現代では、わからないことをネット検索で勉強することが当たり前です。
なんでも学ぶことができる環境は素晴らしく、資産運用についても同じだと考えられます。
しかし、筆者は初心者がネット検索「のみ」で資産運用を学ぶことは危険だと考えています。
資産運用や投資に関する本を年間60冊読む筆者が、本をおすすめする理由と初心者が読むべき本を厳選して紹介します。
公式サイトはこちら
目次
筆者のプロフィール
30歳で会社員を辞め、資産運用からの収入と会社員時代に始めた副業の収入で生活している男性のライターです。
資産運用や投資関連の本を毎月5冊以上読んでいるため、年間60冊以上を読んでいます。
何か新しいことを始める前には、ネットの情報だけではなく必ず本を読んで始めることを心がけています。
今までたくさんの本を読んできた経験と資産運用を実践したから、資産運用のメリットとおすすめの本を紹介します。
これから資産運用を始める初心者の参考にしていただけると幸いです。
筆者が会社員を辞めるまでの軌跡はこちらです。
【体験談】資産運用の初心者こそ本で基礎知識をつけよう
プロフィールでも少し触れましたが、筆者は今でも毎月最低5冊以上の読書を続けています。
実は、資産運用を始めたころは、本は読まず誰かにすすめられたまま投資をしてしまい、失敗を繰り返すダメ投資家でした。
その失敗の経験から、新しい資産運用を始めるときは必ず本を読むことに決めています。
資産運用は、表面上の仕組みが理解できても本質的な部分を理解できなければほぼ必ず失敗します。
資産運用における本質とは、誰が何のためにこの商品を生み出し、どんな流れでお金が動くのかを理解することです。
確かに、ネット上には有益な情報はたくさんありますが、間違った情報も紛れながら散らばっています。
それだけを断片的に読んでいてもなかなか本質を理解することができず、誰かの言葉にも惑わされてしまいます。
失敗を防ぐためにも、まずは本を読んで最低限の知識を体系的に知り、実践しながら理解を深めていくことがもっとも効率の良い方法です。
資産運用を学ぶメリット
まずは、資産運用を学ぶ意味やメリットから理解しておきましょう。
人生において資産運用を学ぶメリットを3つ紹介します。
資産運用を学ぶメリット
- 学校で教えてくれないお金の仕組みを学べる
- ウソや間違った情報を見極められる
- 人生プランを考えやすくなる
メリット①:学校で教えてくれないお金の仕組みを学べる
日本の学校教育では、資産運用はもちろんお金の流れや仕組みも教えてくれません。
そのため、ほとんどの人がお金の仕組みを知りません。
資本主義社会においては、お金のルールを知るだけで他人よりもお金の面で有利に生きることができるメリットがあります。
一般的に「資産運用はお金持ちがすること」と考えられることが多いですが、筆者の経験上「資産運用を知らないとお金持ちになれない」が正しいと考えています。
決して、分厚い本の隅から隅までを理解する必要はありません。
ペラペラとページをめくって気になるところだけ読む読書方法も初心者にはおすすめです。
メリット②:ウソや間違った情報を見極められる
年齢を重ねるにつれ、資産運用に関するさまざまな話が耳に入ってきます。
得する話や詐欺まがいの話など色々な種類がありますが、基礎知識がなければ正しく判断することができません。
ウソと正しい情報を見極めるためにも、資産運用の基礎を学んでおくことが大切です。
例えば、投資では「元本保証」や「年利40%以上」などの詐欺商品がよくあります。
資産運用の基礎知識をつけている人ならば、ひと言で詐欺だと判断できる内容です。
これはほんの一例ですが、怪しい情報に惑わされないためにも、資産運用を学んでおくことがその後のメリットへとつながります。
メリット③:人生プランを考えやすくなる
資産運用を学ぶと、単純に数字を読み計算する力がつきます。
数字に強く計算ができると、お金の計算をしながら将来の人生プランを考えやすくなるメリットがあります。
ここでいう「数字」とは、数学などの学問とは異なり、収入支出の計算や金利計算などの能力です。
毎月の収支や運用利回りなどを算出でき、必要な金額や使えるお金を見極められる能力は人生プランを考える上で役に立ちます。
漠然としたお金の不安から開放されるので、結果として充実した人生が送れるようになるでしょう。
資産運用を本で学ぶのがおすすめの理由
本以外にも資産運用を学ぶ方法にネット検索ではなく、本がおすすめな理由を2つ紹介します。
資産運用を本で学ぶのがおすすめの理由
- ネットの情報は信頼性が低いから
- 先人の失敗例を学べるから
