「資金調達ならクラウドファンディングがおすすめ!」「クラウドファンディングは利回りが高い!」とよく耳するけれど、なんとなく怪しい気がするなんて思っていませんか?
横文字で怪しい雰囲気を感じられる方もいるかもしれませんが、現在は怪しいサイトは淘汰されしっかりとした環境になりました。
この記事では、資金調達をしたい「起案者」と、寄付や投資をしたい「支援者」の両者にとって、クラウドファンディングにはどんなメリットがあるのか解説していきます。
おすすめのサイトを14種類紹介するので、まずはこの中から選んでみると良いでしょう。
目次
筆者プロフィール
ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を持つ、金融機関出身のフリーライターです。
投資歴は4年、運用資産は1,000万円に突入し、毎月約2万円以上の不労所得が入ってくるようになりました。
読者の方々の老後の豊かな暮らしや早期リタイアをサポートするため、金融や投資の記事を多く執筆しています。
クラウドファンディングは支援者・投資家として利用しており、大きな不労所得が生まれているので、筆者のポートフォリオではとても重要な位置づけです。
この記事では、これからクラウドファンディングを始める方に少しでも魅力をお伝えしたいと思っています。
クラウドファンディングがおすすめの理由
クラウドファンディングは、資金調達したい個人や企業がインターネット上で融資を募集し、支援者(投資家)は応援したい個人や企業に融資するサービスです。
資金調達を行う「起案者」と、融資や投資を行う「支援者」の2つの関わり方ができ、両者にとってメリットがあるサービスです。
クラウドファンディングをおすすめする理由として、起案者・支援者それぞれにとってのメリットを解説していきます。
「起案者」にとってのメリット
「起案者」にとってのメリットは、気軽に資金調達ができることです。
事業やプロジェクトに必要なお金を集める場合、従来の手段は銀行で融資を受けることでしたが、これに比べればクラウドファンディングは非常に気軽に利用できるのです。
銀行の融資の審査は厳しいため、実績が無い若者だと非常に審査に通りにくいです。
一方、クラウドファンディングでは若者の意外な発想が共感を集めることがあり、若者ならではの長所を活かして資金調達ができるのです。
また、利益の出るビジネスではなく災害復興などの寄付を募りたい場合も、クラウドファンディングは大きな金額を集めやすいメリットがあります。
街頭で募金箱を持って呼び掛けるのは労力がかかる上に集まる金額も少額ですが、クラウドファンディングならインターネットを使って全国の人に呼び掛けることができます。
労力が少ないのにまとまった寄付を集められるため、効率が良いのです。
浮いた労働力をボランティア活動に充てるなどすれば、さらにリソースを有効活用できます。
このように、起案者にとってクラウドファンディングは、審査などのハードルが低く、かつ効率が良い資金調達の手段なのです。
寄付や出資を募りたい方には、クラウドファンディングがおすすめです。
「支援者」にとってのメリット
「支援者」にとってのメリットは、利回りの高い投資ができることです。
投資方法ごとに目安となる利回りを比較すると、次のようになります。
- 投資信託:1%~3%
- 株式投資:3%~7%
- 投資型のクラウドファンディング:2%~12%
クラウドファンディングは案件によってバラつきが大きいですが、利回り10%前後の案件も珍しくないため、高利回りの投資ができるのです。
例えば、100万円を投資した場合利回り1%だと1万円しか利益が出ませんが、利回り10%なら10万円もの利益が出ます。
クラウドファンディングは大きくお金を増やせる投資方法なので、投資をしたい支援者におすすめなのです。
また、お金のリターンではなく社会貢献のためにお金を使いたい人にも、クラウドファンディングをおすすめします。
投資型でない「寄付型」などのクラウドファンディングでは、災害復興のための募金を募るプロジェクトが掲載されているので、寄付をする目的にも使えるからです。
投資をしてリターンを得たい支援者にも、社会貢献のためにお金を使いたい支援者にもぴったりなのが、クラウドファンディングです。
さまざまな目的のプロジェクトがあるので、自分の目的と合致する案件が見つかるはずです。
自分に合ったクラウドファンディングの探し方
クラウドファンディングにはさまざまな種類があり、大きく分けると次の5種類に分けられます。
起案者も支援者も、5種類の中から自分の目的に合ったサービスを使わなければなりません。
クラウドファンディングの種類
- 寄付型クラウドファンディング
- 購入型クラウドファンディング
- 融資型クラウドファンディング
- 不動産投資型クラウドファンディング
- 株式投資型クラウドファンディング
ここでは、5種類のクラウドファンディングの特徴を解説するとともに、どんな人に向いているサービスなのかお伝えしていきます。
