クラウドアンサーでは、投資を考える方に向けて、実際に投資を行いその経過をレポートとしてお伝えしています。
2019年7月に不動産投資型クラウドファンディング「CREAL(クリアル)」の「ちくらつなぐホテル」案件に投資しました。
この案件では、2019年9月以降毎月配当金が振り込まれており、9月、10月、11月と過去の3回の配当は、遅延などは起こらず計画どおりに進行しています。
では、2019年12月の配当はどうだったのでしょうか?
その結果をレポートします。
CREAL(クリアル)から4回目の配当を無事ゲット
出典:CREAL(クリアル)
クラウドアンサー編集部が投資したCREAL(クリアル)の「ちくらつなぐホテル」は、千葉県南房総市千倉町にある体験型のリゾートホテルです。
千葉県は2019年9月、10月と相次いで台風の被害を受けました。
設備への被害は軽微だったものの、ちくらつなぐホテルの客足には大きな影響があったことが報告されています。
投資案件概要
ちくらつなぐホテル案件の概要は次のとおりです。
募集金額 | 237,600,000円 |
ファンド名 | ちくらつなぐホテル |
予定運用期間 | 24ヶ月 |
名目利回り |
1年目:4.0% 2年目:6.0% |
配当利回りは、1年目は4パーセント、2年目は集客の増加を想定し6パーセントに設定されています。
運用期間の2年間を平均すると、年利5パーセントです。
過去3ヶ月の配当金
クラウドアンサー編集部では、当該案件に10万円投資しています。
2019年9月から11月の3回、各266円の配当金を受け取っています。
2019年12月末にも、前回と同じく266円の配当金が振り込まれました。
配当金は累計で1,064円です。
266円の内訳は、配当金333円から源泉徴収67円を引いた金額です。
不動産投資型クラウドファンディングやソーシャルレンディングは、投資家の口座に配当金が振り込まれる際には、あらかじめ源泉徴収として20.315パーセントの所得税が引かれた額になります。
一方、ソーシャルレンディングや不動産投資型クラウドファンディングの収入などの合計が20万円以下の場合、その収入は非課税です。
確定申告(還付申告)を行えば源泉徴収ぶんは還付されるため、確定申告を忘れないようにしましょう。
逆に、年間所得が「給与所得」とソーシャルレンディングなどの「雑所得」を合わせて695万円を超える場合、所得税率は「23パーセント」になります。
そのため、確定申告において追加で納税する必要があります。
なお、当該案件は2年目からは年間予定利回り6パーセントなので、毎月の配当金は1.5倍の399円になる予定です。
台風被害で落ちた客足の減少の影響はいまのところありませんが、冬の客足に影響が出れば、2年目の予定利回りは下落する可能性があります。
その点にも注目しながらレポートを継続してお伝えしていきます。
ちくらつなぐホテルのホームページをチェック
出典:ちくらつなぐホテル
ちくらつなぐホテルは、公式ホームページの運営を行っています。
最新の営業情報などをチェックできるだけではなく、キャンペーン情報なども掲載しています。
ちくらつなぐホテルでは、被災地支援のため売上の5パーセントを南房総市にふるさと納税するとのこと。
11月は閑散期ということもあり、営業状態は客数の目覚ましい回復はまだ見られないようですが、飲食需要の開拓で客単価アップに奏功したとのことです。
ちくらつなぐホテルでは、投資した方を対象に「ちくらつなぐホテル通信」というメールマガジンを配信しています。
情報の開示には大変積極的であり、投資家としては「ちくらつなぐホテル」CREAL(クリアル)運営元の「株式会社ブリッジ・シー・キャピタル」ともに信頼をおけるものとなっています。
まとめ
クラウドアンサー編集部が投資中である「CREAL(クリアル)」の「ちくらつなぐホテル」の第4回の運用レポートをお伝えしました。
配当状況には変化ありませんが、災害の影響はまだ無視できないものがあるようです。
不動産投資型クラウドファンディングに投資する際は、自然災害の影響を加味して検討する必要があることを実感したことも、実際に投資しているからこそだと言えます。
今後、各種不動産投資型クラウドファンディングに投資する方は、ぜひ自然災害に関することも考慮に入れることを忘れないようにしてください。
前回の投資運用レポートはこちらから。
なお、CREAL(クリアル)についてはこちらでも詳しく解説しています。
口座開設を検討している方は、一度目を通してみてはいかがでしょうか?