理由①:ネットの情報は信頼性が低いから
インターネット検索を行うと簡単に知りたい情報を学べますが、本と比較すると信頼できる情報が少ないです。
なぜなら、ネット上には誰でもチェック不要で簡単に情報を掲載できるからです。
それに比べて、一冊の本を出版するためには、作者の他にライターや編集者、出版社などのチェックが必要です。
ネットと本のどちらが信頼性の高い情報なのか、誰が考えても本だと理解できるはずです。
一方で、近年はネットでも数名のチェックを経て掲載される情報や大手メディアが運営するサイトなど信頼性の高い情報が増えていることもまた事実です。
ネットで調べものをする際は、「どこの会社が運営していて誰が書いているのか?」を意識して読むことを心がけてみましょう。
理由②:先人の失敗例を学べるから
資産運用の本には、投資家による成功例だけでなく失敗例も多く掲載されています。
本を書くほど著名な方の失敗例は、説得力があるのと同時に初心者にありがちな失敗を書いてくれている場合もあります。
絶対にうまくいく成功例はありませんが、絶対に失敗する例はあると筆者は考えています。
先人の失敗例から学びを得ることで自身の失敗を少しでも減らしましょう。
資産運用の本には3種類がある
本屋さんに並ぶ資産運用コーナーの本は、全て同じように見えますが、実はいくつかの種類と傾向があります。
読む前に「この本はどの種類なのか」を意識するだけで効率アップを期待できるので解説していきます。
資産運用の本の種類
- 特定の運用商品を紹介するための本
- 成功者が書いた本
- ベストセラー
種類①:特定の運用商品を紹介するための本
1種類目は、証券会社やメディアが監修している書籍です。
初心者向けの本に多く該当しますが、特定の資産運用や投資商品を解説し、最終的に自社が関連する商品を紹介しています。
商品紹介が目的だから悪い本とは限りませんが、どうしても特定商品のメリットに寄りすぎてしまいます。
「都合の良いことばかり書いていないか?」「デメリットを隠されていないか?」を意識して読むことができれば問題ありません。
種類②:成功者が書いた本
2種類目は、資産運用や投資で成功した方や業界での影響力がある方が出版社に依頼されて書いた本です。
初心者向けというよりは、著者の成功例や世間のトレンドを意識した本が多いです。
その道の専門家が書いた本ならとても勉強になりますが、一時的な成功やトレンドで話題になり出版された本は内容が薄くなりがちです。
中には、ベストセラーと呼ばれる本を引用して自身の言葉にしただけの本も多いです。
自身が始めようと思っている資産運用に関する本でなければ、軽い気持ちでさらっと読むことをおすすめします。
種類③:ベストセラー
3種類目はベストセラーであり、一般的に10万部以上を売り上げた本のことを言います。
このベストセラー本を選ぶ基準は、帯に書かれた「何万部突破」という実績だけでなく、「いつ販売された本なのか?」を気にしてみてください。
本の中には何十年も前に販売され、今も読まれている本があります。
そのような息の長い本は単純に内容がおもしろく、資産運用の本質を説いている本が多いです。
これから先、資産運用を続けていくとベストセラー本を例えにして話が進められることも少なくありません。
そうなったときに恥をかかないためにも、ベストセラーと呼ばれる本は読んでおくことをおすすめします。
【初心者向け】初めての一冊におすすめな資産運用の入門書
まずは、「資産運用がそもそも何かわからない」「難しい言葉は理解できるか不安」という方におすすめの入門書を紹介します。
いまさら人には聞けないお金の知識を勉強したい方におすすめな2冊です。
初心者向け
- 池上彰のお金の学校
- 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
入門書①:池上彰のお金の学校
画像引用元:Amazon
入門書1冊目は、池上彰さんの著書です。
資産運用だけでなく、お金に関するすべての基礎知識を学べる本です。
池上彰さんは元NHK出身としてテレビでも活躍していますが、その著書は入門書として役に立つものばかりです。
経済の全体を捉えたわかりやすい説明がとても上手なので安心して読むことができるでしょう。
お金の歴史や資産運用別の解説まで幅広く解説してくれているため、何冊も読む時間のない方はこの一冊だけでも最低限の知識を得られます。
筆者も、池上彰さんの著書を何冊も読んで経済やお金の勉強をしてきました。
この本は、資産運用にまったく興味のない家族などにもおすすめしている本なので、一家に一冊置いてみるのはいかがでしょうか?