ご自身の目的に当てはまるサービスを選ぶ参考にしてみてください。
寄付型クラウドファンディング
寄付型クラウドファンディングは、その名のとおり寄付を募るためのサービスです。
起案者は、災害復興や学校・医療現場への支援、貧困問題など、社会の課題の解決に資するプロジェクトを掲載し、寄付を募ります。
支援者は、そういたプロジェクトの中から、自分が応援したいプロジェクトを選んで寄付をします。
寄付が目的なので、支援者へのリターンは特にありません。
そのため、社会問題を解決することが目的の起案者に向いています。
もし自分や会社の利益にもなるプロジェクトを行うなら、他のクラウドファンディングを使った方が良いでしょう。
また、寄付型クラウドファンディングへの出資は、寄附金控除の対象となります。
税制優遇のメリットもあるので、節税としても使うことができます。
なお、寄付なので支援者へのリターンが無いことも覚えておきましょう。
出資することでお金やモノ、サービスでのリターンを求める方は、他のクラウドファンディングを利用してください。
購入型クラウドファンディング
購入型クラウドファンディングは、起案者から支援者にモノやサービスのお返しを行うサービスです。
起案者は自分の事業への出資を募るので、そのお礼としてモノやサービスをお返しするのです。
リターンの有無の点が寄付型と異なる点です。
購入型はクラウドファンディングの中でもよく使われています。
例えば、人気テレビ番組「志村どうぶつ園」で日本一客が来ない動物園として紹介された「東筑波ユートピア」は、ボロボロになった施設を再建するための費用を購入型クラウドファンディングで募集し、見事4,000万円以上の調達に成功しました。
東筑波ユートピアは、支援者へのリターンにメッセージ動画や年間パスポートなどの特典を用意しました。
支援者にとっては、応援したいプロジェクトに出資できるとともに、年間パスポートなどの特典ももらえて一石二鳥のサービスと言えます。
このように、モノやサービスをリターンとして設定できる手軽さから、購入型クラウドファンディングは個人や中小企業におすすめです。
支援者はバリエーション豊かな案件の中から選べるので、お金ではないリターンを求める人におすすめです。
融資型クラウドファンディング
ここからは、「投資型」のクラウドファンディングを説明していきます。
融資型クラウドファンディングは、企業がオンラインで個人投資家に融資を募り、支援者となる投資家が融資を行うサービスです。
「ソーシャルレンディング」という呼び方の方が一般的かと思います。
「購入型」との大きな違いは、リターンがお金であることです。
支援の見返りとして、起案者は支援者に分配金を支払うのです。
その利回りの目安が2%~12%となっています。
すなわち、お金でリターンが欲しい投資家は、融資型クラウドファンディングなどがおすすめです。
起案者にとってのメリットは、銀行で融資を受けられなかった場合でも、ソーシャルレンディングの業者の審査に通れば、個人投資家からの支援を受けることができる点です。
銀行よりも高い金利が設定されていることがほとんどですが、資金調達できるルートが増えるのは嬉しいですよね。
以上のように、起案者には資金調達ルートを増やすことができるメリットがあり、支援者はお金でリターンを受け取れるメリットがあります。
融資型クラウドファンディングは、会社として事業を行う方や、利回りの高い投資先を探している投資家におすすめです。
不動産投資型クラウドファンディング
不動産投資型クラウドファンディングは、不動産投資の資金調達をしたい企業と、投資をしたい投資家におすすめのサービスです。
不動産投資をしたい企業は莫大な資金を使って物件を購入して運用しますが、元手が足りないケースがあります。
銀行からの融資が受けられない場合など、資金が足りないときに不動産投資型クラウドファンディングを利用すれば、個人投資家からの資金を調達することができます。
投資家も、不動産投資をやりたいけど、自分で物件を保有できるほどのお金はないという方は大勢います。
そのような方は、1万円や2万円で始められる不動産投資型クラウドファンディングがおすすめです。
不動産投資会社の投資を手伝うようなイメージで、小口で出資して自分もリターンを受けられるからです。
ただし、資金調達者となる企業は、投資家の出資割合に応じて不動産投資による収益を分配する必要があります。
支援者にはお金でリターンを支払うというわけです。
以上のとおり、不動産投資型クラウドファンディングは不動産の運用に必要な資金を借りたい企業と、不動産投資をしたいけど資金が潤沢でない投資家におすすめです。
株式投資型クラウドファンディング
株式投資型クラウドファンディングは、未上場の企業が起案者となって資金を調達し、対価として支援者に株式を発行する仕組みのサービスです。
日本の高い技術を持った会社は上場していない企業がほとんどで、一般の投資家が投資しにくい環境なので、未上場の企業に投資できる数少ない手段の一つとなっています。
