SBIグループに属するソーシャルレンディング会社であるSBIソーシャルレンディング。
そのSBIソーシャルレンディングは、キメラ総研が発表した2018年度のクラウドファンディングサービスの中で首位を獲得したことを発表しました。
累計募集金額1,000億円を突破
SBIソーシャルレンディングは2019年8月時点で累計報酬金額が1,000億円を突破しており、会員数も3万7千人以上を記録しています。
融資残高は約350億円です。
累計報酬金額の規模で言えば、1,600億円を突破しているmaneo(マネオ)の方が上です。
しかし、2018年度に限定してみると、SBIソーシャルレンディングの方が募集金額を増やすことに成功したと言うことができます。
2018年度は黒字化を達成
SBIソーシャルレンディングは、2018年度に初の黒字化を達成しており、投資金額の伸びがそのまま業績の好調さにも反映されている形になっています。
2018年は数々のソーシャルレンディング会社が行政処分を受けたり、大規模な返済遅延起こすなどソーシャルレンディング業界に波紋が広がった1年だと言えます。
その中で、SBIソーシャルレンディングは5件返済遅延を発生させたものの、速やかな資金回収を行い、投資家にも90パートナー以上の資金返済を成功させています。
返済遅延・貸し倒れ発生時の対応が優れている
返済遅延や貸し倒れが起こることは、ソーシャルレンディングでもある程度投資リスクとして投資家は想定しておく必要があります。
問題は、返済遅延や貸し倒れが起きた際に、ソーシャルレンディング会社がどのように資金回収を行うのかとも言えるでしょう。
資金回収を満足に行えないソーシャルレンディング会社がある中、SBIソーシャルレンディングは非常に優れた対応を行い、投資家からの信頼を獲得する結果となりました。
SBIグループの一社であるという背景企業の大きさ、そしてトラブル対応能力に優れた会社であることが、証明されたと言います。
まとめ
SBIソーシャルレンディングは1,000億円の累計報酬金額を突破し、Crowd Bank(クラウドバンク)も600億円を突破するなど、この2社が現在国内ソーシャルレンディングサイトの中では特に順調に業績を伸ばしています。
その他に、Owners Book(オーナーズブック)、Crowd Credit(クラウドクレジット)といった会社が数百億円規模の募集金額を達成しています。
今後は、これらの先行ソーシャルレンディング事業者にFunds(ファンズ)、LENDEX(レンデックス)といた後発の企業が追随していく形になるでしょう。
これからソーシャルレンディング投資を始めたい方は、まずは実績豊富なSBIソーシャルレンディングから投資をはじめてみると良いでしょう。