入門書②:難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
画像引用元:Amazon
お金の専門家として数々の著書がある山崎元さんの本です。
本書の内容は、資産運用にまったく興味がなく今後も興味を持つ気もない青年と著者山崎さんとの対話形式となっています。
手持ちの資産500万円を楽に増やしたいという青年の素直な欲望に淡々と答える流れでストーリーは進んでいきます。
純粋に話の内容がおもしろいため、誰でも最後まで読めること間違いなしです。
筆者も、この本が10万部以上突破して話題になってから読みましたが、自分が初心者の時これを知りたかったという情報が多かったので初心者の方にはおすすめしています。
誰もが読むべき資産運用ベストセラー本
続いては、資産運用をしている方なら誰でも知っているベストセラー本を紹介します。
投資の話をするときに、全ての本が必ずと言って良いほど例に出てくる本なので、読んでおいて損はありません。
ベストセラー
- 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
- お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方
- ウォール街のランダムウォーカー
ベストセラー①:金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
画像引用元:Amazon
アメリカで借金地獄を味わったあと、超お金持ちになった実体験をもつロバートキヨサキさんの本です。
一般人がハマるお金のワナやお金を使ってお金を増やすという資産運用の基本が物語形式で書かれています。
資産運用で裕福なお金持ちと真面目に働く貧乏人の考え方を比較し、どう違うのかをわかりやすく解説してくれることが特徴です。
筆者は10代の頃にこの本を読みましたが、正直あまり意味がわからないというのが感想でした。
しかし、大人になって資産運用を始めてから読むと、勉強になることがありすぎて感動したことを覚えています。
資産運用の基礎知識がない人が読むと理解が難しいため、最低限の知識を得てから読んでみることをおすすめします。
ベストセラー②:お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方
画像引用元:Amazon
金融小説家の橘玲さんが著者の2002年ベストセラーです。
資産運用の話に加えて、日本国家の制度や税金の仕組みを利用することで上手にお金持ちになることがテーマの本です。
知っているだけで得をする話はあまり多くは公表されないため、自分から取りに行かなくてはならないことを解説しています。
実は、この本の中では資産運用として有名な株式投資やFXなどは否定されています。
リスクの高い投資に無駄に資金を投入するよりも、支出を減らして着実な利回りを目指すことが大切だと説いています。
会社を経営している方や、今後不動産投資を検討している方には特におすすめしたい良書です。
筆者は、この本を読んでから新しいビジネスや運用に挑戦するとき、この本を参考に「まず何か使える制度はないか?」と調べるクセがつき、たくさんのお得な制度を利用できました。
橘玲さんの著書は他にも数冊ありますので、気に入った方は合わせて目を通してみてください。
ベストセラー③:ウォール街のランダムウォーカー
画像引用元:Amazon
初版1973年から長い間、投資家たちに語り継がれ150万部以上を売り上げてきたベストセラーです。
この本では、株式投資におけるテクニカル分析や相場分析の戦略を解説してくれています。
結果的に、インデックスファンド投資をおすすめする主張ですが、なぜインデックスファンドが優れているのかを他の投資と冷静に比較しています。
表なども多く理解しやすいことが特徴です。
筆者は、FXや株式投資で多くの損失を抱えているときにこの本を読みました。
読んだことによって、「自分の投資方法がなぜ間違っていたのか」「これからどんな戦略を立てるべきか」の参考になりました。
すでに資産運用を行っていて、今後の戦略に幅を持たせたい方が読むべき本です。
【目的別】資産運用おすすめ本
ここからは、投資目的別に解説されたおすすめ本を紹介します。
目的別のおすすめ
- 投資信託:お金は寝かせて増やしなさい
- 株式投資:めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門
- 不動産投資:まずはアパート一棟、買いなさい! 資金300万円から家賃年収1000万円を生み出す極意
- FX投資:最強のFX 1分足スキャルピング
【投資信託】お金は寝かせて増やしなさい
画像引用元:Amazon
水瀬ケンイチさんが著者で、投資信託を中心にほったらかし投資を目的とた内容の本です。
