「Crowd Bank(クラウドバンク)」は怪しい会社ではないか?」と噂に聞いたのですが、一体誰がこんな噂を流しているのでしょうか?
筆者もCrowd Bank(クラウドバンク)でソーシャルレンディングの投資をしていますが、怪しいと感じたことは一度もありません。
実際に使ってみると、高い予定利回りなのに予定どおりに分配金が支払われており、不労所得をもらえてとても助かっています。
この記事では、「Crowd Bank(クラウドバンク)って怪しいのでは?」と思っている方のために、客観的な情報と筆者の経験からクラウドバンクは怪しくない優良企業であることを解説します。
目次
【体験談】Crowd Bank(クラウドバンク)は怪しい会社なのか?
Crowd Bank(クラウドバンク)は怪しい会社なのか、実際に筆者が使ってみて感じたことを率直にお伝えしていきます。
どんな案件に投資したことがあり、分配金は予定どおり入金されたのかなど、体験を通じてCrowd Bank(クラウドバンク)が怪しくないことを紹介していきます。
筆者プロフィール
ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を持つ、金融機関出身のフリーライター。
投資歴は4年、運用資産は1,000万円に突入し、毎月約2万円以上の不労所得が入ってくるようになりました。
読者の方々の老後の豊かな暮らしや早期リタイアをサポートするため、金融や投資の記事を多く執筆しています。
ソーシャルレンディングも活用しており、特にCrowd Bank(クラウドバンク)の割合が高いです。
筆者の不労所得のコアになっている投資先であり、色々な人におすすめしたいのですが、横文字で難しそうだからかなかなか理解を得られないこともあります。
この記事では、実際に使っている立場からCrowd Bank(クラウドバンク)の良いところと悪いところを率直にお伝えしていきます。
ソーシャルレンディングやCrowd Bank(クラウドバンク)が怪しいサービスでないか心配している人にご覧いただき、その心配を和らげられたら幸いです。
投資案件の概要と成果
筆者が投資しているのは、円建ての企業支援ファンドや米ドル建てのカリフォルニア不動産ローンファンドが中心です。
いずれも利回り5パーセント前後の予定で投資受付が始まった案件で、これまでのところ予定どおりの分配金が入金されています。
遅延も起こっておらず、予定どおり毎月分配金が入金されている状況です。
元本の償還(=返済)も遅れたことがなく、期日にきちんと元本が満額戻ってきています。
以上のとおり、これまでに投資した案件では分配金の支払い遅延などの事故は起きていません。
筆者が投資しなかった案件でも同様なので、Crowd Bank(クラウドバンク)は投資家からの評判が良いですね。
運用実績
Crowd Bank(クラウドバンク)の2020年9月時点での融資元本回収率は100パーセントです。
わかりやすく言うと、これまでの融資では投資家の元本が全額返済されており、元本割れした投資家はいないということです。
ソーシャルレンディングには元本割れのリスクがあるため、他社だと一部の案件で元本が回収できず、投資家のお金が元本割れしたことがあります。
Crowd Bank(クラウドバンク)ではそのようなことは起きていません。
なぜ元本割れしたことがないのか詳しい理由は後でお伝えしますが、融資を受ける企業の担保を厳しく審査しているなど、Crowd Bank(クラウドバンク)は元本割れしないように厳しい基準でソーシャルレンディングの運営をしているのです。
そのおかげで、過去に元本割れが起きていないのですね。
【結論】クラウドバンクは怪しい会社か?
これまでに元本割れしたことがない客観的な事実や、筆者自身が使っていて問題を感じたことが無いことから、クラウドバンクは怪しくないと考えています。怪しいと言える根拠がどこにも無いんですよね。
元本割れしたことがない実績は、将来もそうだと保証できるわけではありませんが、信頼できる会社であることは分かると思います。厳しい審査体制を今後も維持してくれれば、元本割れは起こりにくいと考えられます。
Crowd Bank(クラウドバンク)が怪しいと言われる理由とは?
そもそも、どうしてCrowd Bank(クラウドバンク)が怪しいと噂されているのでしょうか?