起案者にとってのメリットは、事業を営むために必要なお金を一般の個人投資家から集められることです。
未上場の企業は証券取引所を介さないため、投資してくれる人を探すのが非常に大変です。
しかし、株式投資型クラウドファンディングなら、インターネットで全国から投資家を集めることができます。
支援者にとってのメリットは、主に配当金をもらえることです。
企業が新たに上場する場合、証券取引所を介して売却できるため、株価が上がっていれば高く売って利益を出すこともできます。
また、株主優待の制度がある場合、自社製品がもらえるなどの特典があります。
以上のように、通常の株式投資と同じようなメリットがあります。
株式投資型クラウドファンディングのサイトはまだ日本では数が少ないのですが、利回りの高さなどから人気が出てきており、今後は増えていく可能性が高いです。
特に、未上場の企業の経営者にとっては、資金調達のルートが増えるということなので、活用を考えたいサービスです。
クラウドファンディングのサイトを選ぶポイント
クラウドファンディングのサイトは増えており、案件の成立率が高い優良サイトから、詐欺まがいのサイトまであって質にバラつきがある状態です。
自分に合った優良サイトを選んで起案したり支援するためにも、次の3つのポイントを押さえてサイトを選びましょう。
ポイント
- 規模の大きさ
- 手数料
- 課金方式
規模の大きさ
クラウドファンディング事業者の規模は、サイト選びの重要なポイントです。
これまでに成立させた案件の数が多いほど、案件の審査能力が優れていると考えられるからです。
破綻が多いサイトだと審査が甘いと考えられるため、支援者は出資したくないですし、支援者が寄り付かないサイトでは起案者もプロジェクトを立ち上げたくないですよね。
そのため、規模の大きさが重要になるのです。
具体的には、クラウドファンディングのホームページの「実績」などと書かれたところをクリックして、過去の案件の成立・破綻の割合や件数を確認しましょう。
手数料
クラウドファンディングを使うためには、手数料がかかります。
他のサイトと比較してあまりに高額な手数料を支払う必要がある場合、別のサイトにした方が良いと考えられます。
手数料は、起案者がクラウドファンディング事業者に支払うケースが多いです。
しかし、起案者は自分の事業に使うお金と、事業者に支払う手数料を合計した金額で融資を募集することになると考えられるため、結果的には支援者が手数料を負担するとも考えられます。
手数料はクラウドファンディング事業者の貴重な収入ではありますが、起案者と支援者にとっては安い方が良いコストです。
できれば手数料が低いサイトを選びましょう。
課金方式
クラウドファンディングには、次の2つの課金方式があります。
- All-or-Nothing方式
- All-in方式
寄付型や購入型では起案者が選べることが多いのですが、サイトによっては選べない可能性があります。
目的に応じて変更できた方が良いと思いますので、選べる事業者で資金調達することをおすすめします。
「All-or-Nothing方式」は、目標の金額を達成した場合のみ、支援を受けられる方式です。
目標金額に到達しなかった場合、支援を受けることはできず、集めたお金は支援者に返済され、クラウドファンディングは失敗となります。
ゼロか100かというイメージですが、中途半端に資金を集めてもできないプロジェクトの場合は「All-or-Nothing方式」を使います。
「All-in方式」は、目標金額を達成できずに募集期間が終了した場合でも、集まった分の支援を受け取れる方式です。
1%でも集まっていたら、支援を受け取れることになります。
寄付など少額でもできる場合は、「All-in方式」を使います。
これらの違いは、支援者にとっても重要です。
目標を達成できなかったとき、「All-or-Nothing方式」ならお金が返って来ますが、「All-in方式」は返って来ないからです。
この違いを理解した上で出資を行いましょう。
寄付型クラウドファンディングのおすすめサイト
ここからは、おすすめのサイトをクラウドファンディングの種類ごとに紹介していきます。
まずは寄付型クラウドファンディングから、おすすめサイト2つを紹介していきます。
おすすめ寄付型クラウドファンディングサイト
- Readyfor Charity
- Good Morning by CAMPFIRE
Readyfor Charity
出典:Readyfor Charity
Readyfor Charity(レディーフォー・チャリティー)は、認定NPO法人、自治体、学校法人などの非営利活動を行う団体への寄付を行える寄付型クラウドファンディングです。
2011年に始まった購入型クラウドファンディング「Readyfor」と同じ会社が運営しており、日本で最大手とも言える規模があるため運営への安心感が特徴です。
