SBIには貸付型クラウドファンディングのサービスがあることをご存知でしょうか?
「SBIソーシャルレンディング」という会社名で、クラウドファンディングを使って投資ができるサービスがあるのです。
SBIソーシャルレンディングは、少額でも利回りが高い投資ができるサービスなので、お金を増やしたいと思っている人におすすめです。
もちろん怪しいサービスではなく、2008年から運営されていますし、5万人が登録しているので信頼感もバツグンです。
この記事では、貸付型クラウドファンディングやSBIソーシャルレンディングのサービス内容、投資するメリット・デメリットなどについて解説していきます。
投資で大きな利益を出したい人や、利益を増やしたいと思っている人は必見です。
目次
SBIのクラウドファンディングとは?
住信SBIネット銀行やSBI証券などを運営する大手金融グループのSBIホールディングスには、「SBIソーシャルレンディング」という企業も入っています。
SBIソーシャルレンディングは、「貸付型クラウドファンディング」による投資ができるサービスを行なっています。
「SBIでクラウドファンディングができるの!?」と驚いた方も多いと思いますので、貸付型クラウドファンディングやSBIソーシャルレンディングのサービス内容について紹介していきましょう。
貸付型クラウドファンディングとは?
「貸付型クラウドファンディング」とは、「お金を借りたい人」と「見返りがある投資をしたい人」を結びつけるクラウドファンディングです。
一般的には「ソーシャルレンディング」と呼ばれているため、この記事でもソーシャルレンディングで統一していきます。
「お金を借りたい人」といっても、基本的には企業が多いです。
事業の拡大などのためにお金が必要な企業が、ソーシャルレンディングを使って資金を調達しているのです。
ソーシャルレンディングはクラウドファンディングの一種ですが、「投資ができるサービス」であることが大きな特徴です。
つまり、お金を借りた人は投資家に対して金利や分配金を支払います。
見返りのない「寄付型クラウドファンディング」や、返礼品を贈る「購入型クラウドファンディング」とは異なり、「お金で見返りが得られる」のがソーシャルレンディングなのです。
ソーシャルレンディングは利回りの目安が2パーセントから10パーセントほどであり、他の投資商品よりも高い利益が期待できるため、投資家からの注目度も高いサービスです。
株式投資の利回りが3パーセントから7パーセントほど、不動産投資の利回りが5パーセント前後であることを踏まえると、ソーシャルレンディングの期待利回りの高さを理解してもらえるでしょう。
SBIソーシャルレンディングとは?
SBIソーシャルレンディングも、上記のようなソーシャルレンディングのサービスを行なっています。
SBIソーシャルレンディングが取り扱う案件の名目利回りは、2.5パーセントから10パーセントほどです。
案件によっては、株式や不動産よりも高い利回りを狙うことができるため、他の投資方法では満足な利回りを出せていない人にもおすすめです。
1万円から投資することができるので、お試しやソーシャルレンディングのデビューにも向いています。
少額で試してみたいという人のニーズにもぴったりです。
SBIソーシャルレンディングは設立年が2008年で、業界では古株です。
後述するとおり、5万人以上が投資家として登録しているなど高い実績を誇っており、大手金融グループの名に恥じないサービスとなっています。
貸付型クラウドファンディングを利用するメリット
では、SBIソーシャルレンディングを始めとする、貸付型クラウドファンディングを利用するメリットを2つお伝えしましょう。
ソーシャルレンディングは、少額の投資でも高い利回りを狙える画期的なサービスなので、投資家にとって大きなメリットがあります。
貸付型クラウドファンディングを利用するメリット
- 高い利回りが狙える
- 少額で投資できる
高い利回りが狙える
先ほどお伝えしたとおり、ソーシャルレンディングは利回りが高いことが特徴です。
利回り10パーセントに近い案件も珍しくないため、少ない資金でも大きな利益を期待することができます。
SBIソーシャルレンディングも、利回り5パーセントを超える案件や、利回り10パーセントに近い案件の募集があります。
利回り10パーセントの案件に100万円を投資したら、1年で10万円の利益を得られることが期待できます。
働いて10万円を稼ぐのはとても大変ですが、ソーシャルレンディングなら働かずに不労所得で10万円をゲットできてしまうのです。
ただし、このような利回りの高い案件には、投資家が殺到してすぐに投資枠が埋まってしまいます。
案件の募集が始まってから口座を開設するのでは遅いので、あらかじめ口座開設を済ませておき、案件の募集が始まる前に準備しておく必要があるでしょう、
少額で投資できる
ソーシャルレンディングの最低投資額は、会社によって設定が異なります。
ですが、株式や不動産に比べると、少額で始められるサービスがほとんどです。
SBIソーシャルレンディングは、1万円から投資することができます。
株式は10万円前後の資金が必要ですし、不動産は一般的には数千万円のローンを組むことになるので、ソーシャルレンディングは資金面のハードルがかなり低いと言えます。
たった1万円の投資でも、利回り10%の案件に投資ができれば、1年で1万1,000円に増やせると期待できます。
ソーシャルレンディングは利回りが高いため、少額の投資でもしっかり成果を感じられます。
「利回りが高い投資には興味があるけど、大金を投資するのは怖いな」と感じている方も、「1万円ならやってみよう」と思えるのではないでしょうか?
