国内第2位の募集実績及び2018年度の募集金額第1位を誇る大手ソーシャルレンディング会社「SBIソーシャルレンディング」は、2019年8月29日(木)に、「霞ヶ関キャピタル株式会社」(KSM)と「株式会社玄海インベストメントアドバイザー」(GIA)の2社とアパートメントホテル開発に関しての業務提携を行うことを発表しました。
その概要についてお伝えしましょう。
業務提携の内容はアパートメントホテルの開発事業
SBIソーシャルレンディングが業務提携を発表した2社のうち、「霞ヶ関キャピタル株式会社」(KSM)はSBIソーシャルレンディングにとっては新規事業の融資先になります。
その内容をプレスリリースから一部引用します。
KSMが新たに参画し、不動産分野、特に、宿泊施設の充実による観光産業の発展を企図としたアパートメントホテル開発において、ソーシャルレンディングを活用した新たな資金調達スキームを開始することとなりました。
これにより、SBISLはアパートメントホテル開発の用地取得段階における資金需要に応えるとともに、投資家のお客様に新たな投資機会を創造し、KSMは今後設立するファンドに向けた良質な開発案件の獲得機会を得ることとなり、KSM、GIA、SBISLの3社は、投資家のお客様の期待と観光産業の発展への期待に応えてまいります。
SBIソーシャルレンディングと「株式会社玄海インベストメントアドバイザー」(GIA)は、これまで自然由来エネルギー発電設備のファンドなどで提携していましたが、その2社に新たに「霞ヶ関キャピタル株式会社」(KSM)が参画しmした。
「霞ヶ関キャピタル株式会社」(KSM)は自社が強みを持つアパートメントホテルの用地取得などの開発資金を、SBIソーシャルレンディングを通じて資金調達を行っていきます。
業務提携の狙いとは?
ここ数年、観光産業が著しい発展を見せる日本。
長期滞在が可能でありアパートのような生活が可能な設備とホテルの立地の良さを兼ね備えたアパートメントホテルは、海外からの観光客の需要が特に高まっている宿泊施設の一つです。
そこで、「霞ヶ関キャピタル株式会社」(KSM)はソーシャルレンディングでの資金調達を行うことで、新しくアパートメントホテルを建設する立地を確保していく狙いとなっています。
観光産業の需要が高いだけに、成長著しい産業への融資として期待が集まります。
「霞ヶ関キャピタル株式会社」(KSM)、「株式会社玄海インベストメントアドバイザー」(GIA)、SBIソーシャルレンディング(SBISL)の3社は、提携しながらそれぞれの強みを発揮し、
- 投資家には分配金による「ファイナンシャルリターン」
- 日本という国には観光産業の発展と地方創生という「ソーシャルリターン」
の両立を目指すとしています。
ソーシャルレンディング投資家への影響は?
今回の業務提携に依り、SBIソーシャルレンディングの募集案件の種類に「霞ヶ関キャピタル株式会社」(KSM)が登場することは間違いないでしょう。
利回りや保証は現状不明ですが、上場企業である「霞ヶ関キャピタル株式会社」(KSM)への融資なので、融資先の倒産や返済リスクはある程度小さい予測できます。
そのため、ソーシャルレンディング投資家にとっては投資リスクを抑える選択肢の一つになり、よりSBIソーシャルレンディングに多額の資金が投資される可能性も高まります。
安全性が高いソーシャルレンディング投資先を探している人にとっては願ってもないニュースと言えます。
まとめ
この業務提携が成功すれば、SBIソーシャルレンディングを通じて資金調達する企業がさらに増え効果もあるでしょう。
SBIソーシャルレンディングの動向に注目したいものです。
ソーシャルレンディング投資をこれから始めたい初心者の方は、この「霞ヶ関キャピタル株式会社」(KSM)案件に投資してみても良いかもしれません。
なお、SBIソーシャルレンディングについてはこちらで詳しく解説しています。
口座開設することもできるため、一度チェックしておくことをおすすめします。