クラウドアンサーでは、実際にソーシャルレンディングサイトや不動産投資型クラウドファンディングサイトに投資を行い、その結果を定期的にレポートしています。
2020年10月には、Crowd Bank(クラウドバンク)の米ドル建て案件に投資しました。
2020年12月4日(金)第1回の配当が行われたので、その模様をレポートします。
目次
投資したCrowdBank(クラウドバンク)の案件
まずは、クラウドアンサーが投資した、クラウドバンクの米ドル建て案件について確認しておきましょう。
案件概要
名称 | 米ドル建カリフォルニア不動産ローンファンド第290号 |
---|---|
目標利回り | 4.7% |
運用期間 | 14ヶ月 |
投資金額 | 50,000円 |
運用中金額 | 450ドル |
貸付利回り | 5.0% |
クラウドアンサー編集部が投資したのは、アメリカ国内の事業者へ資金を融資する案件です。
担保にカリフォルニアの不動産が設定されており、日本国内で運用されるソーシャルレンディング案件と似たスキームになっています。
クラウドアンサーでは5万円を投資し、450米ドルに両替されて運用中です。
投資を決めた理由
ソーシャルレンディング投資で資産をできる限り損なわず、一定の収益を得るためには、分散投資が必要となってきます。
分散投資の対象として、ソーシャルレンディングサイトを分散するだけではなく、可能であれば投資対象の国も分散することでリスクを減らすことができます。
そこで、クラウドアンサーではアメリカで運用される投資案件を選びました。
また、Crowd Bank(クラウドバンク)の米ドル建て案件は、資金運用後の償還時でも、米ドルで償還され日本円への両替タイミングを任意で選ぶことができるため、為替変動リスクがありません。
それも大きな理由の一つです。
第1回配当の結果
第1回の配当結果は、次のようになりました。
配当は、税引前で0.68ドル、日本円で70円です。
まだ想定利回りには達しておらず、金額は少ないですが、2021年1月以降の運用結果に期待したいところです。
CrowdBank(クラウドバンク)の米ドル建て案件に投資するメリット
投資家の視点で見て、Crowd Bank(クラウドバンク)の米ドル建て案件に投資するメリットは、どういったものが考えられるでしょうか?
海外案件の中でも特にリスクが小さく、利益を狙いやすい点こそ、投資先としてふさわしい理由だと言えるでしょう。
- 自由に両替できるのでリスクを避けられる
- 為替差益を狙いやすい
自由に両替できるのでリスクを避けられる
Crowd Bank(クラウドバンク)の米ドル建て案件は、日本円での入金後に自動で米ドルへ両替されます。
また、運用終了後には米ドルのまま投資家に償還されます。
そして、Crowd Bank(クラウドバンク)のマイページ内で、自由に日本円に両替するタイミングを選ぶことができます。
この「自由なタイミングで自分で両替できる」という点が、リスクを避けるためのポイントです。
仮に、米ドルの運用終了「直後」に日本円に自動的に両替されてしまうと、為替相場の変動次第では次のようなリスクが発生します。
◯運用開始時の米ドル円相場:1ドル=100円
- 資産:100万円=1万ドル
◯運用終了の償還時米ドル円相場:1ドル=90円
- 資産:1万ドル=90万円
1ドルが100円から90円と円高に推移してしまった場合、仮に運用が無事に終了したとしても、為替相場次第で損失が発生ししまうのです。
しかし、Crowd Bank(クラウドバンク)では日本円に両替されず、米ドルで償還されます。
米ドルをそのまま次の案件の運用に回すこともできますし、米ドル円相場が1ドル=100円に戻ったときに日本円へ両替すれば為替変動の損失は発生しません。
つまり、為替相場の変動リスクが非常に小さいのです。
為替差益を狙いやすい
Crowd Bank(クラウドバンク)では、任意のタイミングで両替ができるため、為替相場の変動リスクを抑えるだけではなく、為替の変動で利益を出すことを狙うこともできます。
例えば、1ドルを100円で1万円を運用し、1万ドルを運用したとします。
償還時に、米ドル円相場が円安に推移して1ドル=110円となった場合どうなるでしょうか?
1万ドルを日本円に両替すれば、資産は110万円に増えます。
両替するだけで、10万円の為替変動益が獲得できるのです。
「ソーシャルレンディング」と「為替投資」の両方ができるのが、Crowd Bank(クラウドバンク)の米ドル建て案件のメリットなのです。
アメリカ不動産案件に投資するメリット
では、アメリカの不動産案件に投資するメリットには、どういった点が挙げられるのでしょうか?
それは、アメリカという世界で最大の市場に投資できることが大きなメリットでしょう。
- 成長著しい市場に投資できる
- 国を分散した投資ができる
成長著しい市場に投資できる
アメリカの不動産市場は日本よりも非常に規模が大きく、また成長も著しいです。
新型コロナウイルスの流行により、アメリカの2020年のGDPは減少するとみられていますが、いち早く新型コロナウイルスのワクチンの開発と接種が進むなど、先進国としての活動は確かなものがあります。
経済が復興した際の伸びも、大きな数字が期待できるでしょう。
また、アメリカの不動産は、日本と比べると情報の透明性が高く、専門的な有資格者の鑑定がついています。
不動産担保価値の変動が小さく、資産保全性が高い点も魅力です。
国を分散した投資ができる
アメリカに投資すれば、日本以外の国、日本円以外の通貨で資産を持つことができます。
日本にだけ集中投資し、円建ての資産しか持っていないと、円の暴落時や日本の経済に問題が起きた場合に、資産が大きく目減りする可能性があります。
海外にある資産や海外通貨を持つなど、資産を分散しておけば経済危機時でも損失の幅を一定以下に抑えられるのです。
2020年12月におけるCrowdBank(クラウドバンク)の状況
Crowd Bank(クラウドバンク)の状況は、2020年12月時点でどうなっているでしょうか?
データから確認してみましょう。
2020年11月の募集が小規模
累計募集実績1,180億円を突破するなど、非常に好調なCrowd Bank(クラウドバンク)ですが、2020年11月の募集実績は以下のようになっています。
Crowd Bank(クラウドバンク)の2020年11月の募集状況 |
|
2020年のCrowd Bank(クラウドバンク)としては、小規模な募集でした。
ただし、米ドル建て案件は徐々に規模が拡大しています。
Crowd Bank(クラウドバンク)が海外のソーシャルレンディング案件組成に注力していることがわかります。
実績平均利回りは7%以上を維持
Crowd Bank(クラウドバンク)のホームページには、案件の実績平均利回りの数字が年利7.09パーセントという表記があります。
これは、他のソーシャルレンディングサイトと比較しても、高い数字だと言えるでしょう。
また、Crowd Bank(クラウドバンク)は融資元本回収率100%を維持しています。
投資家に対しては、確かな利益の配当を着実に続けています。
まとめ
Crowd Bank(クラウドバンク)の米ドル建て案件は、為替変動リスクを抑えることが可能であるため、Crowd Bank(クラウドバンク)の提唱する「待つだけ投資」が可能です。
そして、為替相場を見ながら為替変動益を狙うことができるなど、まさに一石二鳥の投資対象だと言えるでしょう。
Crowd Bank(クラウドバンク)は海外案件に注力しており、2021年にかけてはさらなる飛躍が期待できそうです。
少しでも気になったという方は、下の「サービスサイト」から口座を開設してみてはいかがでしょうか?
口座開設は無料でできるので、良い案件が登場する前に口座を作っておくことをおすすめします。