※当記事は、2023年3月21日(火)時点の公開情報に基づき執筆しています。
2023年1月時点で、日本には15以上のソーシャルレンディングサイトがあります。
その中で、比較的新しいソーシャルレンディングサイトが、2020年2月に登場したCRE Funding(シーアールイーファンディング)です。
ここでは、CRE Fundingの特徴と投資家からの評判・口コミを紹介します。
投資先として新しいソーシャルレンディング投資先を探している人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- CRE Funding(シーアールイーファンディング)の実績
- CRE Funding(シーアールイーファンディング)の総評
- CRE Funding(シーアールイーファンディング)の案件の特徴
- CRE Funding(シーアールイーファンディング)の2022年12月~2023年2月の募集実績
- CRE Funding(シーアールイーファンディング)のメリット
- CRE Fundingのデメリット
- CRE Funding(シーアールイーファンディング)のポジティブな評判・口コミ
- CRE Funding(シーアールイーファンディング)のネガティブな口コミ・評判
- CRE Funding(シーアールイーファンディング)のリスク対策
- CRE Funding(シーアールイーファンディング)をおすすめする人
- CRE Funding(シーアールイーファンディング)の口座開設手順
- CRE Funding(シーアールイーファンディング)とは
- まとめ
CRE Funding(シーアールイーファンディング)の実績
画像引用元:CRE Funding
CRE Fundingは、2020年2月に運営を開始したソーシャルレンディングサイトです。
約3年のソーシャルレンディングサイト運営の実績は次のとおりです(2023年2月3日(金)時点)。
実績 |
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まだそれほど実績が大きいわけではないですが、着実にソーシャルレンディングサイトとしての実績を積み重ねていると言えるでしょう。
また。返済遅延や貸倒れが発生したことは一度もありません。
運用期間は3ヶ月や半年など短期的なものが多いため、案件の組成から投資家に対して配当と返済を行うサイクルをしっかりと築き上げています。
投資家の会員数は明らかにはなっていませんが、募集を行うと金額が小さな場合はあっという間に上限に達してしまうことも多く、着実に投資会員数を積み重ねているということがわかります。
CRE Funding(シーアールイーファンディング)の総評
CRE Fundingを5段階で評価してみましょう。
利回り:3
利回りはソーシャルレンディングの平均よりもやや低めです。
少ない資金で効率良く投資して運用し、多額の利益を獲得したい人にはやや物足りないかもしれません。
ただし、保証に関しては大変手厚いため、高い確率で利回り2.5%から3%の収入が得られると考えれば、一概に悪いとは言えません。
むしろ、募集実績を見ると、募集を行う金額がそれほど大きくないために、まとまった配当を稼ぎ出すことができない点が、大きな金額を投資できる投資家にとってはマイナスに映るかもしれません。
実績:4
CRE Fundingは、2020年2月にソーシャルレンディングサイトを開設したばかりです。
2022年12月までに運用した案件は14と、まだまだ発展途上にあるソーシャルレンディングサイトです。
それだけに、ソーシャルレンディング案件の運用実績は少なく、実績を見て安全だと判断するのはまだ早いかもしれません。
ただし、株式会社シーアールイーには物流不動産REITの運営実績があります。
ソーシャルレンディングサイトの実績が少ないからと言って、株式会社シーアールイーにファンド運営の実績が不足しているわけではないのです。
2020年夏からは CRE ファンディングでも毎月1件ほどの募集を続けてきておりソーシャルレンディング案件の募集ペースも徐々に上がってきています。
実績に関しては着実に評価できるような体制が整ってきているのです。
これからの募集規模の拡大はほぼ間違いないと見られるでしょう。
そして2020年12月からは、新規ソーシャルレンディングサイト「FUELオンラインファンド」も運営を行っています。
FUELオンラインファンドは、CRE Fundingと同じくFUEL株式会社が運用を行うソーシャルレンディングサイトです。
2つのソーシャルレンディングサイトを同時に運営することで、実績も順調に積み重ねています。
安全性:5
東証一部上場企業のマスターリースと保証付きと、大変手厚い保全対策が取られています。
他のソーシャルレンディングサイトで保証を付けているのは「SAMURAI」や「CAMPFIRE Owners」などごく僅かなサイトだけです。
さらに保証だけではなく、マスターリースつき案件の提供を行っているソーシャルレンディングサイトは他にはありません。
