誰しも、一度は「不労所得を手に入れて、自由気ままに生きてみたい」と思ったことがあるのではないでしょうか?
筆者は不労所得を作り、セミリタイアをすることができました。
そこで、この記事では、セミリタイアまでの道のりと不労所得の作り方を実体験を交えて徹底解説していきます。
みなさんが不労所得を作ったり、セミリタイアしたりするために参考にしていただければ幸いです。
目次
不労所得とは?
不労所得とは、自分が働いたり労働したりしなくても、自分の元にお金が入ってくる収入のことを言います。
宝くじなどで当たるような偶然の一時的なお金ではなく、毎月確実に入ってくるようなお金のことです。
不労所得を得てセミリタイアするまでの道のり
では、まずは筆者が具体的にどのようにして不労所得を作っていったのか、その実体験からお伝えしましょう。
不労所得を得たいと思ったきっかっけから、実際にセミリタイアするまでの軌跡を紹介します。
なぜ不労所得が必要だったのか
筆者がなぜセミリタイアを目指していったのかというと、単純にサラリーマンとして組織の中で働くことがストレスだったからです。
- 毎朝決まった時間に出勤しなければならない
- 月間の個人目標が定められる
- 出世のための社内政治がある
- 強制参加の飲み会へ出席する
- 上司や同僚からの同調圧力がある
そんなサラリーマンの日常がたまらなく「イヤ」だったため、自分一人で生きていける仕組みを必死で考えるようになっていきました。
不労所得を作るために最初にやったこと
筆者は、5年間のサラリーマン生活をしながら、少しずつ不労所得を少しずつ増やしていきました。
サラリーマンとしての年収は300万円。
役職もなしという状態だったため、決して高い給料ではありませんでした。
そのため、大きな金額を使って副業や事業に投資をするということもできないということは最初からわかっていました。
そこで考えたことは、初期資金ががほとんどかからない不労所得の作り方です。
最初に始めたのは、たまたまテレビで紹介されていた「ブログ」「アフィリエイト」での不労所得を目指す方法でした。
ブログに関する本やネットの情報をひととおり読み終え、数日後にはすぐにブログの開設を行いました。
ただ、結論からお伝えすると、このブログでの不労所得が作れるまでには2年以上かかりました。
その詳しい内容は後ほどお話していきます。
不労所得を作るときに失敗したこと
不労所得を作るために行ったことの中で失敗したことは、後先考えずに自己投資(浪費)をしたことでした。
「ブログで不労所得を稼ごう!」そう思ったときに、より性能の良いノートパソコンのMacが必要だと思い即購入。
しかも、妻と2人でブログをやろうと決めたため2台で約30万円ほどを捻出しました。
今になって考えると、ブログをやるだけならそんなハイスペックのパソコンは不要だったなと思います。
また、「ネット物販」という事業をはじめたときも、冷静に判断できずに在庫を仕入れすぎてしまい、支払いに苦労するということを経験しました。
ただ、すべてが間違いだったかというと、それは違います。
それによってモチベーションが保たれたという部分もあるため、筆者は「大失敗」とは思っていません。
不労所得を作る兆しが見えたとき
副業の種類によって、
- すぐに収入につながりやすいもの
- 収入が発生するまで長い時間のかかるもの
といったように、それぞれ性質異なります。
それを理解した上で長期的な目線でコツコツ取り組んでいくと、未来への現実的な兆しが少しずつ見えてきました。
最初は、月に10円でも100円でも「不労所得」が得られたことが嬉しかったことを覚えています。
どこでうまくいったタイミング
副業での不労所得が入り始めてから、そのお金を贅沢のためには使わず、すべて自己投資と次の事業の投資へ充てていきました。
この判断が、のちにもっとも大切な部分だったと考えています。
会社員時代での自分の中でのターニングポイントと言えるでしょう。
副業収入で余ったお金を使い、「投資信託」を購入したり、「FX」や「ソーシャルレンディング」で運用したりということを繰り返したため、少しずつ増える金額も大きくなっていくことを実感しました。
