
ですが、元本割れのリスクがある投資に使うのは余剰資金(生活費や緊急時に必要となるお金を除いた余りのお金)だけにして、生活資金など必要な資金は別にきちんと取っておきましょう。
注意点②:売買には手数料がかかる
投資商品の売買には、基本的に手数料がかかります。
手数料のぶんだけマイナスの状態から投資を始めることになるため、手数料を比較・検討するようにしましょう。
何度も売買を繰り返して利益を出すFXや仮想通貨の取引は、売買手数料がかさみやすいです。
手数料を上回る利益を出すことが難しいこともあり、初心者には難易度の高い投資法です。
一方、手数料がかからないのは、「銀行預金」や一部の「投資信託」です。
投資信託は「ノーロード」と呼ばれるものであるなら、購入時にかかる手数料が無料です。
コストを削減したい方は、こういった手数料のかからない・低い投資方法から始めましょう!
注意点③:投資先を集中させない
投資で失敗しないためには、投資先を分散させることも重要です。
投資先を集中させて一つの銘柄に全財産を投資していた場合、その銘柄が破綻したら全財産を失ってしまうかもしれません。
こういったリスクを避けるためにも、複数の銘柄に分散投資しましょう。
ギャンブルが好きな方は、自分が信じた一つの銘柄にすべての資金を投じたくなるかもしれません。
特に、信じた銘柄が値上がりして利益が出ているときは、どんどん資金を追加したくなってしまいますよね。
ですが、このようなハイリスクな投資はやめましょう!
次の瞬間にでも大暴落する可能性があるのが投資です。
「今うまく行っているから、これからもうまく行く」とは限らないので、少ない銘柄に集中投資するのはおすすめできません。
まとめ
お金を増やす方法について解説してきました。
お金を増やすには、「ギャンブル」ではなく「投資」の方が向いていることをおわかりいただけたでしょう!
今回は、なぜギャンブルではお金が増えないのかについて詳しく説明してきました。
投機的なギャンブルは参加者同士がお金を奪い合う「ゼロサムゲーム」なので、少数の勝者と大勢の敗者が生まれてしまうのです。
さらに、投資ならお金を増やせることや、おすすめの投資方法についても紹介しました。
投資は企業などが事業で利益を出すことでお金が増えるため、「プラスサムゲーム」なのです。
お金を増やそうと思ってギャンブルをやってきた方は、これを機に投資に切り替えてみてはいかがでしょうか?
投資でも大儲けするのは難しいですが、安定した利益を期待できますよ。
おすすめの投資方法も9つ紹介しましたが、どれを選んだら良いのかわらかないという方もいるかもしれませんね。
そういう方は「ソーシャルレンディング」を初めて見ると良いかもしれません。
投資後は手間がかからないため仕事が忙しい会社員の方でも始めやすいですし、比較的利回りが高いからです。
こちらで初心者の方向けに詳しく解説しているため、一度目を通してみてくださいね。