2020年8月現在はコロナ禍のため、コロナで困窮する貧困家庭や子供を支援するプロジェクト、先端医療を支援するプロジェクトなどが多く掲載されています。
その他、マイナースポーツへの支援や存続危機にある劇団への支援など、ユニークなプロジェクトが公開されています。
Good Morning by CAMPFIRE
出典:Good Morning by CAMPFIRE
Good Morning(グッドモーニング)は、社会問題と向き合うプロジェクトへの寄付を募る寄付型クラウドファンディングです。
購入型クラウドファンディングの大手である「CAMPFIRE」と同じ運営者のため、クラウドファンディングの実績には安心感があります。
掲載されいているプロジェクトは、東日本大震災からの復興や、刑期を終えた出所者の再犯を防ぐ取り組みなど、社会の課題に真剣にアプローチする内容が多くなっています。
また、コロナで貧困が悪化する国への支援など、海外への寄付も多く見られます。
購入型クラウドファンディングのおすすめサイト
購入型クラウドファンディングのおすすめは、次の2つのサイトです。
おすすめ購入型クラウドファンディングサイト
- READYFOR
- CAMPFIRE
READYFOR (レディーフォー)
出典:READYFOR (レディーフォー)
READYFOR(レディーフォー)は、夢や目標を叶えたい人が起案者となり、共感した支援者が出資を行う購入型クラウドファンディングです。
READYFORは、購入型クラウドファンディングの大手で実績があるサイトです。
掲載されているプロジェクトは、例えば地域の飲食店を元気にするプロジェクト、コロナ禍で収入が減っているサッカーチームの資金調達などが掲載されています。
サッカーチームの場合、選手のサイン入りボールをリターンに設定するなどしており、支援するファンにも嬉しいクラウドファンディングになっています。
CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
出典:CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
CAMPFIRE(キャンプファイヤー)は、国内最大の購入型クラウドファンディングサイトです。
掲載されているプロジェクトは、新たなモノやサービスを作りたい人が、それらをリターンに設定して支援を募っているケースが多く見られます。
例えば、音楽や映画を作りたい人が製作費を募り、リターンにチケットなど鑑賞する権利を設定するプロジェクトが多いです。
また、新商品の開発資金を募集し、支援者には製品を送付する、といったケースも見られます。
融資型クラウドファンディングのおすすめサイト
融資型クラウドファンディングのおすすめは、次の5つのサイトです。
おすすめ融資型クラウドファンディングサイト
- クラウドバンク
- SBIソーシャルレンディング
- Funds(ファンズ)
- クラウドクレジット
- ネクストシフトファンド
Crowd Bank(クラウドバンク)
Crowd Bank(クラウドバンク)は、一度も貸し倒れしたことがない優秀な融資型クラウドファンディングです。
起案者が返済不能に陥らないよう、審査や担保の設定を適切に行っていることがうかがえます。
クラウドバンクが扱っているのは、主に中小企業への融資や海外の不動産ローンです。
クラウドバンクの2020年8月時点の実績平均利回りは7.09%で、かなり高い水準です。
今までクラウドバンクで支援者として投資をした人は、一度も元本割れしたことがなく、平均7.09%の利益を得られてきたのですから、かなり得をしてきたと言えるでしょう。
SBIソーシャルレンディング
SBIソーシャルレンディングは、大手金融グループのSBIホールディングスが運営する融資型クラウドファンディングです。
銀行や証券会社、保険会社を抱えるグループの運営なので、支援者の資金管理などの信頼感はピカイチです。
SBIソーシャルレンディングの名目利回りは2.5%~10%が目安です。
不動産ローンや太陽光発電への投資が主で、高い利回りの案件が期待できます。
Funds(ファンズ)
引用:Funds(ファンズ)
Funds(ファンズ)は比較的新しい融資型クラウドファンディングです。
審査が厳しいと評判で、これまで一度も貸し倒れなどを起こしたことがありません。
最近は不動産投資の案件を主に扱っていますが、企業への融資も扱うことがあります。
Funds(ファンズ)は審査が厳しいため、通過して掲載される案件の数が少ないデメリットがあります
少ない案件に投資家が殺到するので、数秒で億円単位の融資が満額成立してしまうほどです。
最近は抽選方式を導入して早い者勝ちではなくなりつつあるため、使いやすくなった融資型クラウドファンディングです。
Crowd Credit(クラウドクレジット)
Crowd Credit(クラウドクレジット)は、海外の成長国の中小企業を主に支援する融資型クラウドファンディングです。