そして、何よりこの経験で、「お金を使ってお金を増やしていく」という感覚が養われました。
「セミリタイアしても良いかもしれない!」と思ったポイント
不労所得でのセミリタイアに現実的な兆しが見え始めたタイミングは、毎月のサラリーマンとしての給料とほぼ同じくらいの金額が副業の不労所得から入金され始めてからです。
一時期は、毎月がボーナス支給月なのかと勘違いするくらいになっていきました。
自分と同じ会社で働いている同僚は、給料や会社の待遇に文句ばかり言っている中、自分は「これだけの収入が別であるから、会社に依存する必要はないな」と思うと、ストレスも感じにくくなってきました。
そのため、上司に対して思っていることや意見をハッキリと言えるようになっていきました。
それからは、不思議なことに会社で大きな仕事を任されたり、評価されたりするようになりました。
出世の話も具体的に出てきましたが、会社や上司に評価されても自分の不満は変わらないんだとここで再度気づきます。
これをきっかけに、「会社員を辞めてセミリタイアしても良いんじゃないか?」と具体的に思うようになりました。
このようにして、筆者はコツコツと不労所得を作り、会社員生活を無事に卒業し、「セミリタイア」を果たすことができたのです。
不労所得の作り方①:民泊・駐車場
では、具体的に筆者がどのような手段で「不労所得」を作っていったのか、「方法」と具体的な「手段」をお伝えしていきますね。
まずは、「民泊」「駐車場」のビジネスから解説していきます。
民泊・駐車場経営の概要
民泊は、所有する部屋を海外観光客や旅行客に貸し出して宿泊料をいただくビジネスです。
また、駐車場経営は所有している土地を駐車場として貸し出し、月額料金をいただくシェアビジネス。
不労所得を得るまでのプロセス
民泊
民泊を始めるためには、まず仲介業者へ登録する必要があります。
最大手のサイト「Airbnb」に登録して、貸し出したい部屋と同じくらいの条件で相場を調べてみてください。
賃貸で部屋を借りて、その部屋を民泊として貸し出すという方法も可能ですが、大家さんの許可が必要であることが多いです。
自分が住んでいる家の1部屋だけ宿泊客に貸し出すという方法もあるため、新たに賃貸で部屋を借りることにハードルの高さを感じる方は、その方法を考えてみてください。
また、仲介サイトが宿泊客の対応は自動的に行ってくれるため、自分がやるべきことは部屋の掃除と宿泊客からの質問へメールで回答することくらいです。
清掃業務を外注してアルバイトに任せることもできますが、最初は自分でひととおり行って、収益の流れをつかんでからにすることをおすすめします。
筆者はまず1部屋からスタートして、開始から3ヶ月ほどで3万円ほどの利益を作ることができました。
駐車場貸し出し
駐車場貸し出しは、土地の所有者でなければなかなかハードルが高いビジネスです。
しかし、チャンスはあります。
土地の所有者がいても、放置しているだけの土地が多いこともまた事実。
近年、空き家問題も話題になっていることもあり、安くても良いから早く手放したいという土地や戸建ての所有者は意外にもたくさんいます。
そんな土地の所有者から安く購入して自分で運営する方法が一番効率が良いでしょう。
土地を所有してからのお客さんのつけかた(営業方法)は、次の2つ。
- 見えやすい場所に看板を自分で立てる
- 不動産会社に募集していることを伝えにいく
この基本的な2点さえできれば、おきゃくさんは見つかるはずです。
まずは、需要があるかを知るために、自宅の近所から土地を探してみることをおすすめします。
収入金額
- 民泊1部屋につき月間約5万円(季節により前後あり)
- 駐車場貸し出し1台につき月間約5,000円
不労所得の作り方②:ブログ・アフィリエイト
続いて筆者が不労所得を作った方法として紹介するのが、最初の方で触れた「ブログ」「アフィリエイト」です。
ブログ・アフィリエイトの概要
ブログ・アフィリエイトは、Webサイトやブログ、アフィリエイトサイトを運営して、広告収入を得るというビジネスモデルです。
ブログやサイトにユーザーを集客し、商品やサービスに関する記事やコンテンツを作成し、購入してもらうことによって売上を得るという仕組みです。