SBIソーシャルレンディングは5万人を超える投資家が登録しているサービスで投資家からの信頼も厚く、1万円と少額で始められるので、初心者の方にもおすすめです。
貸付型クラウドファンディングを利用するデメリット
メリットについてだけでなく、貸付型クラウドファンディングのデメリットもお伝えします。
注意するべきことを2つ紹介していくので、リスクに備えながら投資をしていきましょう。
貸付型クラウドファンディングを利用するデメリット
- 遅延・貸し倒れのリスクがある
- 途中で解約できない
遅延・貸し倒れのリスクがある
どんな投資も元本保証ではなく、ソーシャルレンディングでも同様です。
元本割れする可能性があることを理解し、リスクを下げる投資方法を実践していきましょう。
ソーシャルレンディングで元本割れが起こるのは、遅延や貸し倒れが発生したときです。
貸し倒れとは、貸付先の企業が投資家にお金を返せなくなることです。
遅延は、貸し倒れまでは行かないものの、金利の支払いや元本の返済が遅れることです。
2020年11月現在、SBIソーシャルレンディングで融資を募集している企業は、厳しい審査を通過しており、貸し倒れはあまり頻繁には起こっていません。
ですが、万が一の可能性が無いとは言い切ることはできません。
そこで、一つの案件に集中投資するのではなく、複数の案件に少額ずつ分散投資しましょう。
SBIソーシャルレンディングは1万円から投資ができるので、資金が潤沢な方も、少額ずつ複数の案件に投資をすることで、貸し倒れに遭うリスクを下げることができます。
途中で解約できない
ソーシャルレンディングは、原則として途中で解約することができません。
投資家が勝手なタイミングで融資を打ち切ってしまうと、融資を受けた企業は計画どおりビジネスができず、困ってしまうためです。
そのため、ソーシャルレンディングには生活費など使う予定があるお金を投資するのはやめておいた方が良いです。
運用中にお金が無くて困ることが無いよう、余剰資金を投資しましょう。
SBIソーシャルレンディングは1万円から投資できるので、余剰資金が少ない人でも投資しやすいでしょう。
途中で解約できないからこそ、少額で投資できるサービスを使いましょう。
【最新】SBIソーシャルレンディングの運用実績
SBIソーシャルレンディングは業界最大手企業の一つで、ソーシャルレンディングの投資家から人気がある会社です。
登録者数や融資の実績が右肩上がりで伸びているので、どれくらいの規模のサービスなのかを見ていきましょう。
SBIソーシャルレンディングの運用実績 |
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登録完了数が5万人超え
2020年10月末時点で、SBIソーシャルレンディングへの登録が完了した人数は5万8,085人となりました。
すでに5万人を上回る投資家が利用しているのに、登録完了者数は毎月最高を更新しています。
会社の設立が2008年でソーシャルレンディング業界の老舗ということもあり、SBIソーシャルレンディングはユーザー数が業界最多クラスです。
大勢の投資家が使っており、長く経営されていることから、信頼感がバツグンです。
初心者が「ソーシャルレンディングを始めるならどこ?」と質問すると、必ずと言って良いほどSBIソーシャルレンディングの名前が上がるのも、実績があってのことなのです。
累計投資額が1,600億円を突破
2020年10月末時点で、SBIソーシャルレンディングは累計の投資額が1,612億円となりました。
累計投資額も右肩上がりで、2020年10月も最高を更新しています。
累計投資額とは、SBIソーシャルレンディングを通じて行われた投資家から企業への貸付の総額です。
SBIソーシャルレンディングでは投資案件が豊富であるため、累計投資額が毎月最高を更新しているのです。
ソーシャルレンディング会社の中には、新規の口座開設の申し込みは受け付けているものの、新たな投資案件が募集されず、実質サービス停止状態になっている会社も珍しくはありません。