二重の保全対策を行っている点は、他のソーシャルレンディンサイトとは比べ物にならないぐらいの保全性の高さだと言えます。
これだけの資産保全対策が行われているソーシャルレンディングサイトであれば、たとえ利回りが他のサイトよりも低かったとしても、投資先としての妥当性は十分にあると言えるでしょう。
情報開示:5
情報開示についても、他のソーシャルレンディングサイトを上回るものがあると言えます。
CRE Fundingが扱う案件は、基本的に株式会社シーアールイーが設計や開発を行った物流不動産ばかりです。
それだけに、どの会社よりも詳細な情報を持っていますし、その情報を余すことなく投資家に対して公開しています。
例えば、具体的な情報を見ていくと、不動産物件の住所や土地としての法律的な用途が公開されていることはもちろん、建物の詳細な面積や構造なども明らかにされています。
その物件でどういった事業を運営して利益を獲得しているのかといった計画まで明かされているものもあるほどです。
他のソーシャルレンディングサイトでは、これほど細かな情報を明らかにしているものはまずないと言って良いでしょう。
投資家としては大変詳細な情報をチェックしながら、投資先の物件について確認していくことができるのです。
不動産投資型クラウドファンディングサイトに匹敵する情報公開料だと言えます。
総合評価:5
利回りはさほど高いとは言えないものの、保全性や情報公開などのリスク対策面では、CRE Fundingは信頼に足るソーシャルレンディングサイトだと言えるでしょう。
実績が少ない点がネックであるかもしれませんが、株式会社シーアールイーは物流不動産REITを数年前から運営し、ファンド形式での不動産の運用実績は豊富です。
そして、ソーシャルレンディングの募集実績についても、2020年2月から2021年4月まで特に問題を起こすことがなく、着実に実績を積み重ねています。
利回りよりも資産保全性の高いソーシャルレンディングサイトを探している人にとっては、CRE Fundingは最適な投資先だと言えるでしょう。
CRE Funding(シーアールイーファンディング)の案件の特徴
CRE Fundingでは、どのような特徴を持つ不動産を運用対象としており、どういった特徴を持った案件を提供しているでしょうか?
ここでは、案件の特徴について詳しく解説していきます。
案件の特徴
- 物流不動産中心
- 利回りは2%~3%
- マスターリースと保証を設定
特徴①:物流不動産中心
CRE Fundingが扱う案件は、株式会社シーアールイーが開発を行った物流不動産専門となっています。
ネットショップが発展している昨今、物流不動産は物流の中心となっており、その需要はどんどん増加しています。
コロナ禍の社会でも需要が衰えることはなく、むしろ人々の外出自粛によってネットショッピングはその売り上げを増しています。
それだけに、景気の影響を受けにくく手堅い売上が見込める不動産物件だと言えるのです。
特徴②:利回りは2%~3%
CRE Fundingで提供している案件の利回りを見ると、年利2~3パーセントとなっています。
他のソーシャルレンディングサイトと比較すれば、これは低めの利回りです。
一方で、キャッシュバックキャンペーンなど利回りを実質プラスできるキャンペーンを積極的に実施しています。
それらのキャンペーンを利用すれば、利回りは年利4パーセント前後と、他のソーシャルレンディングサイトと遜色ない数字まで高めることができます。
特徴③:マスターリースと保証を設定
CRE Fundingで提供している案件は、マスターリースと保証という二重の時間保全対策を行っています。
株式会社シーアールイーが取得した物流不動産は、他社にマスターリースとして貸し出されます。
そのため、株式会社シーアールイーは、空室の有無に関わらず一定の家賃収入を確保できます。
その家賃収入から、投資家に定期的に一定の配当を行うことが可能となっています。
また、案件運用終了後の不動産売却時、仮に購入した不動産物件が購入時よりも安い価格でしか売れなかった場合には、損失分を株式会社シーアールイーが保証として補填してくれます。
倒産の可能性も低い東証一部上場企業という資本力のある会社が保証を行ってくれるため、CRE Fundingの投資家は、高い可能性の満額返済を期待できるのです。
CRE Funding(シーアールイーファンディング)の2022年12月~2023年2月の募集実績
出典:CRE Funding
では、CRE Fundingの直近3ヶ月(2022年12月~2023年2月)の募集状況を紹介しましょう。
2023年2月の募集実績
2023年2月は、CRE Fundingの募集はありませんでした。
2023年1月の募集実績
2023年1月は、CRE Fundingの募集はありませんでした。
2022年12月の募集実績
2022年12月は、CRE Fundingの募集はありませんでした。
CRE Funding(シーアールイーファンディング)のメリット
