2020年10月13日(火)から、不動産投資型クラウドファンディングサイトのCREAL(クリアル)が新規案件として、保育所案件を募集します。
保育所案件は、CREAL(クリアル)では度々募集が行われています。
不動産投資型クラウドファンディングの投資先として妥当なのかどうか、そのメリットやリスクについて解説します。
目次
CREAL(クリアル)の「グローバルキッズ西大井園」案件とは?
出典:CREAL(クリアル)
CREAL(クリアル)が募集を行うのは、「グローバルキッズ西大井園」という東京都の認可保育所の土地と建物の取得資金を募集する案件です。
CREALでは保育所案件の募集は2回目であり、第1回目の案件はこちらで解説しています。
では、まずは募集概要を確認しましょう。
募集概要
名称 | グローバルキッズ西大井園 |
---|---|
募集期間 | 2020年10月13日(火) 20時〜 |
募集金額 | 3億6,600万円 |
想定利回り | 4.2% |
運用期間 | 12ヶ月(予定) |
配当時期 | 未定 |
運用期間は12ヶ月であり、保育所案件としては比較的短めです。
また、利回りは4.2パーセントであり不動産投資型クラウドファンディング案件としては標準的です。
グローバルキッズ西大井園案件の特徴
保育所は、個人ではなかなか投資できる機会の少ない不動産です。
この保育所案件の特徴を確認しておきましょう。
運営者は実績のある保育関連の会社
グローバルキッズ西大井屋園案件では、まずCREAL(クリアル)が投資家から資金を集め、その資金で保育所の土地と建物を取得します。
そして、保育所を運営する株式会社グローバルキッズへと建物を貸し出します。
株式会社グローバルキッズは、東証一部上場企業の株式会社グローバルキッズCOMPANYのグループ会社であり、保育所の運営には実績があります。
品川区は隠れ待機児童がいるエリア
グローバルキッズ大井園は、品川区大井にある保育所です。
立地としては東京都内でも人口が増加している品川区内です。
品川区内の待機児童は解消に向かっているものの、2018年4月時点では見込み500人以上の待機児童が居るとの調査結果があり、一定の保育所の需要が見込まれます。
保育所案件に投資するメリット
CREAL(クリアル)の保育所案件に投資するメリットはどういった点があるでしょうか?
補助金を中心として運営される施設だけあって、収益性が高いことが魅力だと言えるでしょう。
メリット
- 毎月一定のリターンが見込める
- 分散投資として利用できる
- 需要が読みやすい
毎月一定のリターンが見込める
運営されるグローバルキッズ西大井園は、東京都の認可保育所です。
認可保育所は、国と自治体からそれぞれ補助金の支給を受けて運営されます。
子供を預けている親から集める保育料は親の収入によって変動し、保育料ゼロ円の世帯もあるなど、それほど大きな収入源にはなりません。
その代わり、収入の大半を補助金でまかなっているのです。
毎月子供の数に応じて一定の補助金が受け取れるため、収入の範囲での運営を心がけられていれば、破綻しにくいと言えます。
そのため、CREAL(クリアル)に対しても、毎月きちんと賃料が支払われる可能性が高いと言えるでしょう。
分散投資として利用できる
不動産投資型クラウドファンディングサイトで保育所案件を提供しているのは、CREAL(クリアル)のみです。
国と自治体の補助金により運営されるという収益の信頼性の高い施設への投資案件は、他の不動産投資型クラウドファンディングサイトにはありません。
そのため、多様な事業へ分散投資したい人に向いています。
例えば、リスクは高いが収益性の高い空き家再生案件と、手堅い収入が見込める保育所案件に分散投資することで、リスクとリターンの平均化を図るといったことが可能です。
需要が読みやすい
先ほどお伝えしたように、保育所は、預かる子供の数に応じた補助金を受け取ることができます。
そのため、子供の数が少ないと得られる収入が少なくなります。
一方で、東京23区内ではまだ待機児童がいる自治体が多いこともまた事実。
待機児童がいる自治体は保育所の数が足りていない状況であり、自治体内の保育所であればどこも満室経営が見込めるのです。
施設としての需要を読みやすく、収益性を判断しやすい点も保育所案件の魅力だと言えます。
保育所案件に投資する際のリスク
保育所への投資することは、もちろんメリットばかりではありません。
特殊な施設であるため、不動産としては扱いにくい種類の物件ということを知っておきましょう。
では、どういったリスクがあるでしょうか?
想定されるリスク
- 運営者のオペレーションリスク
- 売却先が見つからないリスク
運営者のオペレーションリスク
保育所のオペレーションミスによって、「預かっていた子供を怪我させてしまった」「死亡させてしまった」といったニュースが度々報道されます。
そのようなニュースが報道されると、子供を預けている親は一斉にその保育所に子供を預けることをやめて転園させることがあります。
つまり、保育所運営する会社のオペレーションミスによって、その保育所の需要が一気になくなってしまうことがあるのです。
そのため、実績が豊富な運営元であることをしっかりと確認する必要があります。
売却先が見つからないリスク
CREAL(クリアル)の当該保育所案件では、保育所の土地と建物を取得し最終的に運営元に売却します。
当該案件ではほぼ売却先の目処がついていますが、保育所は誰しもが運営できる施設ではありません。
そのため、保育所の建物と土地があっても、売却先が見つからないこともあるのです。
特に、子供の数が少ないエリアで保育所を新たに始めようという社会福祉法人や株式会社はなかなか現れないでしょう。
東京23区内であれば待機児童もいるため売却先が見つからないリスクは低いと考えられますが、保育所であればどこでも毎月収入が保証されているわけではないことを知っておきましょう。
まとめ:総評
当該保育所案件は、CREAL(クリアル)では2回目の募集です。
認可保育所の運営案件は配当が得られる可能性が高く、また社会貢献にもつながる投資案件ということもあり、過去の実績から見てもすぐに多額の募集が集まることが予測されます。
CREAL(クリアル)では保育所や学校法人のような堅調な利回りが期待でき、かつ社会的な意義のある案件が定期的に組成されています。
社会を良くする不動産案件に投資したい方は、CREAL(クリアル)に口座を開設してみてはいかがでしょうか?
まずは会員登録し、その詳しい内容を確認することをおすすめします。
なお、下の「サービスサイト」から無料で口座開設することができます。