不労所得を得るまでのプロセス
ブログは、他のビジネスに比べて誰にでも始めることができ、必要になる資金もゼロ円から数千円という低コスト・低リスクでチャレンジすることができるため、おすすめできます。
パソコンがある方が効率的に作業ができるためおすすめですが、スマホを持っていればそれ1台でも始めることはできなくありません。
筆者の場合、ブログを立ち上げることがまずはハードルが高い作業でした。
なぜなら、パソコンをまともに使ったことすらなかったからです。
「インストールってなんだっけ?」という状態からのスタートでした。
パソコンが苦手な人は筆者のように苦労するとは思いますが、準備ができてしまえばあとはブログ記事を書くだけ。
コツとしては、できるだけジャンルを絞っていった方が他サイトとの差別化ができ、アクセスも集まりやすくなるのでおすすめです。
筆者は節約などの情報を記事にして書き続けていったところ、3ヶ月ほどでアクセス数が増えてきました。
しかし、収益化から不労所得につながるまでの道のりは長く、2年以上かかりました。
収益化まで時間がかかった理由としては、他の事業も同時進行でやっていたため、一点集中しなかったことが原因です。
とりあえず継続することで、寝ている間でも自動的にお金が増えてくるという最高の不労所得を得ることができるようになります。
特殊な能力は必要ないので、ぜひチャレンジしてみてください!
収入金額
- ブログ・アフィリエイトでの不労所得:月約3万円
不労所得の作り方③:FX
続いて筆者が不労所得を作った方法として紹介する方法は「FX」です。
不労所得を作りたいと思ったことのある方は知らないという人はいないでしょうし、実際に口座開設したり投資してみたりしたことのある人は少なくないでしょう。
FXの概要
次の2種類があります。
- FXのトレードをして利益を得る方法
- 高金利通貨を買い金利を受け取る方法
不労所得を得るまでのプロセス
FXや株式トレーダーといえば、パソコンのモニターがデスクの上に何枚もあり、チャートグラフとか最新ニュースが映っている場所でトレードするという様子が想像できると思います。
そんなFXトレーダーというカッコいい仕事に憧れたことは誰にでも一度はあるはず。
実は、筆者もその1人でした。
でも、どうやったらトレーダーになれるのかがわからず、まずはFXトレードに関する本を読んだり、有名トレーダーのスタイルを真似をしたりして勉強しました。
その後、自分でも少しずつ実践でのトレードを開始していきました。
最初は負けることも多かったのですが、自分だけの「マイルール」を作り、そのとおりにトレードを行えばリスクも少なく勝つこともできるようになってきました。
おそらく、FXで初心者が勝つことは無理なのではないかと思います。
かなり「理論」が大切で奥が深いです。
トレードで勝つためには、どうしても画面に張り付いている必要があるため、労働に近い感覚を感じます。
そのため、FXトレードは完全な不労所得にはならないかもしれません。
もう一つの「高金利通貨を買う方法」ですが、この方法で筆者は毎月3万円ほどの金利が発生しています。
主に、トルコリラという日本と比べて高金利な通貨を買っているため、毎日約1,000円になるように計算して購入しました。
トルコリラはリスクが高く通貨が暴落する可能性があるため、その金利が吹き飛ぶという可能性もあります。
筆者はそのリスクを理解した上で、トルコリラは今後上昇していくと考えているため期待を込めて購入しています。
収入金額
- FXトレード:月5,000円〜1万円(ドル円のみ)
- 高金利通貨の金利:月3万円
不労所得の作り方④:投資信託
続いて、筆者が不労所得を作った方法として紹介する投資方法は「投資信託」です。
投資信託も、聞いたことがないという方は少ないであろう、身近な資産運用方法の一つです。
投資信託の概要
投資信託とは、ファンドにお金を預けることで、そのお金を投資の専門家が自分の代わりに資産運用してくれるという投資商品です。
自分の代わりに運用してもらい、利益が出れば投資家に分配してくれます。
逆に、運用が失敗すると損をすることもあるため、元本割れになる場合もあります。