投資家にとって気になるのは、そのソーシャルレンディングサイトに投資することで、具体的にどのようなメリットが得られるかというところでしょう。
そこで、ここではCRE Fundingのメリットについて解説しましょう。
メリット
- 物流不動産に特化
- 案件組成元の株式会社シーアールイーは実績十分な不動産会社
- 「マスターリース」と「保証」の二重保全対策
- FUELオンラインファンド上で運営
- 1万円から投資できる
メリット①:物流不動産に特化
CRE Fundingで募集が行われる案件は、すべて物流不動産関係です。
なぜなら、運営元の株式会社シーアールイーが物流不動産を専門に扱う不動産会社だからです。
CRE Fundingを通じて集めた資金で、株式会社シーアールイーは物流倉庫を購入します。
そして、物流倉庫を賃貸に出して運営で得た利益を投資家に配当します。
手堅い需要が見込める物流不動産だからこそ、投資家に利益を配当できる可能性は高いです。
メリット②:案件組成元の株式会社シーアールイーは実績十分な不動産会社
CRE Fundingで募集される案件の組成を行っているのは、東証一部上場企業の不動産会社株式会社シーアールイーです。
株式会社シーアールイーの設立は2009年であり、比較的新しい会社に思えるかもしれません。
しかし、実際には株式会社シーアールイーは、1964年に創業した不動産会社を前身としており、50年以上の歴史を持つ大変実績のある不動産会社です。
株式会社シーアールイーは物流不動産を専門としています。
物流不動産の新規着工面積は、店舗不動産の2倍以上というデータもあります。
ネットショッピングがコロナ禍で市場伸ばしていく中で、ネット通販の物流動脈を担う倉庫事業は、今後も大きく伸びていく市場だと見られています。
そのような発展著しい分野に強みを持つ株式会社シーアールイーが案件を組成していくだけに、CRE Fundingの案件も今後さらに大きく募集規模が拡大していくことでしょう。
メリット③:「マスターリース」と「保証」の二重保全対策
CRE Fundingで取得される物流不動産は、いったんはすべて株式会社シーアールイーがマスターリースとして借り受けます。
それから、別の事業者に転貸します。
さらに、返済時には物件の売却を行いますが、売却金額が不足した場合に備えて保証を設定しています。
つまり、「マスターリース」と「保証」という二重の手厚い保全対策が取られているのです。
もちろん、マスターリースと保証があれば完璧というわけではありません。
例えば、株式会社シーアールイーが倒産するようなことがあれば、返済が行われなくなる可能性があります。
ただし、東証一部上場企業かつ業績が好調である株式会社シーアールイーの倒産リスクは低いと言えます。
手堅い投資先を探している人にとっては、歓迎するべき案件が多数提供されています。
そして、2020年2月から2021年3月までの運営状況を見ると、CRE Fundingで貸し倒れや返済遅延が起きたこともありません。
案件への保証が手堅いだけではなく、案件組成の内容についても手堅い運用をしているのがCRE Fundingなのです。
メリット④:FUELオンラインファンド上で運営
CRE Fundingは、「FUELオンラインファンド」上で運営されています。
FUELオンラインファンドはソーシャルレンディングのプラットフォームであり、FUELオンラインファンドを利用することで手軽にソーシャルレンディングサイトを運営できるのです。
2021年3月現在、FUELオンラインファンドを利用している会社は株式会社シーアールイーだけではありません。
FUEL株式会社が自社で不動産会社と業務提携を行い、案件の組成を行っています。
2020年内だけで、CRE Funding、そしてFUELオンラインファンドと2つのソーシャルレンディングサイトが、FUEL株式会社を通じて立ち上がりました。
また、この2サイトだけではなく、今後は他の不動産会社などが、FUELオンラインファンドを利用してソーシャルレンディングサイトを立ち上げる可能性があります。
ソーシャルレンディング業界の今後の更なる発展や拡大に、FUELオンラインファンドは、大きく貢献していくでしょう。
メリット⑤:1万円から投資できる
CRE Fundingは、1万円から投資することができます。
他のソーシャルレンディングサイトと比較しても、最も低い金額の一つだと言えます。
つまり、わずかな自己資金から投資を始めて、少しずつお金を増やすことが可能です。
あまり収入がない方や、それほど貯金が多くない方でも自分の手持ちの現金の範囲内で無理せず投資を始め、資金を増やすことができる点はCRE Fundingのメリットの一つだと言えるでしょう。
配当利回りはそこまで高くありませんが、わずかな自己資金で投資を始められる点、そし手厚い二重保証が設定されているために、CRE Fundingはこれからソーシャルレンディング投資をまず体験してみたいという方に向いていると言えます。
CRE Fundingのデメリット
ソーシャルレンディングに投資するときには、しっかりとデメリットも知っておきましょう。