実績も十分で投資家から信頼されているのに、どこから「怪しい」という噂が立ったのか気になるものです。
火のない所に煙は立たぬとも言いますし、噂の出所も調べておきましょう。
「Crowd Bank(クラウドバンク)を怪しいと思う派」の人たちが挙げている根拠に反論することで、怪しくないことをご理解いただければと思います。
利回りが高い
「Crowd Bank(クラウドバンク)を怪しいと思う派」の人たちは、「利回りが高すぎる。こんな利回りを実現できるわけがないから怪しい。」と主張しているようです。
このような主張をする方は、ソーシャルレンディングを使ったことがないのではないかと思います。
というのも、Crowd Bank(クラウドバンク)の利回りは投資全般では高めですが、ソーシャルレンディング業界では中程度だからです。
ソーシャルレンディングの仕組みをよくわかっている人なら、クラウドバンクの利回りを「非現実的な高さ」とは評価しないでしょう。
Crowd Bank(クラウドバンク)は、公式ホームページでは実績利回り7.09%と公開しています(2020年3月末時点)。
コロナショックのためか若干利回りが下がっているため、2020年10月現在は利回り5パーセント前後の案件が中心となっています。
ソーシャルレンディングの利回りの目安は2パーセントから10パーセントほどと幅が広く、Crowd Bank(クラウドバンク)は真ん中あたりです。
高すぎず低すぎずといった水準だと言えるでしょう。
これは、ソーシャルレンディングの仕組みから言ってもそこまで無理のある設定ではありません。
また、「とりあえず魅力的な利回りを提示してお金を集めよう」といった考えもなさそうな利回りです。
もし投資家からお金を騙し取るのが目的なら、もっと高い利回りを提示するでしょう。
以上の理由から、高い利回りを理由にCrowd Bank(クラウドバンク)を怪しいと言うことはできないでしょう。
これまで元本割れが起きていない
「Crowd Bank(クラウドバンク)を怪しいと思う派」の人たちは、「今までに元本割れしたことがないなんておかしい。何か隠しているのでは?」と疑ってもいるようです。
ネットで検索しても、「Crowd Bank(クラウドバンク)で元本割れした経験がある人」は見つかりませんし、公式ホームページで融資元本回収率100パーセントと言っているのは嘘ではないと考えられます。
よって、「元本割れしたことがないなんて怪しい」と言うのもナンセンスです。
なぜ融資元本回収率100パーセントなのかというと、理由の一つには無理のない金利設定があると考えられます。
ソーシャルレンディングは企業への融資で、企業が支払う金利は投資家が受け取る金利よりも高いです。
そのため、利回り10パーセント以上の案件だと、企業は15パーセントから20パーセントといった高い金利を支払っています。
これだと金利が高すぎて支払いきれず、貸し倒れや遅延といった事故につながる可能性が高いです。
しかし、クラウドバンクで投資家にとって利回り5パーセントの案件は、融資を受ける企業の金利は6.5パーセントほどです。
決して低くはありませんがそこまで割高ではありませんし、企業の業績が良ければ十分に支払える利率です。
よって、企業も返済可能な範囲でお金を借りることになるので、期間が終了したときに投資家に元本が全額返ってきやすいのです。
仕組みがわかれば、Crowd Bank(クラウドバンク)が怪しい会社ではないことをご理解いただけるのではないでしょうか。
Crowd Bank(クラウドバンク)の実績
Crowd Bank(クラウドバンク)が怪しい会社ではないことを見てきたので、次は実績を見ていきましょう。
きちんと運営されている会社であり、投資する価値があることをご理解いただければと思います。
分配金や元本償還が行われている
筆者も使っているためわかるのですが、Crowd Bank(クラウドバンク)は分配金の支払いや元本償還が適切に行われています。
融資元本回収率100パーセントの実績があることからも、過去の案件では元本償還が確かに行われたことがわかります。
Crowd Bank(クラウドバンク)では毎月分配金を受け取れますが、筆者が投資した案件では分配金が遅れたことはありません。
すべて予定どおりに予定の分配金が入金されており、問題なく運用できています。
分配金の入金や元本償還に対して怪しさを感じたことは一度もありませんし、他の投資家に聞いても変な噂はありません。
