小額からインカムゲイン投資を始められるソーシャルレンディング投資。
投資を始めるためのハードルが比較的低いため、投資初心者の方にも人気のある投資方法です。
そんなソーシャルレンディングサービスの一つとして、2021年6月に「DL FUNDING」がスタートしました。
ここでは、新しい投資先を探している方のために、DL FUNDINGの特徴やメリットをお伝えしていきます。
目次
DL FUNDINGとは
出典:DL FUNDING
DL FUNDINGとは、どのような特徴を持っているサイトなのでしょうか?
まずは、運営会社についてお伝えしましょう。
運営:FUEL株式会社(複数のソーシャルレンディングを運営)
DL FUNDINGの運営会社は、FUEL株式会社です。
FUEL株式会社は、これまでにも「CRE Funding」「FUELオンラインファンド」など、複数のソーシャルレンディングサイトを運営しています。
FUEL株式会社はソーシャルレンディングのプラットフォームを構築しており、そのプラットフォームを使って、さまざまな会社と共同で複数のソーシャルレンディングサイトを運営しているのです。
案件の組成:株式会社ディア・ライフ(不動産開発会社)
DL FUNDINGの運営はFUEL株式会社が行っていますが、案件の組成は不動産開発会社の株式会社ディア・ライフが行っています。
そのため、DL FUNDINGで運営される案件は基本的株式会社ディア・ライフの不動産取得のための資金募集となります。
株式会社ディア・ライフとは
出典:ディア・ライフ
DL FUNDING の案件の組成行う、株式会社ディア・ライフの特徴を見ていきましょう。
運営に携わる会社の特徴を知ることで、どういった不動産を運営するのか、また募集希望などを推測できます。
会社概要
商号 | 株式会社ディア・ライフ |
---|---|
証券コード | 東京証券取引所第1部 3245 |
本店所在地 | 東京都千代田区九段北一丁目13番5号ヒューリック九段ビル2F |
会社設立 | 平成16年11月1日 |
資本金 | 31億2,200万円(2021年3月末現在) |
免許 | 宅地建物取引業 東京都知事(4)第83945
一般労働者派遣事業許可(派)13-300632 有料職業紹介事業免許 13-ユ-300590 |
代表取締役社長 | 阿部幸広 |
事業内容 | リアルエステート事業(プリンシパルインベストメント事業) |
DL FUNDINGは、東証一部に登場している不動産会社です。
創業から15年程しか経っていませんが、その短期間で急成長を遂げた不動産会社です。
自社で物件の開発を行う、リアルエステート事業を核としています。
DL FUNDINGの案件の特徴
DL FUNDINGで募集が行われる案件は、どういった特徴を持つものが多いでしょうか?
東京23区内の駅近物件、そして株式会社ディアライフが自社で開発する物件が運用対象の不動産のようです。
- 東京23区内の駅徒歩5分物件を中心に運営している
- ディア・ライフが開発したマンション物件を扱う
東京23区内の駅徒歩5分物件を中心に運営している
DL FUNDINGで扱う物件は、東京23区内の駅から徒歩5分以内という賃貸需要の高い場所にあるマンションを運営対象としています。
利便性の高い場所にあるので空室の発生率が低く、また資産価値の低下が起こりにくくなっています。
投資家への配当が減ったり、投資家に出資元本を返済する時の資金が不足するという事態は起こりにくいでしょう。
ディア・ライフが開発したマンション物件を扱う
DL FUNDINGの案件は、株式会社ディア・ライフが自社で開発した案件を扱います。
株式会社ディア・ライフはDL FUNDINGを通じて投資家からお金を集め、不動産を取得・開発します。
そして、開発された不動産の家賃収入から投資家に配当を行います。
他社が建築した中古物件を仕入れて運用するわけではないので、新築で一定のクオリティを持つ物件を運営できますし、未知の瑕疵によるリスクを小さくできます。
DL FUNDINGに投資するメリット
では、DL FUNDINGへの投資ではどういったメリットを享受できるでしょうか?