CRE Fundingのデメリットは、利回りがやや低めの点だと言えます。
デメリット
- 利回りは2.5%~3%
- 案件数がそれほど多くない
デメリット①:利回りは2.5%~3%
CRE Fundingで提供される案件の平均的な利回りは、2.5パーセントから3パーセントです。
他のソーシャルレンディングサイトの利回りが4パーセントから7パーセント前後の案件が中心であることを考えると、利回りはやや低めだと言えるでしょう。
ただし、投資金額に対して1パーセント分のキャッシュバックキャンペーンを実施するなど、キャンペーンを使えば高い利回りを期待できます。
FUEL株式会社では、キャンペーンを随時実施しており、タイミングを見極めて投資すれば、2.5パーセントから3パーセントの利回りを、3.5パーセントから4パーセントほどにまで高めることは不可能ではありません。
FUEL株式会社は、キャンペーンをしばしば行う会社だけに、積極的に利用して、利回りをできるだけ高めていきましょう。
デメリット②:案件数がそれほど多くない
CRE Fundingでは毎月募集が行われているわけではありません。
複数の案件が募集される月もあれば、全く募集のない月もあります。
頻度が一定ではないので、募集できないときのために他の不動産投資型クラウドファンディングサイトにも登録しておくと良いでしょう。
CRE Funding(シーアールイーファンディング)のポジティブな評判・口コミ
SNS上の投資家の書き込みなどから、CRE Fundingの良い口コミ・評判をチェックしてみましょう。
ソーシャルレンディングの実践投資家からどういった点が評価されているのでしょうか?
ポジティブな評判・口コミ
- 投資家資産の保全性に気を配っている
- 東証一部上場企業が保証を設定している
- 物流不動産は不況に強い
- 投資案件の情報が豊富に公開されている
ポジティブな口コミ・評判①:投資家資産の保全性に気を配っている
特徴のところでお伝えしたように、2021年3月時点のすべての案件には、株式会社シーアールイーによる「マスターリース」と「保証」という言わば二重の保全対策が講じられています。
投資家の資産をできるだけ損なわないように、株式会社シーアールイーが気を配っていることがわかるでしょう。
他社と比較して利回りが高いわけではありませんが、これだけ手厚い保対策を行っているソーシャルレンディングサイトは他には見られません。
ポジティブな口コミ・評判②:東証一部上場企業が保証を設定している
CRE Fundingでは、東証一部上場企業である株式会社シーアールイーが保証を設定しています。
仮に、運用される物流物件を売却して投資家から集めた資金の満額を返済できそうにない場合は、不足額を株式会社シーアールイーが支払ってくれるのです。
そのため、株式会社シーアールイーが倒産しない限り、損失がほぼ発生しない仕組みが築かれています。
この点から見ても、CRE Fundingが非常に手堅い投資先であることがわかるでしょう。
ポジティブな口コミ・評判③:物流不動産は不況に強い
CRE Fundingが運用する不動産物件は、すべて物流不動産です。
物流不動産は不況に強いことでもよく知られています。
なぜなら、人々の毎日の買い物を支える物流は不況に関係なく必ず需要があるからです。
また、物流不動産市場もネットショッピングの浸透で、現在市場が拡大しています。
そのため、急激に需要が落ちるということはまずないでしょう。
2020年に入り発生したコロナショックでは、REIT市場では大幅な値下がりが発生しました。
特に、観光地のホテル案件を運営するホテルREITは、短期間で60パーセント以上も値が下がってしまったものもあります。
しかし、物流不動産REITは大幅な値下がりを見せることなく、1年間のスパンで見れば、2019年から2020年で30パーセント以上も値上がりしているものが大半を占めます。
不況時であっても、物流不動産に高い需要があることは明らかです。
CRE Fundingは物流不動産を専門に扱っているため、景気の影響を受けることなく安定した収入を見込むことができます。
ポジティブな口コミ・評判④:投資案件の情報が豊富に公開されている
CRE Fundingでは、運用する物流不動産の詳細な情報を公開しています。
運用される物流不動産の開発は、株式会社シーアールイーが手がけたものばかりです。
それだけに、住所や面積などの表面的な情報だけではなく、物件の構造や収益性、利用目的など、開発元だからこそわかる情報が詳細に公開されています。
投資家に対しては、できるだけ情報を公開したいというのがCRE Fundingの方針です。
物件の情報をしっかりと確認したうえで、リスクを判断してから投資できることもメリットだと言えるでしょう。
CRE Funding(シーアールイーファンディング)のネガティブな口コミ・評判
CRE Fundingの口コミや評判は、もちろん良いものばかりではありません。
では、投資家は、どういった点をデメリットだと捉えているのでしょうか?
