中堅ソーシャルレンディング会社であるLENDEX(レンデックス)。
13パーセントを超える非常に高い利回りの案件を提供し、最近では募集開始から僅かな時間で資金上限まで達してしまうほどの人気を誇っています。
一方で、2019年3月・7月と短期間で2度の社長交代を行い、投資家の中には社内事情に問題があるのではと懸念する人もいます。
今回、新たに就任した深澤克己社長が動画を公開したので、その内容をお伝えしていきましょう!
深澤社長就任の動画の内容と経歴
LENDEX(レンデックス)の深澤社長の動画はこちらです。
動画では、主に次の2点について語っています。
- 就任の経緯及び本人の履歴
- LENDEXの今後の目標
経歴
深澤社長の経歴ですが、公開済みの情報と変わりはありません。
- 1992年 第一勧業銀行(現:みずほ銀行)入行
不動産融資を中心に担当
- 2005年 みずほ信託銀行に転籍 / 資産管理サービス信託銀行出向
決済/信託/WEB管理を担当
- 2018年 みずほ信託銀行退職
- 2019年7月 LENDEX(レンデックス)の代表に就任
ソーシャルレンディングには明るい
不動産やWEBの分野に習熟しているため、ソーシャルレンディング事業向けの人材として採用されたことがわかります。
深澤社長自身、ソーシャルレンディングのことは数年前から知っていたということであり、本人の資質とソーシャルレンディングという業務内容は大変マッチしていると言えるでしょう。
LENDEX(レンデックス)の今後の展望
投資家が気になる点としては、LENDEX(レンデックス)では今後ソーシャルレンディング会社としてどのような方針で営業をしていくのかという点でしょう。
その点についても、深澤社長は明確に打ち出しています。
- 貸付先の開拓による安定した投資案件の供給
- 厳正な審査を実施した上での貸付先の選定
- 情報開示を行えるように貸付先との交渉を行う
- 人員の積極的な採用と教育による社内監視体制の教化
いずれもソーシャルレンディング会社に求められる条件となっています。
レンデックスはまだ融資先の匿名化の解除を行っていませんが、今後は積極的に開示されることを期待しましょう。
また、貸付先の開拓を行うものの、むやみに融資するのではなく一定基準をしっかりと満たした安定した融資先の審査も行っていくとしています。
社会貢献の意味も含めて、高利回りの投資で投資業界に風穴を開け、ソーシャルレンディング業界のトップを目指したいという高い目標を掲げています。
まとめ
動画内で、深澤社長はLENDEX(レンデックス)のセミナーの開催やイベントへの出展について表明しています。
ソーシャルレンディング業界は近頃何かと問題が発生していましたが、その中で「透明性があり投資家から信頼されるソーシャルレンディング会社としてLENDEXを良くしていきたい」そういった意向が強く見られる表明動画でした。
レンデックス社の今後の動向に注目していきましょう。
セミナー開催実績もないだけに、セミナーの開催は特に注目したいポイントです。
なお、レンデックス社についてはこちらで詳しく解説しています。