前項でベストセラー本としておすすめした「ウォール街のランダムウォーカー」をさらに投資信託に特化した現代版です。
資産運用はやりたいけど、労力も時間もかけたくないという方にぴったりな寝かせて増やすという方法です。
投資信託を紹介する本には、いつどのように運用を終わらせるのかという「出口戦略」が語られないことが多いです。
積み立てた投資信託の切り崩しテクニックや、相場の大暴落への対策なども詳しく書かれていることもおすすめポイントです。
筆者もインデックス投資を行っているため、この本の内容を参考にポートフォリオを見直しています。
資産運用に安定をもっとも求めている方におすすめの本です。
【株式投資】めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門
画像引用元:Amazon
投資情報を発信し続けている雑誌「ZAi(ザイ)」が作った株式投資の入門本です。
株式投資を始めるための口座開設方法から銘柄の選び方、買い方までを本書を読みながら行えます。
イラストや画像、漫画を多用した具体的な銘柄分析が特徴の本です。
株価がどのように動くのかという基本や専門用語の解説も書かれているため、困ったときの辞書代わりにも利用できます。
株式投資をこれから始めたい投資家、そして資産運用の基礎を勉強したい方におすすめです。
【不動産投資】まずはアパート一棟、買いなさい! 資金300万円から家賃年収1000万円を生み出す極意
画像引用元:Amazon
不動産投資コンサルタントの石原博光さんの著書です。
不動産投資の中では、サラリーマンでもチャレンジしやすいアパート投資を解説した本です。
スタート資金を300万円から10年後に1,000万円の収入を達成するまでの具体的な立ち回りを学ぶことができます。
アパート投資を行う上で、注意すべき点がひとつひとつ丁寧に解説してありますので、不動産投資家は必読の本です。
【FX投資】最強のFX 1分足スキャルピング
画像引用元:Amazon
FXトレーダーのぶせな氏が書く本格派トレード攻略本です。
入門書ではないため、FXトレードの最低限の知識が必要なので注意してください。
チャートの見方からエントリーポイントまでを明確に、包み隠さず書いてくれています。
資産運用として、FXトレーダーを目指したい方はこの本を参考にしながら自分なりのトレードルールを作ることができるでしょう。
筆者はFXトレードを約6年間行っており、この本を参考にFX専門のトレーダーを目指そうと思ったことがありました。
しかし、本の内容をすべて理解しても自分なりのトレード方法へ応用しなければ勝ち続けることはできないことに気づきます。
一度大きな損失を経験してからはFX投資だけに絞ることをやめ、他の資産運用と組み合わせてトレードするようになりました。
非常に良い本なのですが、すべてを同じようにトレードすることはできません。
みなさんもリスクが高いFXトレードには気をつけてください。
漫画で学べるおすすめ資産運用本
本を読む時間がなかったり、文字を読むのは辛いという方は漫画で勉強するのはいかがでしょうか?
ここでは、漫画で資産運用を学べるおすすめ本を紹介します。
漫画で学べるおすすめ本
- 漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則
- インベスターZ
おすすめ漫画①:漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則
画像引用元:Amazon
100年前から世界的に読み継がれる名著「バビロンいちの大金持ち」を漫画化した作品です。
この漫画は、「資産運用を通じて人は何を得られるのか」「何を目的に生きるべきなのか」という本質を教えてくれます。
古代バビロニアの主人公と現代を生きる主人公がリンクしたストーリーになっています。
資産運用や投資をする意味がわからない方はもちろん、成し遂げたい夢のためにお金が必要な方は特に心に響く内容です。
筆者はたまたま本屋に並んでいたこの本を手に取ったのですが、胸が熱くなり涙が出そうになる部分がたくさんありました。
資産運用をしない方にもおすすめしていきたい本の一つです。
おすすめ漫画②:インベスターZ
画像引用元:Amazon
東大受験をテーマにした人気漫画「ドラゴン桜」の三田 紀房さんが著者の漫画です。
学園の投資部に入部した投資初心者の主人公が、凄腕トレーダーの先輩と切磋琢磨しながら成長していく物語です。
この漫画の素晴らしいところは、投資初心者が誰でも一度はやってしまう失敗や、判断ミスで損失を抱えてしまう展開をリアルに描いているところです。
小ネタとして出てくる世界中の有名投資が生み出した名言も意外と勉強になります。
全21巻と短めなので、漫画好きな方ならすぐに読めてしまうでしょう。
筆者も大好きな漫画なので、電子書籍で購入し、いつでも読める状態になっています。
おすすめの資産運用
資産運用を学ぶのにおすすめな本を紹介してきました。