ネガティブな評判・口コミ
- 利回りが低め
- 募集金額の規模が小さい
- 配当は3ヶ月に一度
ネガティブな口コミ・評判①:利回りが低め
特徴のところでお伝えしたように、CRE Fundingの平均的な利回りは2.5パーセントから3パーセントです。
決して高い利回りではなく、平均的なソーシャルレンディングサイトよりも低めです。
それだけに、収益性に不満を感じる投資家は少なくありません。
資産の保全性は非常に高いものがありますが、収益性を求める投資家にとっては物足りないというのが率直な見解といったところでしょう。
ネガティブな口コミ・評判②:募集金額の規模が小さい
2020年2月にサイトの運営を開始したCRE Fundingは、2021年2月までに10案件(10号案件)の募集を行っています。
当初の募集案件の規模は2,000万円から3,000万円で、4号案件までのすべての募集金額を合計しても1億円に達していませんでした。
それだけに、募集額の少なさに不満を感じている投資家もいたようです。
利回りが低く、しかも募集額自体も少なければ、投資家は満足な利益を獲得することができません。
ソーシャルレンディングを通じて毎月10万円以上といった多くの配当金を求める人にとっては、CRE Fundingはメリットが少なめだと言えるでしょう。
ただ、8号案件は2億3千万円の募集であり、募集金額は徐々に規模が増えてきています。
このデメリットも解消されつつあると言っても良いかもしれません。
ネガティブな口コミ・評判③:配当は3ヶ月に一度
CRE Fundingの配当は、3ヶ月に1回です。
もちろん、配当ペースが遅いからと言って、配当金が減るわけではありません。
ただし、毎月配当があった方が効率良く複利で投資できます。
配当ペースが遅いことを不満に持つ投資家もいるようです。
それほど積極的に複利運用をしないのであれば、配当が毎月なくても気にしないという方もいるかもしれません。
この点に関しては、個人の投資スタイルで評価が変わってくることでしょう。
CRE Funding(シーアールイーファンディング)のリスク対策
CRE Fundingでは投資家の資産保全のために主に2つの対策を取っています。
リスク対策
- 保証の設定
- マスターリースの設定
返済時の保証の設定
CRE Fundingでは、ソーシャルレンディングで集めた資金の返済に対し、保証を設定しています。
物件を売却して得られた収入が、投資家から集めた金額に満たないときは、不足分を株式会社シーアールイーが支払います。
そのため、投資家に満額返済される可能性が高くなっています。
マスターリースの設定
CRE Fundingでは、配当に対してマスターリースを設定することで、一定の金額を投資家に支払うための対策を行っています。
マスターリース契約で、株式会社シーアールイー が物流不動産を借り受け、他の会社に転貸します。
そのため、運用期間中は一定の賃料が必ず支払われるので、株式会社シーアールイーが倒産しない限りは、投資家への配当金額も保証されているのです。
CRE Funding(シーアールイーファンディング)をおすすめする人
CRE Fundingをおすすめする投資家の人は以下の2つが該当します。
おすすめの人
- 豊富な資産を保全性重視で運用したい方
- これから伸びる業界に投資したい方
豊富な資産を保全性重視で運用したい方
CRE Fundingの利回りは低いものの、資産保全対策は入念に取られており、高い確率で利益を得られるソーシャルレンディングサイトです。
また、募集金額も増加しており、まとまった資金を投資に回すこともできるようになっています。
利回り重視で配当を増やすのではなく、投資金額を増やして配当を伸ばしたい人にとって大変向いているソーシャルレンディングサイトでしょう。
これから伸びる業界に投資したい方
CRE Fundingは、今後も拡大が見込まれる物流不動産へ投資できます。
これから伸びる業界であれば、会社の倒産リスクも低く案件も積極的に募集されるでしょう。
伸びる業界に資産を投入することは、投資リスクの軽減にも役立ちます。
CRE Funding(シーアールイーファンディング)の口座開設手順
CRE Fundingに口座を開くには、どうすれば良いでしょうか?
