CREAL(クリアル)は、50億円を超える募集実績を誇る不動産投資型クラウドファンディングサイトです。
そのCREAL(クリアル)が、2020年9月23日(水)から沖縄県那覇市のホテル開発の大型案件「(仮称)Rakuten STAY Naha Ti-da」の募集を行います。
今回は、その案件の内容を確認し、投資対象としての魅力を分析していきましょう。
目次
CREAL(クリアル)が沖縄県那覇市のホテル開発案件の募集開始
出典:CREAL(クリアル)
CREAL(クリアル)が、沖縄県内での大型案件を募集するのは2回目です。
まずは、その大型案件の募集内容を確認していきましょう。
案件概要
名称 | (仮称)Rakuten STAY Naha Ti-da |
---|---|
募集金額 | 7億3,500万円 |
想定利回り(年) | 6.0% |
想定運用期間 | 24ヶ月 |
最小投資金額 | 1万円 |
想定配当日 | 初回:2022年4月30日(土)
2回目:2022年10月31日(月) |
募集期間 | 2020年9月23日(水)20時00分~10月13日(火)20時00分 |
楽天LIFULLSTAY株式会社との共同事業
当該案件では、沖縄県那覇市内に土地を取得しそこに新築ホテルを建設するというものです。
豊富なホテルの運用実績を持つ楽天LIFULLSTAY株式会社と連携することで、高品質の高いホテル物件を運用する事業内容の案件となっています。
想定利回り6パーセントと不動産投資型クラウドファンディング案件の中では比較的高い数値です。
初回配当は2022年4月となっており、毎月配当ではありません。
(仮称)Rakuten STAY Naha Ti-daに投資するメリット
では、楽天LIFULLSTAYとの共同事業である「(仮称)Rakuten STAY Naha Ti-da」に投資するメリットを確認していきましょう。
- 利回りが高い
- リスクカバーが行われている
- 多額の出資が可能
- 新型コロナウイルス対策が入念に実施されている
- 宿泊費からキャッシュバックを受けられる特典がある
メリット①:利回りが高い
当該案件は、新築ホテルの取得および運用案件です。
物件を原価で取得できるため、高い収益性を確保しやすく投資家にも年間想定6パーセントという高い利回りが提供されます。
不動産投資型クラウドファンディング案件の利回りは、一般的に年利3パーセントから5パーセントほどです。
しかし、この案件ではその利回りを上回る収益を得ることができます。
メリット②:リスクカバーが行われている
不動産投資型クラウドファンディング案件では、投資家へのリスク対策として、投資家からの「優先出資」分、不動産投資型クラウドファンディングの運用会社の「劣後出資」分を分別管理する劣優先劣後出資方式になっていることが多いです。
当該案件でも、物件取得額の10パーセントから20パーセントはCREAL(クリアル)の劣後出資となっています。
優先劣後出資方式を採用した場合、不動産物件を売却した際に仮に取得価格より低い価格でしか売れなくても、まず劣後出資行った不動産投資型クラウドファンディング運用企業の出資分から損失が計上されていきます。
そのため、投資家が損失を被る可能性は低くなります。
メリット③:多額の出資が可能
当該案件は、募集金額が7億3,500万円とかなりの大規模案件です。
CREAL(クリアル)がこれまでに募集してきた案件中でも最大級です。
募集金額が数千万円の場合、すぐに投資枠が埋まってしまうことが多いです。
しかし、7億3,500万円の募集枠があれば、数百万円以上の大きな資金を投資することができるでしょう。
メリット④:新型コロナウイルス対策が入念に実施されている
2020年9月現在、不動産投資型クラウドファンディングのホテル案件において最も大きなリスクは新型コロナウイルスによる観光客の減少でしょう。
この新築ホテルでは、数々の新型コロナウイルス対策が施されています。
その対策を紹介しましょう。
新型コロナウイルス対策 |
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海外からの観光客需要はまだ望めないかもしれませんが、入念な新型コロナウイルス対策が施されていれば、日本国内からの観光客需要は回復が期待できると考えられます。
メリット⑤:宿泊費からキャッシュバックを受けられる特典がある
当該案件において50万円以上を投資した場合、投資金額の50パーセントがキャッシュバックとなる特典が付帯しています。
その内容を引用して紹介しましょう。
次の3施設の宿泊代金から、以下の表にしたがってCREAL口座にキャッシュバックいたします *1
(仮称)Rakuten STAY Naha Ti-da
Rakuten STAY HOUSE 木更津
Rakuten STAY VILLA 淡路
宿泊日数 キャッシュバック率
1泊 10%OFF
2泊 25%OFF
3泊 50%OFF ※2
※1 優待のご利用方法については、投資完了後にご連絡いたします。
※2 キャッシュバック額は、対象期間中の累計で投資家様1人あたりにつき5万円を上限といたします。
優待対象期間
①(仮称)Rakuten STAY Naha Ti-da
ホテル開業~ホテル開業の1年後まで
②Rakuten STAY HOUSE 木更津
ファンド運用開始~①開業の1年後まで
③Rakuten STAY VILLA 淡路
ファンド運用開始~①開業の1年後まで
※GW・7月・8月は対象外となります。
但し「(仮称)Rakuten STAY Naha Ti-da」は、GW・7月・8月も予約可能です。
※時期によって混雑等で予約ができない可能性もございます。
※運営上の都合により早期終了となる可能性もございます。
全3ホテルでキャッシュバックを受けることができます。
最大5万円のキャッシュバックを受け取ることができますし、那覇のホテルでは7~8月の繁忙期もキャッシュバック対象です。
(仮称)Rakuten STAY Naha Ti-daに投資する際のリスク
不動産投資型クラウドファンディングの投資先を選ぶ際には、リスクについても十分に詳しく知っておく必要があります。
では、(仮称)Rakuten STAY Naha Ti-daのリスクにはどういったものが考えられるでしょうか?
