不動産担保案件を専門とし、小規模ながらも堅実な営業を続けているソーシャルレンディング会社LENDEX(レンデックス)。
そのレンデックスが、2019年8月1日(木)付けで本社を移転しました。
なぜ本社の移転を行ったのか、人事面などから見てその理由を探ってみましょう。
移転先の住所は南青山
レンデックスの本社はこれまで東京都千代田区の九段下にありましたが、移転したのは次の住所になっています。
- 移転先住所:東京都渋谷区渋谷2丁目1番11号 郁文堂青山通りビル5階
- 電話番号:03-6452-6922
渋谷駅から表参道駅へ通じる青山通りの一角に位置してい場所です。
地図で見ると大きな通りに面しており、いわゆる南青山エリアです。
かなり地価が高く、それに伴い家賃の高い場所ということが分かってきます。
九段下はビジネス街としての存在感がありますが、突出して家賃が高いエリアでありません。
単純に会社のオフィス面積はわからないため家賃で比較することは難しいですが、家賃相場から言えば九段下よりも南青山エリアの方が高いと言えます。
そういった意味では、高い家賃の場所に引っ越すことができるほどレンデックスは利益が出ている、もしくは資金調達に成功したという業務拡大の意向があることが見て取れてきます。
一方、レンデックスは2018年度の決算では黒字化を達成していません。
先行投資の意味でこういったオフィスの移転を行ったことが考えられます。
レンデックスの人事はどうなっている
レンデックスといえば3月に社長が交代し、そして7月にまた社長が交代したことで知られています。
ソーシャルレンディング会社でこれまで社長交代はいろいろな会社でもありましたが、これほど短期間で交代したのはレンデックスが初めてです。
現在のレンデックスの人事は、ホームページを確認すると以下のようになっています。
役員構成
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代表取締役:深澤 克己
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取締役:見田 元
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取締役:柴田 健三郎
代表取締役が深澤氏に交代したのと同時に、取締役の二人も変わっていることがわかります。
どういった人物なのかをインターネット上で探っても、取締役二人の名前を把握することはできません。
しかし、役員の交代とともにオフィスを移転したという何かしらの関連性があることは見て取れてきます。
深澤社長の肝入りでこちらの役員を採用し、同時に事業拡大のためオフィスを都心に進出させたとも考えられます。
まとめ
LENDEX(レンデックス)は、最近も多様な案件の提供に取り組んでいます。
特に、無担保保証ありの利回り13パーセント案件というハイリターン短期運用案件も出すようになってきています。
従来の不動産担保案件の提供も続けており、
- ローリスク・ミドルリターン
- ミドルリスク・ハイリターン
の案件を選べるようになってきています。
募集金額自体はそれほど大きくないものの、投資家としてはユニークな投資ができます。
また、第一順位と第二順位抵当権をミックスしたハイローミックス案件では、LTV50パーセント以下のローリスク投資も可能です。
他社と組み合わせて利回りを補いたいとき、もしくはローリスクな案件に取り込みたいときに、レンデックスに投資する価値は十分にあると言えます。
まずは、一度口座を開設してレンデックスがどんな案件を取り扱っているか、じっくり確認してみると良いでしょう。
レンデックスについては、こちらで詳しく解説しています。