海外のソーシャルレンディング案件を専門に取り扱うCrowd Credit(クラウドクレジット)が、大手証券会社SBI証券、CCCマーケティング株式会社との提携を強化しました。
その概要について解説していきましょう。
クラウドクレジットとSBI証券の狙いは
SBI証券の親会社であるSBIホールディングスの子会社「SBIインベストメント」は、これまでにもCrowd Credit(クラウドクレジット)への出資を行っていました。
出資後も、クラウドクレジットとSBIグループ各社では各事業面での連携など試験運用を行っていました。
そして、今回を皮切りに本格的な連携を強めていくとしています。
ソーシャルレンディングを通じ、よりバリエーションに富んだ投資商品を今後も提供していくとの意向です。
ソーシャルレンディングに3社競合によるコラボレーション効果を生み出し、投資家へのさらなる付加価値を提供していく狙いがそこにはあると考えられます。
キャンペーン概要
Crowd Credit(クラウドクレジット)は、SBI証券、CCCマーケティングの業務提携に際してキャンペーンを実施しています。
キャンペーン期間中に、Crowd Credit(クラウドクレジット)に口座を開設し20万円以上クラウドクレジットに投資すれば、なんと5,000ポイントものTポイントが付与されます。
キャンペーンの概要は次のとおりです。
付与Tポイント | 5,000ポイント |
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付与条件 | キャンペーン期間中、当社において新規にID登録および口座開設のうえ20万円以上の当社ファンドを購入された方 |
キャンペーン期間 | 2019年9月13日(金)0時0分~2019年10月31日(木)23時59分 |
ポイント付与予定日 | 2019年11月下旬 |
まとめ
SBIグループといえば、Crowd Credit(クラウドクレジット)の競合となる「SBIソーシャルレンディング」も属しています。
ただし、SBIソーシャルレンディングは「国内専門」、クラウドクレジットは「海外専門」ということで、ある意味では棲み分けができている関係です。
そのためSBI証券としてはSBIソーシャルレンディング、クラウドクレジットとの連携を強化し、ソーシャルレンディング投資家=SBI証券の利用を促進する狙いも見えます。
伊藤忠がクラウドクレジットやFunds(ファンズ)に出資したように、ソーシャルレンディングの外部からの注目度が高まっているというニュースが相次いでいます。
今後の各社の取り組み、また連携に注目したいところです。
なお、クラウドクレジットの概要や口座開設はこちらから可能です。