海外への投資に特化したサイトは非常に少ないため、国外への分散投資をしたい投資家におすすめです。
案件の利回りは6.2%~12.0%であり、融資型クラウドファンディングの中でも高い利回りが期待できます。
海外への融資のため、為替変動リスクがありますが、許容できる方にはおすすめのサイトです。
ネクストシフトファンド
出典:ネクストシフトファンド
ネクストシフトファンドは、鳥取県発の「社会インパクト投資」を掲げる融資型クラウドファンディングです。
主な融資先は海外の中小企業や農家などで、融資を通じて世界の社会問題の解決に資することができます。
寄付と投資を合わせたような融資ができるのが、ネクストシフトファンドの特徴です。
利回りは5%~8%ほどと高いため、社会貢献性が高い投資先を探している方におすすめです。
不動産投資型クラウドファンディングのおすすめサイト
不動産投資型クラウドファンディングのおすすめは、次の3つのサイトです。
おすすめ不動産投資型クラウドファンディングサイト
- CREAL(クリアル)
- オーナーズブック
- LENDEX(レンデックス)
CREAL(クリアル)
出典:CREAL(クリアル)
CREAL(クリアル)は不動産投資型クラウドファンディングの大手のサイトで、2020年8月現在累計調達額は50億円を突破しました。
運用で損失が出た場合にも運営会社から優先的に負担し、投資家に負担が行きにくい仕組みになっていることなどから評判が良いサイトです。
特にCREALは不動産の情報開示に力を入れています。
従来の不動産投資は、売り手と買い手(投資家)との間で情報格差があり、投資家が不利になりがちでした。
CREAL(クリアル)では情報の透明性を重視し、まさに「クリア」な不動産投資を行うことができるのです。
OwnersBook(オーナーズブック)
OwnersBook(オーナーズブック)も知名度の高い不動産投資型クラウドファンディングです。
利回りは4%~5%の案件が多く掲載されています。
OwnersBook(オーナーズブック)の特徴は、投資家同士のコミュニケーションを重視していることです。
OwnersBook(オーナーズブック)の個人投資家がつながれるコミュニティがあるため、情報交換をすることができます。
不動産投資の難しさの一つに、良い物件を紹介しあえる仲間とのつながりを持つ機会がないことが挙げられるため、OwnersBook(オーナーズブック)を使って知り合いを増やすのも良いかもしれません。
LENDEX(レンデックス)
LENDEX(レンデックス)は、利回りが6%~10%ほどと高い案件が豊富で、人気がある不動産投資型クラウドファンディングです。
大部分に担保を設定するなどの対策を取っているため、高利回りですが元本割れのリスクは低く抑えられています。
また、1年以内の短期の案件が中心であることも特徴的です。
運用期間を短くすることで、運用にダメージを与える不確実要素を減らすことができるので、高い利回りを実現できています。
株式投資型クラウドファンディングのおすすめサイト
株式投資型クラウドファンディングのおすすめは、次の2つのサイトです。
おすすめ株式投資型クラウドファンディングサイト
- FUNDINNO(ファンディーノ)
- GoAngel(ご縁ジェル)
FUNDINNO(ファンディーノ)
FUNDINNO(ファンディーノ)は、国内取引量ナンバーワンの株式投資型クラウドファンディングです。
2020年8月時点で累計の調達額は34億円を突破した大手のサイトです。
掲載されている案件は、IoTやプロ向け除菌システムの開発を行う会社などが挙げられます。
これからの生活に必要になりそうな技術を持っている会社が多いため、投資家の方は出資したい案件が見つるでしょう。
GoAngel(ご縁ジェル)
出典:GoAngel(ご縁ジェル)
GoAngel(ご縁ジェル)は、DANベンチャーキャピタルが運営する株式投資型クラウドファンディングです。
ベンチャーキャピタルとは未上場の企業に投資をして収益を得る投資会社のことで、DANベンチャーキャピタルもそのような会社の一つです。
DANベンチャーキャピタルが持っているノウハウによって未上場企業を審査し、案件を掲載しています。
株式投資型クラウドファンディングは日本では歴史が浅いため、ノウハウを持っている企業が運営しているのは心強いですよね。
まとめ
クラウドファンディングがおすすめの理由や、どんなクラウドファンディングのサイトがあるのかなどを紹介してきました。
「寄付型」「購入型」「投資型」の中から、自分の目的に合ったサービスを使いましょう。
インターネットを使うことで、起案者にとっては資金調達しやすくなるメリットが生まれ、支援者にとっては利回りが高い案件に出会えるメリットが生まれました。
筆者自身も支援者として投資型のクラウドファンディングを使っており、不労所得を得られているため、クラウドファンディングを始めようか迷っている方にもおすすめしたいです。