クラウドアンサーでは、ソーシャルレンディング会社や不動産投資型クラウドファンディングサイトで投資を行い、その運用や配当の結果を定期的にレポートしています。
日本のソーシャルレンディングの中でも、第1位、2位を争う大手ソーシャルレンディングサイトである「SBIソーシャルレンディング」の2019年12月の運用報告をしましょう!
SBIソーシャルレンディングの投資案件
クラウドアンサーで投資を行ったのは、2019年7月に募集されていたこちらの案件で、100,000万円を投資しています。
その概要をお伝えしておきましょう。
案件概要
ファンドID | CF0149 |
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ファンド名 | SBISL不動産担保ローン事業者ファンドNeo3号 2019年7月 |
予定運用期間 | 12ヶ月 |
名目利回り | 6.0% |
募集入金済額 | 1,979,450,000円 |
投資家数 | 3,660 |
予定利回りは6%、運用期間は12ヶ月です。
当該案件は、2019年9月に第1回の配当が行われ、その後も特に滞りなく配当が続いています。
そして、2019年12月16日(月)には第4回の分配が行われました。
2019年12月の配当金の概要
運用の実績と予定は、SBIソーシャルレンディングのマイページ内の運用予定表で確認できます。
上の表からわかるように、毎月一部元本の償還が行われています。
2019年12月は特にその金額が大きく、投資したお金の1/4以上である26,078円が早期償還されました。
なお、利益は320円です。
2019年10月、11月にはそれぞれ6,069円、6,327円が早期償還されましたが、2019年12月は特に金額が大きいです。
この表を見るとわかるように、残高は62,092円。
投資金額が100,000円なので、38パーセントほどが早期償還されています。
4割弱が運用開始3ヶ月で返済されているため、今後の配当金額が減ることが予測されます。
元々予定利回りが6パーセントの案件であるため、1年間の運用で6,000円(=100,000円×6%)ほどの配当を期待していました。
しかし、これだけ早期償還が多いと、1年経過する前に全額償還されるか、毎月の配当がかなり減ることになりそうです。
早期償還されてた理由
この返済に関しては、2019年12月15日(日)にSBIソーシャルレンディングからのメールで以下のような内容が伝えられています。
この度、以下のファンドにつきまして、2019年11月8日から2019年12月7日までの間に、
借手から貸付けの元金及び利息の返済(全額又は一部の期限前返済を含みます。)が行われました。これに伴い、お客様にご出資いただいているファンドについて、2019年12月16日付で、
お客様にご登録いただいている銀行口座に出資金の償還及び利益分配金のお振込み(*)を行いましたので、お知らせいたします。
(*)本件にかかる、お振込みの際の送金手数料は、弊社が負担いたしました。・『SBISL不動産担保ローン事業者ファンド』
・『SBISL不動産担保ローン事業者ファンドPlus』
・『SBISL不動産担保ローン事業者ファンドNeo』
・『SBISL不動産バイヤーズローンファンド』
・『SBISLカンボジア技能実習生支援ローンファンド』
・『SBISLメガソーラーブリッジローンファンド』
・『SBISLサービサーズローンファンド』
融資を受けた側(借り手)としては、支払金利の金額は減らしたいものです。
そこで、返済の目処がつくたびに、徐々にSBIソーシャルレンディングに対し返済を行っていると見られます。
繰り上げ返済には通常手数料がかかることが多いですが、ソーシャルレンディングはそういった手数料がかかりません。
そのため、融資を受ける側にとっては金利は高いものの、使いやすい側面があります。
だからこそ、投資家に安定した案件を供給できているとも言えます。
まとめ
SBIソーシャルレンディングの当該投資案件は、4ヶ月間特に大きな問題なく運用されています。
また、投資を始めた2019年7月から、SBIソーシャルレンディングでは特に遅延や貸し倒れと言ったトラブルは起きていません。
早期償還を受け付けているからこそ、融資を受けた側の返済リスクが下がり、安定した運営が続いているのかもしれません。
今後も毎月SBIソーシャルレンディング案件に関する運用レポートを掲載しますので、期待してくださいね。
なお、過去のレポートはこちらからチェックできます。
なお、クラウドアンサー編集部が投資した先である「SBIソーシャルレンディング」について詳しく知りたい方、口座開設をしたい方はこちらを参照してください。