投資家視点での主なメリットは、収益が発生が確率が高い点だといえるでしょう。
- 賃貸需要の高い東京23区内の駅近物件に投資できる
- 東証一部上場企業への融資案件に投資できる
賃貸需要の高い東京23区内の駅近物件に投資できる
DL FUNDINGで扱うマンション物件は、人口が集中する東京23区内でも、特に駅近という賃貸需要の高い物件です。
そのため、空室に悩まされる可能性が低く、継続的な収入を見込めます。
売却する事態が起きたとしても、大幅な値下がりが起こりにくいため、出資元本が満額返済される可能性は高いと考えられます。
東証一部上場企業への融資案件に投資できる
DL FUNDINGで資金を調達するのは、東証一部上場企業の株式会社ディア・ライフです。
東証一部上場企業は財務状況を開示する義務があるため、融資先の財務状況をチェックしてから投資できます。
また、東証一部上場企業は、株価の低下を避ける傾向にあります。
ソーシャルレンディングで集めた資金を返済できないとなると、会社の評判が下がり、株価にマイナスの影響が起きる可能性が大きくなります。
そういった悪評を避けるためにも、株式会社ディア・ライフは借りたお金を返済しようと努力するのです。
結果として、DL FUNDINGへの投資では、融資先からきちんと満額が返済される可能性が高いといえるのです。
DL FUNDINGに投資するデメリット
DL FUNDINGは、信用性が高く、収益が発生する可能性の高さが見込めるソーシャルレンディングサイトだといえます。
一方で、良いところばかりだけではなく、悪いところもきちんとして知っておかないと、投資でリスクが発生する可能性があります。
では、DL FUNDINGで想定されるデメリットには、どういったものがあるでしょうか?
- 利回りが2%台と低め
- 案件数や募集金額は未知数
利回りが2%台と低め
DL FUNDINGの案件の利回りは2%台です。
ソーシャルレンディング案件の利回りは、他サイトでも最近は下落傾向にありますが、それでも低いものでも3%台、利回りが高い案件を見ると7%台というものもあります。
そのため、ソーシャルレンディングの平均的な利回りは5%前後というところでしょう。
それだけに、一般的なソーシャルレンディング案件の利回りと比べると、DL FUNDINGの利回りは半分ほどであり、収益性の低さのデメリットがあるという見方ができます。
ただし、利回りが低めということは、融資時の貸付金利も低めということであり、返済リスクは低いです。
したがって、ローリスク・ローリターンな投資先を求める方にとっては、利回りの低さは必ずしもデメリットではないといえます。
案件数や募集金額は未知数
2021年6月末時点で、DL FUNDINGの案件の情報は1件しか公開されていません。
そのため、どれほどの募集が今後行われるのか、どれくらいの規模の募集となるのかは未知数です。
東証一部上場企業が関わるため、DL FUNDING に積極的に投資をしたいと考えても、満足な資金を運用できない可能性もあるのです。
もちろん、案件の情報公開が進み、大規模な募集が行われていけば、このデメリットはすぐに解消されます。
DL FUNDINGがおすすめの人
では、DL FUNDING はどういった志向を持つ投資家の方におすすめできるソーシャルレンディングサイトでしょうか?
基本的には、ローリスク・ローリターンの投資先を探している投資家向けのサイトだといえるでしょう。
- 資産価値が落ちにくいローリスク案件に投資したい方
- 社会的信用のある融資先の案件に投資したい方
資産価値が落ちにくいローリスク案件に投資したい方
DL FUNDINGで運用される物件は、コロナ禍でも人口が増加している東京23区内、駅から徒歩5分以内という非常に賃貸需要の高いものです。
そのため、空室発生で収入が下がったり、資産価値の低下による損失が起こったりする可能性はかなり低いといえるでしょう。
そこまで利益は重視しないけれど、貯金を活用せず余らせておくよりは、ローリスクな投資先で少しずつでも資金を増やしていきたいという投資家向きといえます。
社会的信用のある融資先の案件に投資したい方
DL FUNDINGの案件組成および融資先は、東証一部上昇企業の不動産会社である株式会社ディア・ライフです。
東証一部上場企業は、社会的信用を失うことで大きな経営リスクが生まれます。
そのため、投資家に対して不正行為を行う可能性が低いですし、また資本力も中小企業より高いものが期待できます。
そういった社会的に信用のある投資先を探している方にも、DL FUNDINGは向いているでしょう。
まとめ
FUEL株式会社が運営するソーシャルレンディングサイトとして、4つ目となるDL FUNDING。
CRE Fundingに続き、東証一部上場企業が運営に関わるソーシャルレンディングサイトです。
CRE Fundingも約一年半の運営の中では問題発生しておらず、投資家に着実に利益を提供しています。
わずかながらでも着実に資産を増やしたい方は、ぜひDL FUNDINGに口座を開設されてはいかがでしょうか?
DL FUNDINGを運営ているFUEL株式会社のソーシャルレンディングサイト「CRE Funding」「FUELオンラインファンド」はそれぞれ下のページから無料口座開設ができたり、概要を確認できたりします。