- 沖縄県の観光客減少リスク
- 不動産開発の失敗リスク
- 不動産価格の下落リスク
沖縄県の観光客減少リスク
最も憂慮すべきは、沖縄県の観光客減少リスクです。
2020年8月の沖縄県内の観光客数は、前年比20パーセントの減少です(出典:沖縄県令和2年8月観光客数の状況)。
そして、海外からの観光客数はゼロ人となっています。
早期の観光客数の回復はなかなか見込むことが難しいでしょう。
不動産開発の失敗リスク
当該案件では、新築ホテルを建設します。
中古ホテルではないため、「建築の過程で工事の失敗や想定通りの費用で建てられなかった」また「観光客にとって魅力のある物件にならなかった」という物件開発の失敗リスクが起こる可能性があります。
不動産価格の下落リスク
不動産投資型クラウドファンディングでは、運用が終了した後に運用物件を売却して、投資家にお金を返済することが一般的です。
当該案件でも2年間の運用終了後に売却を行うとしています。
その際に不動産の価値が大幅に下がっていると、投資家の出資分を全額返済できない可能性があります。
沖縄県は観光客の増加で地価がここ近年上昇していましたが、新型コロナウイルスの流行で観光客需要が大幅に減っているため、地価が以前の水準にまで下落する可能性があります。
案件の運用終了後に、投資金額満額が投資家に返済されない可能性は考えられます。
(仮称)Rakuten STAY Naha Ti-daはこんな人におすすめ
出典:CREAL(クリアル)
リスクもありますが、(仮称)Rakuten STAY Naha Ti-daに魅力的に感じる人も多いでしょう。
では、どういった投資志向を持つ方がこのホテル案件の投資に向いているといえるでしょうか?
高めの利益を確保したい方
不動産投資型クラウドファンディングの平均的な利回りは、年利4パーセントほどです。
しかし、当該案件の年利は6パーセントと標準的な案件のや1.5倍ほどの利益を得ることが可能です。
収益性が高い案件に投資したい方は、この案件を選ぶと良いでしょう。
毎月大きな配当を得たい方
投資可能金額が大きいだけに、この案件に投資すれば、毎月大きな金額の配当を得ることができます。
例えば、300万円を投資したとしましょう。
年利が6パーセントなので、1年間の配当金額(税引前)は次のように計算されます。
- 配当金額(税引前)=300万円×6%=18万円
毎月配当ではありませんが、1年間で18万円(税引前)の不労所得を手に入れることができます。
多額の不労所得が欲しいという方は、この案件に多く資金を投資しても良いでしょう。
沖縄に頻繁に旅行に行く方
当該案件では、優待特典としてホテルの宿泊費からキャッシュバックが受けられます。
配当金だけではなく、宿泊費からのキャッシュバックという2つのメリットがあるのです。
沖縄が好きで頻繁に旅行に行くという方は、この案件に投資してみると良いでしょう。
まとめ:総評
CREAL(クリアル)の那覇市内新築ホテル案件「(仮称)Rakuten STAY Naha Ti-da」は、収益性が高い上に多額の資金を投資することが可能です。
不動産投資型クラウドファンディングで大きめの配当が欲しいという方に向いている案件と言えます。
また、宿泊費からキャッシュバックも受けられるため、沖縄に観光やビジネスでよく行く方は利回り6パーセント以上のメリットを享受できます。
新築ホテルだけにどれほどの集客性があるかはまだ未知数ですし、沖縄の不動産価格の下落リスクは織り込んでおかなければなりません。
ただ、集客や運用に関しては、実績のある楽天と提携することである程度はカバーしています。
情報も豊富に公開されていますから、詳細を確認した上で投資するべきかどうかを検討してみてはいかがでしょうか?
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