不労所得を得るまでのプロセス
筆者は、楽天証券で楽天ポイント積み立て投資というものを約2年間行っています。
毎月必ず楽天市場で買い物をするため、貯まったポイントを使って投資信託を購入しています。
毎月1万ポイントは貯まるため、そのぶんをすべてポイント投資として投資信託の購入に当てています。
投資信託は数千円からでも始めることができる投資商品なので、初心者はここから始めるとリスクが少ないためおすすめです。
また、投資信託は種類がたくさんあるのでどれを買えば良いのかわからない人も多いはずです。
実際に投資していておすすめなのは、「インデックス型」の投資信託です。
「アクティブ型」よりは「インデックス型」の方が手数料が低い傾向にあるため、インデックス型から選んだ方が無難でしょう。
投資信託は投資する金額が大きければ大きいほど利益も増えていくため、焦らずコツコツと増やしていく気持ちで毎月積み立てを取り組んでいます。
収入金額
- 毎月の配当金:数百円〜数千円
配当金は、すべて投資信託の積み立てに再投資しています。
不労所得の作り方⑤:自動販売機
続いて、筆者が不労所得を作った方法として紹介する方法は「自動販売機」です。
自動販売機は、誰しも使ったことがあるでしょう。
不労所得を得るためには、使うのではなく使ってもらうことが重要です。
自動販売機設置ビジネスの概要
自宅前の空いたスペースに自動販売機を設置して、売れた販売金額に応じて飲料メーカーから販売手数料をもらうことができるという不労所得です。
不労所得を得るまでのプロセス
- 自宅前に自動販売機が置けるくらいのスペースがある
- 歩いて行ける距離にコンビニがない
- 隣に大きめな建設会社の作業場がある
という3条件がそろった好立地だったこともあり、「自動販売機を設置すれば、ある程度の収入になるのではないか?」と考えたことがこのビジネスを始めたきっかけです。
飲料メーカーに問い合わせたところ、設置に必要なのは
- 場所の確保
- 毎月の電気代(月間4,000円前後)
だけだと言われました。
- 自動販売機の設置代金
- 機械代
の負担はもちろん、
- 飲み物の補充
- 集金
までも、すべて飲料メーカーがやってくれるということでした。
売れそうな好立地だったこともあり、飲料メーカーも迅速に対応してくれました。
ただ、毎月の電気代を差し引くと純利益は数千円です。
一万円を超えることはほぼありませんので、もし自動販売機で大きく稼ぎたいと思っている方は、自分で飲み物を仕入れて補充・集金も行うことをおすすめします。
不労所得にはなりませんが、そうすれば飲料メーカーに持っていかれる手数料を少なく抑えることができ、月数万円の売り上げ金を確保することができるかもしれません。
収入金額
- 不労所得:毎月約5千円
不労所得の作り方⑥:ネット物販
続いて、筆者が不労所得を作った方法として紹介する方法は「ネット物販」です。
みなさん全員が聞いたことのあるビジネスではないかもしれませんが、「せどり」と言えば聞いたことがある方も多いかもしれませんね。
ネット物販の概要
ネット仕入れサイトや実店舗から安く商品を仕入れて、「メルカリ」などのフリマサイトや、「Amazon(アマゾン)」で商品を販売することで利益を出すビジネスモデルです。
その作業を外注することで、不労所得を作っていくことができます。
不労所得を得るまでのプロセス
筆者は、転売やせどりと言われている手法も取り入れた方法でネット物販を行っています。
世界最大のプラットフォームであるAmazonで商品を売れば、確実に儲かるという情報を知り情報を集めることから始めました。
転売については、本屋さんに行けば書籍がたくさん出版されています。
ただ、このビジネスは商品を仕入れるのに時間がかかります。
商品を選ぶことに時間と労力がかかることに加えて、仕入れるには資金が必要になるため比較的ハードルが高い仕事です。
筆者が始めたばかりのころは、「ネット卸」といわれるサイトに複数登録したり、「メルカリ」や「ヤフオク」などで相場より安い商品が売っていないかチェックしたりと、不労所得とは程遠い「重労働」でした。