SBIソーシャルレンディングはそういったことはなく、毎月コンスタントに新しい案件の募集が行われています。
累計投資額が伸びているのが、豊富な案件の取り扱いがあることを示す何よりの証拠でしょう。
融資残高は約500億円
2020年10月末時点で、SBIソーシャルレンディングの融資残高は498億円となっています。
融資残高とは、実行中の融資の総額だと思ってください。
つまり、SBIソーシャルレンディングを通じて成立した投資案件のうち、運用中であるものが約500億円です。
500億円もの金額を運用している会社は珍しく、大手企業ならではの規模での融資が行われています。
以上のように、登録者数が5万人を超えており、融資残高が約500億円というのがSBIソーシャルレンディングの運用実績です。
ここまで大きなソーシャルレンディング会社は他にはなく、間違いなく業界最大手の企業と言えるでしょう。
SBIソーシャルレンディングの評判
SBIソーシャルレンディングは大手企業ですし、すでに触れたように投資家からの信頼が厚いです。
したがって、良い評判をよく聞くのですが、その中でも代表的な2つの評判をピックアップして紹介していきましょう。
- 大手企業の信頼感
- 初心者でも始めやすい
大手企業の信頼感
SBIソーシャルレンディングは、企業名のとおり「SBIホールディングス」のグループ企業の一つです。
SBIホールディングスは、住信SBIネット銀行やSBI証券を抱える大手の金融グループです。
そのため、「大手だから他社に比べて信頼感がある」という評判がよく挙がっています。
大手のグループ企業であるため、コンプライアンスなど会社の体制に大きな問題は無いと考えられます。
何より、SBIソーシャルレンディングで問題が起きたらSBI全体の評判を落とすことになります。
大手であるがゆえに、不祥事があれば失うものも大きいので、SBIソーシャルレンディングもずさんな運営は行われにくいでしょう。
初心者でも始めやすい
SBIソーシャルレンディングについて、「初心者でも始めやすい」という評判もよく挙げられています。
1万円から投資できることに加え、貸し倒れも少ないため、ソーシャルレンディングをやったことない人のデビューにぴったりだからです。
5万人以上が投資家登録していることからもわかるとおり、ほとんどのソーシャルレンディング投資家はSBIソーシャルレンディングを使っています。
多くのユーザーが長く愛用しているサービスなので、初心者から上級者まで満足度が高いソーシャルレンディング会社と言えます。
SBIソーシャルレンディングの口座開設は無料
SBIソーシャルレンディングは、無料で口座を解説することができます。
しかし、申し込んでから実際に投資ができるようになるまで、数日から1週間程度かかってしまいます。
魅力的な案件が出てきてから口座開設を申し込むのでは、先着順の募集に間に合わない可能性があります。
そこで、今のうちにSBIソーシャルレンディングの口座を開設しておくことをおすすめします。
ホームページの指示にしたがって氏名や住所などを入力していくだけなので、誰でも簡単に手続きすることができます。
マイナンバーカードや運転免許証など、本人確認書類を手元に用意して口座開設を申し込みましょう。
口座開設は、こちらのリンクから公式ホームページに移動して行います。
なお、開設は無料で行うことができますよ。
まとめ
貸付型クラウドファンディングの「SBIソーシャルレンディング」について紹介してきました。
少額でも利回りの高い投資ができる長所があるので、ぜひ活用していきたいサービスです。
コロナショックで大損している株式の投資家も多い中、SBIソーシャルレンディングの投資でコロナの影響が出ているといった声は聞きません。
何が起きるか不安な世の中だからこそ、SBIソーシャルレンディングという信頼できる会社が厳選した貸付先に投資することで、投資を成功させられる可能性はアップすると考えられます。
SBIソーシャルレンディングの口座開設は、「サービスサイト」のリンクから無料で行えますよ。