最後に、投資本を読み尽くしてきた筆者がおすすめする資産運用を4つ紹介します。
おすすめの資産運用
- 投資信託
- 不動産投資
- ソーシャルレンディング
おすすめ①:投資信託
投資信託とは、個人投資家から集めた資金を金融機関のプロが代わりに運用してくれる投資方法です。
代わりに運用してくれる特徴から、利回りは1%〜3%ほどと低めになっています。
プロの裁量で運用されるものが「アクティブファンド」と呼ばれ、指標を目安に機械的に運用する方法が「インデックスファンド」と呼ばれます。
資産運用の本では、手数料が低いことを主な理由にインデックスファンドを中心におすすめされています。
投資信託は1,000円程度の少額から投資を始められるため、他の投資と組み合わせた分散投資をおすすめします。
おすすめ②:不動産投資
不動産投資とは、アパートやマンションを購入して家賃収入を得る投資方法です。
不動産のおすすめ本として紹介したアパート投資でもあるように、初期資金として現金300万円は必要です。
少しハードルが高い投資ですが、他の投資よりも遥かに安定した資産運用が可能なことが魅力です。
不動産投資に関する本は、常に新しい情報が本屋さんに並んでいますのでよく勉強してから始めることをおすすめします。
おすすめ③:ソーシャルレンディング
ソーシャルレンディングとは、「お金を借りたい企業(借り手)」と「お金を貸したい個人(貸し手)」をインターネット上で結びつけるサービスです。
クラウドファンディングの一種であり、「貸付型クラウドファンディング」と呼ばれています。
最大の特徴として投資した後は、ほったらかしでも利回り5パーセント以上を目指すことができる点です。
今はあまり聞き慣れない資産運用ですが、これからさらに注目を集める投資になっていくと予想されています。
特別な知識や取引が必要なわけではないため、資産運用の初心者におすすめな投資方法です。
ただし、高利回りなので、「貸し倒れ」や「元本割れ」といったリスクがあります。
この記事ではソーシャルレンディングに特化した本は紹介していませんが、その理由は数年前にできたばかりの新しい資産運用だからです。
さらに詳しい内容や初心者におすすめの理由は、こちらを参考にしてください。
おすすめ④:不動産投資型クラウドファンディング
不動産投資型クラウドファンディングとは、企業が個人投資家から資金を集め、不動産投資を行うための資産運用です。
運用によって得た利益は個人投資家たちに分配されます。
運用先は主にマンションやアパートなどの居住物件に利用される特徴があります。
不動産投資を行うには高額な自己資金が必要ですが、不動産型クラウドファンディングは最低1万円なので手軽に始められます。
不動産に興味がある方は、経験を積むためにも運用してみることをおすすめします。
不動産型クラウドファンディングも近年新しくできた投資方法なので、参考になる本がまだありません。
今後、本として書店に並ぶ資産運用方法です。
今のうちに、こちらを読んで勉強しておくと良いでしょう。
どうしても本で勉強できない人は?
ここまで、資産運用の勉強におすすめの本を紹介してきました。
しかし、「どうしても本を読むのは苦手」「もっと効率よく資産運用を勉強したい」と言う人も多くいます。
そのような人は、セミナーに参加して勉強する方法をおすすめしています。
セミナーの中でもおすすめしたいのが、日本最大級の総合マネースクール「ファイナンシャルアカデミー」が開催するお金の仕組みと知識を勉強できるセミナーです。
ファイナンシャルアカデミーは、スクールの開催だけではなく資産運用の入門書を計100冊以上出版しています。
そのため、資産運用初心者でもわかりやすいセミナーとして定評があります。
これまでに計57万人が受講しており、初めての人は無料でWebセミナーを体験可能です。
資産運用をやったことのない初心者や独学での勉強が苦手な人は、正しい知識をつけることができ、義務教育では勉強できないお金の基本から、貯め方、使い方の基礎を学べるでしょう。
また、個人投資家として株式投資や外貨投資、不動産投資の基本など、ご自身が興味のある資産運用を選択して学習できます。
本での勉強が苦手な方は、資産運用のプロから直接セミナーを受けてみてはいかがでしょうか?
まとめ
資産運用を学べるおすすめの本を紹介してました。
投資の正しい情報は、なかなか日常で学べる機会がありませんよね。
筆者の経験では、本を読んで学ぶことがもっとも効率の良い方法だと考えています。
常に新しい運用方法が生まれるため勉強が追いつかないと思ってしまいがちですが、本質的な理解を深めれば応用できるものばかりです。
資産運用は、単純にお金を増やすだけではなく自分の人生全体を幸せにする力を持っています。
この記事を参考にしながら、いろいろな投資方法にチャレンジしてみてください。
リスク分散として複数の商品へ分散することも忘れずに運用しましょう!
公式サイトはこちら