Crowd Bank(クラウドバンク)は投資家への支払いもしっかりした会社です。
多くの案件に不動産担保が付いている
Crowd Bank(クラウドバンク)の案件の多くは、不動産担保がついています。
企業がお金を返せなくなった場合、担保を売却して現金化することで、投資元本の一部または全部を返済するためです。
担保つきと無しの案件では元本割れのリスクが段違いなので、投資家にとって重要なポイントです。
Crowd Bank(クラウドバンク)の融資元本回収率が100パーセントと他社より高いのは、不動産担保をつけているからでしょう。
貸付先も不動産担保を用意できるくらいの資産を持っている企業に限られますし、回収可能性が低い企業は排除されていると考えらえます。
担保の評価が甘いと回収できるお金が少なく、結局元本割れになってしまうのですが、Crowd Bank(クラウドバンク)ではこのようなことも起きていません。
担保の審査も厳しく行われ、金銭価値や換金性を確かめてから投資家の募集をしています。
企業の審査が厳正に行われている
Crowd Bank(クラウドバンク)では、担保の審査も厳しく行われています。
ここがガバガバだと、「クラウドバンクは審査が緩くてダメな会社」というレッテルを貼られてCrowd Bank(クラウドバンク)が一番損をするので、きちんと行われています。
実際、Crowd Bank(クラウドバンク)に融資を申し込みたい企業はたくさんいますが、審査基準をクリアできる企業はあまり多くないそうです。
例えば、企業の事業計画の資料は上手く行った場合を想定しており、悪く言えば魅力的に見えるように作られています。
しかし、Crowd Bank(クラウドバンク)ではその資料を鵜呑みにするのではなく、想定通りに上手く行かなかった場合でも資金を回収できるか審査をしているそうです。
事業やリスク管理についてもっと知りたい方は、Crowd Bank(クラウドバンク)の金田社長へのインタビュー記事をご覧ください。
このように、クラウドバンクでは元本割れが発生しないように工夫をしています。
「融資元本回収率100パーセント」には、きちんとした実績があったのです。
Crowd Bank(クラウドバンク)のリスク
これまでの融資元本回収率は100パーセントと素晴らしい成績ですが、今後もこの状態を保てるとは限りません。
むしろ、大企業化して扱う案件が増えれば、1件や2件の元本割れが起きても不思議ではありません。
よって、Crowd Bank(クラウドバンク)は怪しくない会社ですが、元本割れのリスクはあることは理解しておかなければなりません。
Crowd Bank(クラウドバンク)への投資にはどんなリスクがあるのか、詳しく解説していきましょう。
- 貸し倒れ・遅延のリスク
- 為替変動リスク
貸し倒れ・遅延のリスク
ソーシャルレンディングは、どの会社でも「貸し倒れ」や「遅延」のリスクがあります。
貸し倒れとは、お金を借りた企業が破綻するなどして、お金を返せなくなることです。
こうなったら設定された担保の売却や保証人の弁済によって、融資した資金を回収して投資家の元本の返済に充てられます。
しかし、元本よりも少ないお金しか集められないこともあります。
こうなると投資家は元本より少ないお金しか回収できず、元本割れとなってしまいます。
遅延は、分配金の支払いや元本の返済が遅れていることです。
貸し倒れではありませんが、ズルズルと遅延が長引いて一向に返済されないケースも多く、事実上は貸し倒れと同じと言っても過言ではないでしょう。
むしろ、貸し倒れと違っていつまでも案件が終了せず損失も確定しないので、より厄介な存在と言えるかもしれません。
Crowd Bank(クラウドバンク)はこれまで元本割れが起きていませんが、今後もそうとは限りません。
一部の案件が新型コロナの影響で遅延したことがありますし、常に遅延や貸し倒れのリスクはあるのです。
担保が十分な案件を選ぶなどリスクを低くして運用することはできますが、元本割れが起きる可能性をゼロにはできないことは理解してください。
為替変動リスク
海外に投資する案件の場合、為替変動リスクがあります。
外貨では利益が出ていても、日本円では損をしているという状況が起こり得るのです。
例えば、1ドル=100円のときにクラウドバンクの米ドル建ての案件に1万円分の投資をしたとしましょう。
