クラウドアンサーでは、2019年7月に投資したSBIソーシャルレンディングの案件の運用状況について、毎月レポートしています。
前回2019年10月分のレポートはこの記事の一番下にリンクがあります。
2019年9月の初回分配、2019年10月の第2回目の分配に続いて、2019年11月15日(金)に第3回目の分配がありました。
その配当の内容について紹介していきます。
投資したSBIソーシャルレンディング案件の概要
クラウドアンサー編集部が投資したSBIソーシャルレンディングの概要は次のとおりです。
予定利回りは6パーセント、運用期間は12ヶ月です。
案件概要
ファンドID | CF0149 |
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ファンド名 | SBISL不動産担保ローン事業者ファンドNeo3号 2019年7月 |
予定運用期間 | 12ヶ月 |
名目利回り | 6.0% |
募集入金済額 | 1,979,450,000円 |
投資家数 | 3,660 |
2019年11月の配当金の概要
3回目の分配にあたり、SBIソーシャルレンディングのマイページ内の運用予定表がまた新しく更新されていました。
2019年10月の配当金総額は6,327円です。
内訳は次のとおりでした。
- 元本の償還:5,954円
- 分配利益:468円
- 税金:95円(控除)
最終的な利益は373円(=468円-95円)です。
2019年9月に続いて、また一部元本の償還が行われました。
2019年10月時点での運用予定表と比較すると、税引後利益は397円のはずだったものが373円に減少しています。
先月の償還の理由は融資を受けた側による早期償還でしたが、今月も同様に支払い金利を少しでも減らすために、融資を受けた会社が少額ずつ返済しているようです。
前もって以下のようなメールもSBIソーシャルレンディングから投資家に送られています。
この度、以下のファンドにつきまして、2019年10月8日から2019年11月7日までの間に、借手から貸付けの元金及び利息の返済(全額又は一部の期限前返済を含みます。)が行われました。
これに伴い、お客様にご出資いただいているファンドについて、2019年11月15日付で、お客様にご登録いただいている銀行口座に出資金の償還及び利益分配金のお振込み(*)を行いましたので、お知らせいたします。
(*)本件にかかる、お振込みの際の送金手数料は、弊社が負担いたしました。・『SBISL不動産担保ローン事業者ファンド』
・『SBISL不動産担保ローン事業者ファンドPlus』
・『SBISL不動産担保ローン事業者ファンドNeo』
・『SBISL不動産バイヤーズローンファンド』
・『SBISLカンボジア技能実習生支援ローンファンド』
・『SBISLサービサーズローンファンド』
そのため最終的な利益は、当初の予定よりも少なくなりそうです。
これを収入が減ったと捉えるのか、それとも一部元本の返済が積極的に行われることで元本損失リスクが減っていると捉えるのかは人次第です。
クラウドアンサー編集部としては、後者として捉えたいと思います
ソーシャルレンディング会社で起きた問題の中には、投資している資金がまったく返ってこないというものがあります。
少しずつでも元本が還ってくれば、安心を得られる人もいるでしょう。
まとめ
SBIソーシャルレンディングの2019年11月の分配金は、スケジュール的な問題はなく予定通りに行われました。
しかし、2019年10月に引き続いて早期償還が発生し、予定されていた利益よりやや金額は減少しています。
この戻ってきたお金を遊ばせておくことはもったいありません。
他のソーシャルレンディング会社やSBIソーシャルレンディングの別の案件、また他の投資などに資金を投入し、減った利益をカバーするようにしましょう。
ソーシャルレンディング投資において、早期償還はよくあることです。
早期償還をしても手数料や医薬機などの、余分なコストがかかからないからこそ、ソーシャルレンディングという金融機関と比べれば高金利の資金調達手段が、さまざまな会社に利用されている側面があります。
ただし、今はどのソーシャルレンディング会社も人気が高まっており、募集が行われるとすぐに上限金額に達してしまうことがあります。
そんなときでも投資の機会損失を起こさないために、いろいろなソーシャルレンディング会社に投資家登録をしておきましょう。
なお、クラウドアンサー編集部が投資した先である「SBIソーシャルレンディング」について詳しく知りたい方、口座開設をしたい方はこちらを参照してください。
また、2019年10月分のレポートはこちらから確認できます。