しかし、自分自身が仕入れに慣れてルーティン化することができると、作業時間が徐々に短縮されていきます。
Amazonでは、商品が売れると自動的に梱包・発送をやってくれる「FBA」というサービスがあります。
それを利用してしまえば、不労所得に近づいてきます。
筆者は、AmazonのFBAサービスを使うのと同時にアルバイトを1人雇うことでAmazon倉庫に送るまでの工程を任せています。
人件費が発生するため利益は少なくなりますが、自分の目的はあくまで「不労所得を作ること」だったため、この決断ができました。
初心者にとって、このネット物販の最大のリスクは仕入れにそれなりの初期資金が必要だということです。
売れないものを仕入れてしまうと不良在庫を抱えてしまうことになるため、相場を冷静に見る眼が必要です。
ある程度の貯金があったり、他の事業が成功してきてから始めることをおすすめします。
結果が出るまでには約3ヶ月程度の期間が必要です。
収入金額
- 不労所得:月5万円~10万円
不労所得を得る方法の見つけ方
これまでお伝えしてきたように、筆者は次の6つの方法で不労所得を作ることができ、セミリタイアしました。
- 民泊・駐車場
- ブログ・アフィリエイト
- FX
- 投資信託
- 自動販売機
- ネット物販
しかし、この方法をみなさんが実践すれば、筆者と同様に不労所得を得てセミリタイアできるかと言えば、実はそうではありません。
不労所得を得るためには、自分に合った方法を見つける必要あります。
なぜなら、人によって得手不得手がありますし、興味関心のある物事が異なるからです。
例えば、自分が熱中できるものでなければ、不労所得を得るために継続することはできません。
結果として、不労所得を作れずに終わってしまいます。
では、どのように「不労所得を作る方法」を見つければ良いのでしょうか?
筆者の体験談をもとに、次の3つのポイントを解説していきましょう。
- 自分が持っているスキルを把握する
- 自分の資金力を把握する
- 自分の周りの環境にチャンスは転がっていることを知る
見つけ方①:自分が持っているスキルを把握する
まずは自分のことを知る
今の自分にはどのくらいの資金力があり、いつまでにいくらの不労所得が欲しいのか。
それを明確にすることで、まず自分が何からするべきかが見えてきます。
自分のスキルを知る
投資が好きな人は「FX」、文章を書くのが好きなら「ブログ」など、自分ができることからはじめましょう。
「スキル」というと難しく感じますが、「できること」「やりたいこと」と考えると理解しやすいかもしれません。
勉強して知識をつけるとリスクは小さくなる
投資やビジネスを行おうと思ったとき、それは「リスクが高い」「危ない」と簡単に言う人がいます。
それは、やろうとしていることについての知識が単純に足りないだけなことがほとんどです。
サラリーマンが副業でできるビジネスは、ほとんどの人が失敗するようにできています。
それは、知識不足の人が圧倒的に多いからです。
知識があればリスクは減っていくということを知って欲しいです。
勉強の方法
「では、どうやって勉強すれば良いの?」と思うかもしれませんね。
答えは、まず本屋さんに行って知りたい分野の本を読むことです。
ため息が聞こえてきそうですが、解説していきます。
実は、インターネット上には答えや有益な情報、ウソの情報がごちゃ混ぜになって転がっています。
ただ、知識がない人はネットの情報を選別できません。
それに比べて、本屋さんに並んでいる本には初歩的な正しい情報がまとまっています(たまに怪しい本もありますが)。
それを学んだうえでネットの情報に触れると、無駄な情報に踊らされることがなくなるでしょう。
見つけ方②:自分の資金力を把握する
先ほども少し触れましたが、自分が投資に使える資金はどのくらいなのか把握することが大切です。
資金が少しもないのであれば、投資はできません。
コツコツと節約したりブログを書いたりして資金を用意する必要があります。
「資金もないけど、投資ができたらな」と嘆いている人もいますが、その考えている時間こそが無駄なのです。
すぐに動きましょう。
見つけ方③:自分の周りの環境にチャンスは転がっていることを知る