このとき、投資した金額は100ドルとなります。
しかし、為替レートが動いて1ドル=90円になったとします。
このときに元本が返済されれば100ドルが戻ってきますが、日本円では9,000円です。
為替変動によって1,000円の損失が出たことになります。
投資で得られた利益が1,000円より大きければ問題ないかもしれませんが、1,000円より少なければ日本円では元本割れです。
外貨で投資する案件では為替レートの変動で損をするリスクがあるので、理解した上で投資するようにしてください。
投資する際に注意すべきこと
これまで元本割れが発生したことが無いとはいえ、Crowd Bank(クラウドバンク)での投資にも上述のとおりリスクはあります。
そこで、どんなことに注意すれば低リスクな運用ができるのかお伝えしていきましょう。
- 複数の投資先に分散投資する
- 長期の案件は選ばない
- 担保付きの案件に投資する
複数の投資先に分散投資する
ソーシャルレンディングに投資をするときは、すべての資金を一つの案件につぎ込むのではなく、少額ずつ複数の案件に分散投資しましょう。
集中投資していた場合、その案件で元本割れが起きれば資金の大半を失ってしまう可能性があります。
しかし、少額ずつ複数の案件に投資をしていれば、一つの案件で元本割れが起きても資産全体へのダメージは小さく済みます。
Crowd Bank(クラウドバンク)は利回りも高いですし、一つの案件で元本割れが起きても、他の案件での収益で補える可能性が高いです。
高利回りのソーシャルレンディングこそ、分散投資によるリスクヘッジが効いてきます。
長期の案件は選ばない
一般的には、長期の案件ほど貸し倒れや遅延のリスクが高くなるため、長期の案件は見送っても良いでしょう。
筆者の感覚だと1年前後なら投資をしたいですが、1年半を超えてくると「ちょっと長すぎるな」と思います。
2年以上の案件には投資をしていません。
どれくらいの長さまで許容できるかは人によって異なりますが、ソーシャルレンディングは途中で解約できないことを踏まえると、「長期より短期の方が投資しやすい」と感じる方が多いのではないでしょうか。
筆者の場合、2年以上もお金を動かせないのは不安があるため、1年前後の案件に投資しています。
また、長期になるほど予測できない事態が起こるので、貸し倒れや遅延が起きやすくなります。
社長の体調悪化や入院といったリスクは、融資期間が長いほど起こりやすいですし、企業の業績も悪化する可能性があるからです。
以上を踏まえると、長期より短期の方が低リスクで投資しやすいと言えます。
同じ利回りなら期間が短い方を選びたいところです。
担保付きの案件に投資する
元本割れが起きにくくするためにも、不動産担保つきの案件に投資をしましょう。
Crowd Bank(クラウドバンク)は不動産担保つきの案件を扱っているため問題ないと考えられますが、投資をする前に必ず担保の評価額などを確認しておきましょう。
また、担保の評価額は、融資額を上回っていることを確認しましょう。
もし企業が借りたお金を1円も返せない事態になっても、その評価額で担保を売却できれば十分な現金が得られるからです。
評価額を下回る売却額になる可能性は否めませんが、高い確率で元本を上回る現金を回収できると考えられます。
Crowd Bank(クラウドバンク)の案件は不動産担保が設定されていますが、だからといって担保の情報を確認せずに投資して良いというわけではありません。
評価額も確認してから、投資をするかどうか考えましょう。
まとめ
Crowd Bank(クラウドバンク)が怪しい会社なのかどうかを解説してきました。
客観的な実績と筆者が投資した経験を合わせると、「Crowd Bank(クラウドバンク)は怪しくない優良企業」だと言えます。
怪しいと噂を流しているのは、Crowd Bank(クラウドバンク)を使っていない人でしょう。
これまでに元本割れしたことはなく、使っている投資家からの信頼は厚いので、誰が変な噂を流しているのか不思議なくらいです。
Crowd Bank(クラウドバンク)は1万円から投資できますし、「ソーシャルレンディングをちょっとだけ試してみたい」という方にもおすすめです。
利回りは高いのに不動産担保がついており低リスクな運用ができるので、多くの方に使ってみて欲しい会社です。
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