実際の画面のスクリーンショットを交えながらお伝えしましょう。
パソコンの場合
出典:CRE Funding
TOP画面の「無料で登録する」をクリックします。
スマホの場合
出典:CRE Funding
スマホも「無料で登録する」をクリックしましょう。
CRE Fundingで口座を作るときには、FUEL株式会社経由で口座を作る必要があります。
「無料で登録する」をクリックすると、メールアドレス入力画面に遷移します。
その画面にメールアドレスを入力しましょう。
個人情報や本人確認情報の入力
メールが送られてくるので、クリックすると仮登録が完了します。
その後は、口座開設をクリックして遷移した画面で進めます。
住所や連絡先など個人情報の入力、免許証や保険証など本人確認情報を入力します。
また、振り込み用の銀行口座情報、マイナンバーカードをアップロードします。
そして、その情報をもとに、FUEL株式会社が投資家適正の審査を行います。
本人確認はがき(ウェルカムレター)の発送
FUEL株式会社からのウェルカムレターが発送され、受け取りが完了すれば、口座開設処理は完了です。
これで入金をすれば投資可能になります。
CRE Funding(シーアールイーファンディング)とは
最後に、CRE Fundingの概要を確認しましょう。
運営元を知っておくことで、投資先として適当かどうかを判断できるようになります。
運営元はFUEL株式会社
CRE Fundingを運営しているのは、ソーシャルレンディングプラットフォーム運営を主事業にしているFUEL株式会社です。
FUEL株式会社は、2020年2月からソーシャルレンディングプラットフォーム「FUELオンラインファンド」の運営を行っており、「FUELオンラインファンド」上で運営された最初のソーシャルレンディングサイトがCRE Fundingです。
自社ではソーシャルレンディングサイトを用意することが難しい会社も、「FUELオンラインファンド」を利用すればソーシャルレンディングサイトで投資家から資金を募集できるのです。
また、FUEL株式会社には不動産のプロフェッショナルが多数在籍しています。
そのため、不動産を中心としたソーシャルレンディングサイトの運用に強みを持っています。
また2021年12月28日にFUEL株式会社は、東証一部上場企業である株式会社日本エスコンに全株式を譲渡し日本エスコングループに参画することを決議しています。
上場企業の子会社となることで、さらなる社会的な信用を獲得しています。
案件の提供は株式会社シーアールイー
CRE Fundingの運営元は「FUEL株式会社」ですが、案件の提供を行っているのは東証一部上場の不動産会社である「株式会社シーアールイー」です。
つまり、CRE Fundingは、FUEL株式会社と株式会社シーアールイーが手を組んで運営するソーシャルレンディングサイトだと言えます。
株式会社シーアールイーとは
出典:CRE Funding
株式会社シーアールイーは、2009年に設立された不動産会社です。
2016年に東証一部上場を果たしており、倉庫などの物流不動産を専門に扱っている不動産会社です。
物流不動産は、近年におけるインターネットショッピングの需要の増大により、特に市場が拡大している不動産分野の一つです。
株式会社シーアールイーも年々売上を伸ばしており、業績は堅調です。
日本のソーシャルレンディングサイトの中でも、東証一部上場企業が直接運営に深く関わっているところは他にはありません。
まとめ
CRE Fundingは、着実に実績を積重ねているソーシャルレンディングサイトとして、その評価を高めつつあります。
利回りはやや低めではありますが、二重の資産保全対策はおおきに評価できるものがあり、堅実性を重んじる投資家の方、これからソーシャルレンディング投資を始め、少しずつ資産を増やしたい方におすすめです。
東証一部上場企業が案件の組成に関わるという点も、その信頼性の向上に寄与しています。
手堅く資産を増やしたい方は、CRE Fundingで口座を開設してみてはいかがでしょうか?
下の「サービスサイト」では無料で開設できますよ。