筆者は、よく他人から「環境に恵まれていてうらやましいな」ということばをかけられることがあります。
しかし、筆者はそうは思っていませんし、それは間違いだと確信しています。
誰にでも環境を変えることはできて、目線を変えればチャンスを見つけられるを知っているからです。
最初にも紹介しましたが、筆者は本当に普通のサラリーマンでした。
そこから住んでいる自宅の周りに放置されている土地やアパートの1室があることを知り、駐車場や民泊として利用できないか持ち主に確認させてもらい、交渉し自分のビジネスへと発展させました。
「自動販売機」も「FX」も同じく、自分の発想から実現したことです。
不労所得は、誰かの役に立つことを自分がやるから生まれるものです。
宝くじのように、運良く一時的に大きな金額が入るようなものではありません。
精神論になってしまいますが、その意識を忘れないことが大切です。
不労所得になる投資とならない投資の見分け方
不労所得になるものとならないものにはどんな違いがあるのかわからないという方は多いことでしょう。
最後に、今後不労所得になっていくものとならないものの違いと見分け方について解説していきますね。
見分け方①:繰り返し利用される商品は不労所得になる
もし、新品の車の販売ビジネスを行なっていたとしましょう。
新車なので売れると高額ですが、それは「一時的な売上」に過ぎません。
不労所得という考え方でいうと、「新車販売」よりも「レンタカー屋さん」の方が良いビジネスモデルです。
一発大きな売上が上がるよりも、少額でも継続して売上が上がるからです。
マンションやアパートを購入して貸し出す「不動産投資」もそうです。
それをすぐに売らずに貸し出せば、毎月「家賃収入」という不労所得が入ってきます。
メンテナンスをすれば長く使えて需要があるものを見つければ、繰り返し利用してくれます。
見分け方②:単発ビジネスも「仕組み化」すれば不労所得に変身する
筆者が「ネット物販」ビジネスをやっていたことは先ほど紹介しましたが、商品を仕入れて売るという方法は不労所得とはほど遠い単発ビジネスだと言えます。
ただ、そんな単発のビジネスもうまく「仕組み化」すれば不労所得に近づきます。
ネットで仕入れ注文をすると、大量の商品が届きます。
それが売れたら、お客様のところやAmazonの倉庫に送る必要がありますが、その作業をマニュアル化してアルバイトに任せます。
人件費がかかりますが、それを差し引いても利益が残ります。
そうやって、自分がやらなければならない作業を最小限に抑えていきます。
民泊の「部屋清掃」「ベットメイキング」も同じです。
清掃の手順とやることをマニュアル化して、誰にでもできる状態にしてしまえば、あとは自動的に回っていく不労所得が完成します。
これが仕組み化です。
単純ですが奥が深いですよ。
見分け方③:需要と市場の大きさを知る
やってみたいと思った副業があったら、その業界の市場規模を調べましょう。
インターネットで「◯◯ 市場規模」のようなざっくりと調べる方法でも良いので、まずは調べてみましょう。
市場規模が縮小している業界よりも、伸びていっている業界を選ぶことが何よりも重要です。
筆者の場合、ブログを始めた時点でネット広告の市場規模がテレビ広告費を抜くほどの勢いを見せていました。
ネット物販では、Amazonの大躍進に続き「メルカリ」という新しい巨大プラットフォームができたばかりでした。
この例からもわかるように、伸びている業界の波に乗っていくと自分の力が小さくても、うまくいく確率は上下られるのです。
まとめ
「不労所得の作り方」をセミリタイアした筆者の実体験をもとにして紹介しました。
「不労所得」ということばのイメージから「ラクして稼ぐ」「簡単に誰でもできる」と思われるかもしれません。
そのイメージは否定しません。
しかし、勉強して挑戦することを繰り返せば誰でも簡単に不労所得を得ることができます。
それを知ってしまったのに、なぜやらないのでしょうか?
やらないことこそがラクをしているということです。
不労所得を作るまでには時間がかかりますが、仕組みは非常にシンプルです。
あなたも、コツコツと不労所得を作ってセミリタイアを目指してみませんか?